防犯カメラを自分で設置する方法は?費用やカメラの種類も紹介

「自宅に防犯カメラを設置したい」「自分で設置してコストを抑えたい」と考える人も多いでしょう。今回は、防犯カメラを自分で設置する際の注意点や準備する物などを解説します。また、気になる費用や防犯カメラの種類も紹介するので参考にしてみてください。

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防犯カメラを設置するメリット

はじめに、防犯カメラを設置するメリットを紹介するので参考にしてください。防犯カメラは犯罪や盗難などの被害を防げるほか、家族やペットなどを見守ることができたり、店舗だとマーケティングにも活かせたりといったメリットがあります。

犯罪を防げる

防犯カメラを設置することで防犯効果になります。空き巣や強盗などの被害、近隣トラブルに巻き込まれた場合や、付近で事件・事故があった場合などに証拠となるでしょう。防犯カメラを設置し、かつ防犯装置設置のマークがあると警戒されやすいといわれています。

家族やペットなどを見守れる

自宅に防犯カメラを設置すると、「家」だけでなく家族やペットを守ることにも効果があります。防犯カメラの種類にもよりますが、スマホと連動でき防犯カメラの映像を遠隔で見られるカメラもあるため、日中自宅を空ける人や旅行に行くときに便利です。

マーケティングに活かせる

防犯カメラを店舗で利用するとマーケティングにも役立つ可能性があります。どの時間帯にお客さんが多いのか、どういった客層なのか、どういったアイテムを手に取るのかなどを分析できます。それにより、商品の配置を変えたり、取り入れる商品を見直したりと利益の反映に繋げられるかもしれません。

防犯カメラの種類

防犯カメラの種類は主にボックス型カメラ、ドーム型カメラ、PTZ型カメラの3種類があります。それぞれ機能や目的が異なるので防犯カメラ選びは重要ポイントになります。

ボックス型カメラ

ボックス型カメラはよく見かける一般的な防犯カメラの種類です。四角い形をしており先端にレンズが付いている形状で、明らかに防犯カメラだと分かるため、取り付けるだけで「ここは撮影されている」という警告になります。

また、ボックス型カメラは設置すると固定され、ピンポイントで撮影できるため、玄関や駐車場、不審者の侵入口になりやすい窓などの設置におすすめです。

ドーム型カメラ

ドーム型防犯カメラは名前の通り、​​丸型でドーム状の形状をした防犯カメラの種類のこと。ドーム型の防犯カメラはボックス型の防犯カメラと比べてスッキリとしたデザインで威圧感が少なく、「ここに防犯カメラがある」と分かりにくいのが特徴。照明設備に似ている形で空間に馴染むので、店舗やオフィスなどの設置におすすめです。

PTZ型カメラ

PTZ型カメラとは、パン(Panoramac)・チルト(Tilt)・ズーム(Zoom)の略です。 パンは上下、チルトは左右、ズームは拡大縮小の意味でそれぞれの機能が搭載されている防犯カメラとなります。基本的にはドーム型の防犯カメラに搭載されており、90〜360度撮影できるため死角がほとんどありません。価格は少し高めですが、全体的に撮影したい人におすすめの防犯カメラです。

防犯カメラの設置費用

防犯カメラを設置する場合の費用は、防犯カメラ費用と工事費用などトータルで1台あたり室内用だと約10〜20万円、野外用だと約15〜20万円が目安となり幅広いです。

※LIMIA編集部が2023年6月時点で調べたおおよその価格目安です。

自分で防犯カメラを設置する際の注意点

  • 撮影する範囲に注意
  • 行政で定められた手続きを行う
  • 天井や壁付けで電源コードを取り回す必要がある

撮影する範囲に注意

防犯カメラを設置する際は、撮影したい場所がきちんと映っているか確認しましょう。ボックス型カメラだと上下や左右などの動きができないため、ピンポイントで場所をとらえるのが重要です。また、ドーム型の防犯カメラでも360度回らないものもあるので、死角が映らなくても問題ない場所なのかもチェックする必要があります。

行政で定められた手続きを行う

防犯カメラを自分で設置する際、市町村区で手続きが必要になる場合もあります。なかには、設置プランを立てて設置場所や所有者の許可を得なければならないケースも。また、トイレや更衣室、お風呂、脱衣所などに防犯カメラを設置して撮影すると、個人情報保護法などに抵触することもあるので注意してください。

天井や壁付けで電源コードを取り回す必要がある

特にドーム型の防犯カメラを天井に自分で設置する際は、天井に防犯カメラが埋まるくらいの穴をあけて延長ケーブルとカメラを繋ぐ作業が必須になります。少しでも間違えてしまうと、配線トラブルが生じたり、カメラの撮影範囲がズレてしまったりといった失敗事例も。穴をあける位置や配線は正しいのかきちんと計算してから行いましょう。

自分で防犯カメラを設置する手順

  1. 1.. 必要な道具を準備する
  2. 2.配管の設置
  3. 3.カメラの設置
  4. 4.カメラとケーブルの結合
  5. 5.配線の引き込みと接続テスト
  6. 6.穴を埋める

防犯カメラを設置する際の大まかな手順は上記の通りです。

自分で設置するのが不安なときは専門業者に相談しよう

防犯カメラの設置を検討している人は、「防犯カメラ設置110番」のお得なプランの利用がおすすめです。

防犯カメラ・録画機・設置工事費が含まれたベーシックプラン98,800円(税込)や、要望に合わせたプランを防犯設備士が提案するオーダープランもあり、徹底的に防犯対策をしたいという人にもおすすめです。

電話での相談は24時間365日受付中のため、防犯カメラの設置を検討している人は、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります

自分で防犯カメラを設置するにはさまざまな準備が必要!

今回は、自分で防犯カメラを設置する際の注意点や手順などを解説しました。自分で防犯カメラを設置するには道具を揃えたり、近所のプライバシーにも配慮したり、各自治体のガイドラインを確認しなければなりません。手間や時間もかかるため、防犯カメラの設置は業者に依頼するのも検討してみましょう。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年6月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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