フローリングとクッションフロアの違いは?メリット・デメリットや費用も紹介!
今回の記事ではフローリングとクッションフロアの違いを徹底解説していきます。それぞれのメリット・デメリットだけでなく、おすすめの部屋や費用も紹介しているので、最後までチェックしてみてください!
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フローリングとは?
フローリングは主に木質材系材料からなる床材のことをいいます。木材特有の温もりや香りが特徴で、素足で歩いた時の感触がやさしいこともあり、リビングなどに多く使われている床材です。
フローリングの種類は大きく分けて「無垢(単層)フローリング」と「複合(複層/合板)フローリング」の2種類にわかれます。
無垢(単層)フローリング | 天然木を板状に切断し、自然なままの状態でサネ加工をしたもので、天然の木目と独特な風合いが魅力 |
複層フローリング | 薄い板を複数重ねた集成材にサネ加工をしたもので、反りなどが起こりにくいのが特徴 |
フローリングのメリット
- お手入れしやすい
- ダニが発生しにくい
フローリングはカーペットや畳と違って、汚れやほこりが入り込みにくいため、お手入れしやすいという点がメリットとなります。床に飲み物や食べ物などをこぼしてしまった際もサッと拭き掃除ができ、掃除の手間がかかりません。
また、掃除がしやすいことできれいな状態を保ち、ダニの発生しにくい状態にすることができるのも魅力の1つです。
フローリングのデメリット
- 水に弱い
- 傷つきやすい
フローリングは水に弱いというデメリットがあります。床材に水が含まれてしまうと膨張したり、変色したりしてしまうことも。水や飲み物をこぼしてしまった際には、すぐに拭き取るようにし、長時間濡れたままにしないように注意してください。
また、傷つきやすいのもデメリットの1つで、無垢フローリングであれば修復可能ですが、複合フローリングで深い傷ができてしまった場合は補修や交換が必要になり、コストがかかってしまうこともあります。
クッションフロアとは?
クッションフロアとは塩化ビニール系の素材でできた床材のことをいいます。名前の通りクッション性が高いのが特徴。また、塩化ビニール系の素材は水をはじくことができるため、キッチンやトイレ、洗面所などの水回りに使われることが多いです。
クッションフロアのメリット
- 耐水性がある
- 施工が簡単にできる
- 価格が安く、デザインも豊富
クッションフロアには耐水性があり、多少の汚れであれば拭き掃除でキレイにすることができます。汚れがひどい場合は、中性洗剤を使うのがおすすめです。
また、クッションフロアは薄くてやわらかいシート状になっているため、ハサミやカッターなどで好きな大きさにカットでき、床材用の両面テープを使って簡単に施工することができます。価格が安くデザインが豊富なため、気軽に導入できるのもうれしいポイントです!
クッションフロアのデメリット
- 劣化が早い
- 傷がつきやすい
クッションフロアは専用の両面テープなどを使って手軽に施工できますが、接着材が劣化してしまうとクッションフロアが剥がれてきたり、浮いてきたりしてしまうことも。剥がれてきてしまった場合、そこにホコリやゴミが溜まってしまうため、こまめなお手入れが必要です。そのため、フローリングに比べて劣化が早いといえます。
また、クッションフロアは傷つきやすいという点もデメリットの1つです。重たいものを長時間置いていると、その部分がへこんでしまうこともあるため、重たいものの置きっぱなしには注意しましょう。
フローリングとクッションフロアどっちがいい?
フローリングにおすすめの部屋
- 重い家具を置く部屋
大きいタンスや幅のある本棚など重い家具を長い間置く場合、クッションフロアだと床がへこんでしまう可能性があるため、フローリングを選ぶようにしましょう。
クッションフロアにおすすめの部屋
- キッチンや洗面所・トイレなどの水回りの部屋
- ペットや小さい子供がいる部屋
クッションフロアは耐水性があるため、キッチンや洗面所・トイレなどの水回りの部屋におすすめです。
また、汚れがつきにくい・お手入れがしやすい・滑りにくいなどという観点から、ペットや小さい子供がいる家庭にもぴったりな床材となっています。
フローリングリフォームの費用
フローリングとクッションフロアそれぞれリフォームにかかる費用目安は以下の通りです。
床材 | 費用の目安(6畳) |
フローリング | 約9〜18万円 |
クッションフロア | 約4.5〜10万円 |
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フローリングとクッションフロアに関するQ&A
Q1. フローリングのメリット・デメリットは?
A. フローリングのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・お手入れしやすい ・ダニが発生しにくい |
デメリット | ・水に弱い ・傷つきやすい |
Q2. クッションフロアのメリット・デメリットは?
A. クッションフロアのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット | ・耐水性がある ・施工が簡単にできる ・価格が安く、デザインも豊富 |
デメリット | ・劣化が早い ・傷がつきやすい |
Q3. フローリングにおすすめの部屋は?
A. 重い家具を置くならフローリングがおすすめ
重たい家具を設置するならフローリングがおすすめです。クッションフロアは凹み跡がついてしまう可能性があります。
Q4. クッションフロアにおすすめの部屋は?
A. クッションフロアは水回りなどにおすすめ
水に強いクッションフロアは、キッチンや洗面所、トイレなどの水回りに向いています。滑りにくいのでペットや小さい子供がいる部屋にもいいでしょう。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年9月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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