ダイソーのマジックテープ8種類｜サイズと色展開、向いている使い方

100均ダイソーにはマジックテープ（面ファスナー）の種類が豊富！

手芸や工作などに使えるマジックテープ（面ファスナー）は、ワンタッチで簡単に接着したり剥がすことが可能で便利です。

そのため、バッグなどのボタンやファスナーの代わりにつけたり、コード類を束ねる収納に使われることも。正方形や丸い形のもの、自分でカットして使えるものなどがあり、用途に合わせて選べます。

手芸用品店やホームセンターだけでなく、100均でも手軽に購入できますよ！　とくに『ダイソー』には、たくさんの種類のマジックテープやファスナーテープが売られているため、使いたいものにぴったりのアイテムを買うことができます。

ダイソー、セリア、キャンドゥで見つけた面ファスナーの種類

人気の『セリア』『キャンドゥ』も含め、各100均で販売しているマジックテープの種類一覧を下記にまとめました。基本的には扱っている種類に大きな違いはなく、店舗の大きさや在庫状況によって購入できるものが異なる印象です。

セリアやキャンドゥにも魅力的なアイテムが多数そろっていますが、本記事ではダイソーに注目。バリエーション豊かな"面テープ"の中からLIMIA編集部がピックアップした、おすすめの商品を掲載しています。

マジックテープとファスナーテープの違い｜用途に合った商品を選ぼう

ダイソーの店舗に足を運んでみると、売り場には『マジックテープ』と『ファスナーテープ』と名前のついた商品が販売されていました。見た目も非常に似ていて、どちらを購入すればよいのか最初はわからず……。

調べてみると、マジックテープとは株式会社クラレファスニングの登録商標で、『ファスナーテープ』とはダイソーの商品名であることがわかりました。名前は違いますが、どちらも"面ファスナー"であることには、変わりません。

店舗に並んでいるもののサイズや形状を見て、自分の用途に合ったものを選べばOKです。

マジックテープ｜ダイソーでも買えるクラレの定番商品

ダイソーにはクラレファスニングの『マジックテープ』も販売しています。通常使用であれば約5,000回付けたり剥がしたりを繰り返しても、高い接着力を保つのが特長。

カラーも白と黒の2色があるので、つけたい物の色に合わせて選ぶことができます。今回購入したのは白色。パステルカラーやホワイトの小物、インテリアと好相性です。

バッグ、小物、インテリアなど幅広い用途におすすめ

マジックテープのフック面（チクチクした方）はしっかりした硬さがあり、曲がりにくくなっている印象を受けます。対して、ふわふわとした方のループ面は柔らかめ。

ほかの商品と比べてループ面は輪の数が少なめで、かつ規則正しく並んでいます。そのため毛羽立ちにくく、ハサミでカットしてもホコリがほとんど出ないところが魅力的でした。

接着タイプのマジックテープは、好きな大きさにカットし、裏紙を剥がしたらすぐに使えます。今回はトートバックにペタリ。とても簡単に使用でき、さらに短時間で作業も終了。

しかし素材との相性が悪かったのか、何回か接着を繰り返すと剥がれてしまいました……。凸凹した面や布製品に貼るときは剥がれてこないか注意する必要がありそうです。プラスチックやガラス、紙といった素材でできたものに貼るのもおすすめ。

ファスナーテープ接着タイプ｜サイズ展開豊富なダイソー商品

ダイソーの『ファスナーテープ』には接着タイプもラインアップ。正方形や幅の広い長方形、細長い長方形と、さまざまな形とサイズのものがそろっています。選択肢が広いので、貼りたい小物やインテリアの大きさや形に合ったサイズのものを選ぶと◎。

豊富な種類の中からLIMIA編集部では『正方形』をチョイス。面積がほかのサイズより大きめなので、面の広い物に貼りたいときに便利です。

細長いものから四角形まで、使いやすい形やサイズを選べる

ファスナーテープのフック面は比較的やわらかめ。ループ面よりは硬いですが、平面ではない物や柔軟性のある小物に貼りたい方にぴったりです。

ループ面はとてもふわふわとしていて触り心地バツグン！　しかし、カットするとホコリが目立ちやすいというデメリットも……。気になる方は貼る物のカラーとファスナーテープの色をそろえて、できるだけホコリを目立ちにくくさせましょう。

接着タイプの中から、さまざまな物に貼ったり、カットに失敗しても何度も使えたりしそうな大きめの正方形を購入しました。

両端に1個ずつボタンがついているタイプのクリアファイルに、ファスナーテープを貼ってアレンジ。貼る前はボタンをわざわざ留めるのが大変でしたが、ワンタッチで簡単に開閉できるようになりました！　プラスチックとファスナーテープの相性もぴったりです。

ファスナーテープ縫製タイプ｜服や布類に縫いつけて使える

縫製タイプは、衣類や布製の小物に適しているファスナーテープ。洗濯やドライクリーニングもできるのがおすすめポイントです。汚れやすい子どもの洋服にも◎。

付け方は接着タイプと異なり、ミシンや手縫いで縫う必要があります。

サイズは2.5×30cmの細長いタイプと、5×15cmの長方形タイプの2種類。それぞれ黒、白の2色展開です。LIMIA編集部では、少し太めの5×15cmの黒色を購入しました。

ファスナーやボタン代わりに！使用頻度の高いバッグにもおすすめ

ファスナーテープの縫製タイプは、布につけるボタンやチャックの代わりとして貼りたい方におすすめ。触ってみると、フック面もループ面もとてもやわらかく、ペラペラとしている印象でした。

ほかの商品に比べると薄いため、手縫いの方にも使いやすいかもしれません。ホコリが舞うのがやや気になりますが、カットも簡単にできました。

5×15cmサイズのファスナーテープをカットし、トートバッグに縫って後付けしてみました。ちなみに今回購入しなかった2.5×30cmのタイプは、洋服や幅の広いカバンのチャック代わりに、細く長く使いたい方に人気のよう。

実際に縫ってみてわかったのは、固くてなかなか針が通らないこと！　時間をかければできないことはありませんが、とにかく針の抜き刺しが大変です。必ずミシンを使用するか、手縫いの場合は、針を押し出すのに便利な"指ぬき"を準備しておきましょう。

とはいえ縫製タイプは剥がれにくく、しっかり固定できるので、1度つけてしまえば長く使いやすい点がおすすめです。

ファスナーテープ アイロン接着タイプ｜簡単につけられて水洗い可能

アイロン接着タイプのファスナーテープは、貼りたい場所にあてて裏側からアイロンをかけるだけでOK。水洗いができるので、洗濯する頻度の高いカバー類にも使えます。

サイズは2.5×15cmのみですが、カラーはブラックとホワイトの2色から選択できます。どちらも使い勝手がよさそうでしたが、LIMIA編集部では定番の白を購入しました。

水洗いができるので衣類やふとんカバーにもおすすめ

アイロンを使える布製品ならどんなものにも使える、アイロン接着タイプ。ふとんカバーやソファーカバーはもちろん、手作りの布小物などにも貼ることができます。

商品を手にとってみるとやや厚め。さらに、裏面はほかのファスナーテープと違って、ツルツルとしたフィルムのようなものが張り付いていました。このフィルムのような粘着剤が、アイロンをかけることで布とくっつきます。

白い枕カバーにつけてみたところ、アイロンをあてるだけで簡単に貼ることができました。コツは、ファスナーテープの角の部分までしっかりとアイロンをあてること。角の部分の接着が甘いと、そこから剥がれてくる可能性があります。

また、アイロンの熱が冷めないうちにファスナーテープを引っ張ると、取れてしまうこともあるので気をつけましょう。その点に気をつければ、しっかりと固定されるため、着脱や水洗いもしやすいのがおすすめポイントです。

フリーファスナーテープ｜ループとフックの一体型

フリーファスナープは、ループ面とフック面が一体になっているのが特長です。そのため折り返して使ったり、結束バンドのようにくるっと丸めて使用することも可能。

ダイソーには"粘着タイプ"と"縫製タイプ"の2種類があり、LIMIA編集部では手軽に使える粘着タイプをゲットしました。どちらも長さが40cmあるので、カットしても長いままでも活用できます。

一体タイプで使いやすく、インテリアや雑貨の固定に便利

カットしてみたところ、意外とホコリが出にくい印象でした。また、ループ面はほかのファスナーテープのループ面よりは固いものの、フック面よりはやわらかい肌触り。これなら布を傷つける心配も少なくて済みそうです。

一体型のメリットは、しなやかで曲げたり丸めたりも簡単なところ。さらに、フック面とループ面を間違えて接着するミスをなくすこともでき、ハンドメイドやDIY初心者さんにもおすすめです。

ふわふわとした素材や傷つきやすい生地、肌に直接触れるものにも使いやすいフリーファスナーテープ。ホコリがつきにくく、見栄えをキレイに保ちやすいのも魅力です。

今回購入した接着タイプは、ガラス、プラスチック、金属といった素材の雑貨やインテリアにぴったり。バリエーションの縫製タイプは、幅広い布製品に使えるのはもちろん、コード類を束ねてスッキリ見せたいときにもおすすめです。

面ファスナー角型8個入り｜リモコンの貼り付け用にぴったり

100均ダイソーで販売されている『面ファスナー角型8セット』を使ったMANAさんのアイデア。テレビの裏側に面ファスナーをペタリと貼り、リモコンとテレビ台を掃除する道具を固定しています。

見えない場所につけることで、生活感を出さずにすっきりと収納！　さらに「あれ？リモコンどこだっけ？」と行方不明になることもありません。

面ファスナー配線ベルト｜長さを調整してスリムに結束

マツさんが見つけたのはダイソーの『面ファスナー配線ベルト』です。ぐるぐるとうず巻き状で販売されていて、長さはなんと150cm！　値段と長さを考えると、とてもコスパのよいアイテムです。

適度な長さにカットして、スマホの充電器や小型家電のケーブルなどをまとめるのにおすすめ。折り曲げて結ぶよりも負荷がかかりにくいのがポイントです。コードの劣化が気になるときにも◎。

▼ダイソー『面ファスナー配線ベルト』の収納アイデアをチェック！

ワンタッチタイ7本入｜くるっと巻くだけの簡単面ファスナー

オホーツク・セゾンさんは、ダイソーの『ワンタッチタイ7本入』をメスティンにくるっと巻いて使用。

フタが開かないようにしたことで、縦につるして保管できるようになりました。カラフルでかわいいので、見せる収納術としても◎。こちらのアイデアを活かせば、お弁当のフタを押さえるためのバンドや結束バンド代わりにも使えそうですね。

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※紹介したアイテムは一部店舗では取り扱っていない場合があります。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年3月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2022年3月）に基づいたものです。
※記載しているサイズとカラーバリエーションは、2022年3月現在のものです。
※掲載商品については予告なく廃盤、仕様変更等が発生する場合がありますので、あらかじめご了承ください。