水切りカゴのおすすめ26選！ステンレスやスリム、2段ラックなど

水切りカゴにストレスを感じる理由とは？

水切りラックとも言われる水切りカゴは、食器を置ければ何でもいいと思いがちですが、実はしっかり選ばないと意外とプチストレスが溜まるアイテム。水切りカゴに対しての主な不満理由は、

・洗った食器の量に対して容量が足りない
・作業スペースを占領して料理がしづらい
・排水が上手くいかずにシンク周りがビチャビチャ
・お手入れが面倒で汚れやすく不衛生

この4点です。今使っているものが使いづらいと感じている方は、この機会に水切りカゴを改善して、プチストレスを解消しましょう！

水切りカゴの選び方1．種類を決めよう

水切りカゴは、形や置き方、排水方法に種類があります。ここでは、タイプの選び方を解説。メリットやデメリットも紹介しているので、参考にしてくださいね。

王道の「バスケットタイプ」、とにかく使いやすい！

バスケットタイプのメリット

バスケットタイプのデメリット

水切りカゴの中でも愛用している方が多い、バスケットタイプ。コンパクトや大容量など、種類が豊富で自分好みの商品が見つかりやすい王道タイプです。

また、水切りカゴのモヤモヤポイントとして「邪魔」「作業スペースがなくなる」という意見が。そうならないように、キッチンで作業しているイメージをしてからサイズや形を決めましょう。最近は、水切りカゴを作業台にできる2wayタイプや、横に長いタイプなども販売されていますよ。

手間が軽減できる「シンク内タイプ」

シンク内タイプのメリット

シンク内タイプのデメリット

「シンク内タイプ」は、キッチンが狭くて「作業スペースを確保したい方」や、オープンキッチンだから「生活感を隠したい方」、手間を省いて「作業スピードを上げたい方」におすすめです。

小さいキッチンに設置すると、洗い物がしづらくなるので要注意。あとは、シンクのサイズ・形に合うものを探す手間さえクリアすれば、使ったときの便利さにちょっと感動するかも。

「つっぱりタイプ」「シンク上タイプ」でスペースを有効活用

つっぱりタイプ・シンク上タイプのメリット

つっぱりタイプ・シンク上タイプのデメリット

「シンクにも置けないし、作業スペースも確保したい」そんな悩みがある方にうってつけなのが、つっぱりタイプとシンク上タイプです。

作業台やシンク上のデッドスペースに水切りカゴを設置することで、キッチンスペースの余裕がなくても大丈夫。洗い物の下に受け皿や珪藻土が付いているものがあるので、水垂れを防ぎますよ。

「2～3段タイプ」で縦に収納するのも◎

縦に複数段あるものだと、限られた場所に収納スペースを増やすことができます。上段はコップや小皿、下段にフライパンや大皿など大きさに分けて置けるのがうれしいですね！

受け皿のタイプも大切！

「自動排水しないタイプ」は置き場所を選ばない

自動排水しないタイプは、水が流れないので、シンクの横に置かなくてもいいのがメリットです。水を溜めっぱなしにしておくと、湿気が溜まり菌が繁殖する恐れがあるので、定期的に水を捨てる必要があります。受け皿が簡単に取れたり、水がこぼれにくいような構造になっていたりするものがおすすめです。水捨てが面倒な方は、自然乾燥する珪藻土が受け皿になっている商品を選ぶと◎。

シンクの近くに置くなら「自動排水×排水口固定タイプ」

水切りカゴの向きを変える必要がないのなら、安定感のある自動排水×固定タイプがおすすめです。しっかりと水をシンクに流してくれます。また、部品の取り外しもないので、お手入れが簡単ですよ。

「自動排水×排水口可動タイプ」は向きが自由自在

状況によって水切りカゴの向きを自由に変えたいという方には、排水口の向きを変えられるものがおすすめです。排水するパーツが取り外しできるようになっていることが多いので、お手入れする際は分解して洗う必要があります。

材質は「お手入れのしやすさ」と「デザイン性」で決める

水切りカゴに使われる材質は、ステンレス／スチール、プラスチック／ポリエチレンが多いです。材質は、「お手入れのしやすさ」と「デザイン性」を考えて選びましょう！

ステンレス／スチール

デザイン性にこだわるなら、見た目がシンプルで光沢感があるステンレス／スチール製が◎。強度や耐久性も優れているため、安定感があり比較的長く使える商品が多いです。

お手入れとしては、水あかがつきやすいので、定期的に水あか落としをする必要があります。また、ワイヤーの溶接部分に汚れが溜まりやすいので、溶接部分の少ない商品がおすすめ！

プラスチック／ポリエチレン

プラスチック／ポリエチレンは、扱いやすいのがポイントです。軽量なものが多いので、水切りカゴをよく移動したり、使わないときはしまっておきたいという方におすすめ。

ただ、プラスチック／ポリエチレン製は、汚れや菌でヌメヌメしやすいのがデメリット。スポンジや中性洗剤で洗い、パーツが取り外しできる場合は、分解して細かなところの汚れを落とします。カビに弱いため、定期的に漂白をして除菌しましょう。

水切りカゴの選び方2．キッチンの構造に合わせよう

水切りカゴは、キッチンの構造によって選ぶポイントが変わります。

「I型、L型」は作業スペースがカギ！

I型とL型で、キッチンの作業スペースが限られている場合は、作業スペースを確保しておくことを忘れずに。作業スペースと逆側のシンク横に置けるバスケットタイプのサイズがあれば、スペースを有効活用できます。また、シンクの広さによって、シンク内タイプを検討したり、突っ張り棒が設置できる構造なら、突っ張り棒タイプも視野にいれてみるのもおすすめです。

広いキッチンには「バスケットタイプ」がおすすめ

Ⅱ型、U型、アイランド型、ペニンシュラのレイアウトは、ある程度作業スペースが確保されている場合が多いので、バスケットタイプで使いやすさを優先した選び方がおすすめです。仕切りのないオープンキッチンだと、生活感が気になる方もいるので、デザインもチェックしておきましょう。

水切りカゴを長く愛用するための5つのチェックポイント

基本的な選び方がわかった上で、購入を検討する際に水切りカゴ選びに失敗しないためのチェックポイントは5つ。購入前にぜひチェックしてくださいね！

1．一度に洗う食器の量

デザインやコンパクトさのみ重視してしまうと、食器が入りきらないなんて失敗も。人数に合わせて選ぶのはもちろん、まとめ洗いをするならちょっと大きめにしたり、コップや大皿などよく使う食器の種類もポイントに選んでみてください。

2．置き場所での作業イメージ

水切りカゴを置くことによって、"作業スペースにどう影響するのか"一度シミュレーションをしてみることが大切です。逆にどこに置いたら作業の邪魔にならないかイメージしてみましょう。そうすることで、どんなタイプの水切りカゴがいいかはっきりと見えてくるはず。

3．排水経路の確認

使ってみてから、「水の排水がうまくいかない」「シンクの周りや淵に水が溜まる」というケースもあります。排水経路を確認してから、どの受け皿のタイプがいいか検討してくださいね。

4．お手入れ方法の確認

商品を選ぶ際にお手入れのイメージもしておくのがおすすめです。どんな水切りカゴでもお手入れは必要です。もし、一番にお手入れの手間を重視するのなら、フッ素コートがしてあるものや、水切れが早いものなど汚れにくい商品を選びましょう。

5．使いやすい水切りカゴか、イメージを膨らませる

最後に、購入を考えている水切りカゴを使っているイメージを膨らませましょう。他4つのポイントをチェックして、総合的にどうかで購入判断をします。これで水切りカゴ選びの失敗を防ぐことができます！

また、水切りカゴには付属のパーツがあります。布巾をかけるところがなかったら布巾ホルダー、コップを置くスペースが足りないならコップを吊るすフックを購入するなど、「この商品、ちょっとここが足らない……」という場合は、付属パーツを追加し補うのもおすすめですよ。

価格帯も検討してみて

今回は、LIMIA編集部で厳選した、数千円～2万前後の商品を紹介しています。水切りカゴは100～500円程度の商品も販売しているので、紹介する水切りカゴの価格を見て「思っていたよりも高いかも……」と感じるかもしれません。

しかし、水切りカゴに日々使いづらさを感じながらも使用し続けている方にこそ、用途に合う商品を選んでほしいです。自分の必要条件を見直せば、「食器が入りきらない」「作業場が少ない」「周りが水浸しになる」「お手入れが面倒」など、日々積み重なる小さなモヤッとが解決できますよ！

長く愛用することを想定しよう

数年間、1つの水切りカゴを愛用することを考えてみましょう。キッチンの構造や用途に合った使いやすさを求めたくなりますよね。もちろん、高いものを購入すればいいというわけではありません。100円でも自分の希望に沿っていれば、それも正解です。

ただ、フッ素コートで水を弾くものやオールステンレス製、伸縮できたり水切りカゴ以外でも使えるなど、比較的高価な商品は、構造や材質にこだわっている商品が多いです。用途に合わせて使いやすい水切りカゴを見つければ、価格以上の価値になるはず！

LIMIA編集部、水切りカゴおすすめ26選

LIMIA編集部で厳選した水切りカゴを「バスケットタイプ」「シンク内タイプ」「つっぱりタイプ、シンク上タイプ」「番外編 折りたたみタイプ（水切りラック）」のタイプ別に分けて紹介します。

【10選】バスケットタイプの水切りカゴ

【10選】シンク内タイプの水切りカゴ

【3選】つっぱりタイプ、シンク上タイプ

【3選】番外編｜折りたたみタイプ（水切りラック）

おすすめの水切りカゴを一覧表でチェック！

ニトリもおすすめ！省スペースの水切りマット

水切りカゴを置くスペースがない、キッチンをすっきりさせたいという人には『ニトリ』の水切りマットがぴったり。LIMIAユーザーさんにも人気のアイテムです。プレートスタンドと吸水マットがセットになっていて、使わないときはしまっておけますよ。

水切りカゴが使いやすいかは選び方次第！

最近の水切りカゴは、私たちの不満を解消してくれるかのように、機能性やデザイン性が進化しています。選ぶ際に注意すべき点を確認することで、水切りカゴ選びに失敗しにくくなりますよ。この機会に、日常の中のちょっとしたモヤッとを解消してみてくださいね。

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