洗ってもふわふわ感は維持できる！ダウンジャケットの正しい洗い方

今年もいよいよ寒い季節に突入してきましたね。そんな時期に欠かせない存在となるダウンジャケット。みなさんも、最低一着は持っているのではないでしょうか？

しかし皆さんは、冬の間ヘビーローテーションしているダウンジャケットを洗濯していますか？冬だからといってダウンジャケットも、汗や外出時に汚れるため他の衣類と同じように洗濯は必要です。

では洗濯しなかったらどうなるのか？天然のもので出来ているからこそ、フワフワ感がなくなる、汚れで寿命が縮む。このようなことが考えられます。

その対策として有効なのが他ならぬ洗濯することなのです。今回は、その正しい洗濯方法をご紹介します。

■目次
1. ダウンジャケットを適当に洗ってない？
2. 洗濯タグを確認
3. 洗濯する
4. 干す
まとめ

1. ダウンジャケットを適当に洗ってない？

ダウンジャケットを持っていても、洗濯はしていないという方は意外と多いはず。

ダウンジャケットは取り扱いが難しく、クリーニング店に出すものというイメージがありますよね。

確かにダウンジャケットの洗濯は簡単と言い切れません。適当に洗ってしまうと、ダウンジャケットの寿命を縮めかねないでしょう。ではどういったことに気をつければ良いのでしょうか？

2. 洗濯タグを確認

まず洗濯前に大事なのが、洗濯タグを確認することです。今回洗濯していくダウンジャケットは、「手洗い30中性」のタグがついています。

日陰干しとあり、これは乾燥機とアイロンはNGという意味です。NGになっていることをしたら縮み、破れ、変色等の原因となるので絶対に避けなければなりません。

3. 洗濯する

洗濯タグを確認したらいよいよ洗濯をしていきます。先ほども話した通り、洗濯タグが「手洗い30中性」となっていたので手洗いするか、洗濯機の手洗いコースで洗うか。そして洗い水の上限温度を30℃にして中性洗剤の使用が条件となります。

とりあえず洗濯する前にダウンジャケットの全体を見回し、汚れの有無を確認してください。中性洗剤を使い必要ならば、手洗いで取り除きます。

次に手洗いか洗濯機で洗いましょう。今回は洗濯機の手洗いコースを使います。

この時、ダウンジャケットは確実にファスナーを閉め、洗濯ネットに入れてください。この措置をしておかないと、破れの原因となります。

洗濯機に水が張られたら、ダウンジャケットが浮いてくると思います。そのため、洗濯ネットにバスタオルを縛り付け、沈むようにしておきましょう。沈んでくれないとダウンジャケットが、キレイに洗えません。後は洗濯機に任せましょう。

洗濯が完了したらダウンジャケットを一回取り出します。ダウンジャケットは濡れていると中でダウンが固まったり、偏ったりしてしまうので、一回叩いてダウンを均一にさせます。

均一にしたらもう一度ネットに入れて、脱水を行います。コレを2～3回繰り返してください。そうすると、汚れがきれいに落ちます。

4. 干す

脱水が完了したら、いよいよ干していきましょう。

まずハンガーは針金ハンガーではなく、普段からダウンジャケットに使っているような幅の広いハンガーを選びましょう。細いハンガーを使ってしまうと型崩れの原因となります。

場所としては風通しの良い日陰が良いでしょう。ダウンジャケットはデリケートなので、太陽光が直接当たってしまう場所だと、ダメージを受けてしまいます。

日陰がなければ室内に干して、エアコンや除湿機を使用して乾燥をアシストします。ダウンジャケットは非常に乾きにくいので、乾くまで日数がかかる場合もあります。

まとめ

今回はダウンジャケットの洗濯方法を紹介していきました。

多くの人がダウンジャケットは洗えないという固定概念を持っていますが、ダウンジャケットにも洗えるものがあります。一度、洗濯タグを確認して洗えるか否かを確認してみてください。

しかし今回紹介した方法で、高級ダウンジャケットを洗うか否かを判断しなければならないのなら、避けた方が良いかもしれません。高級ダウンジャケットは繊細な分、ちょっとのミスが取り返しのつかないことになります。
高級ダウンジャケットの場合は、一度最寄りのクリーニング店などに相談するのが良いでしょう。