日本の美意識の結晶「盆栽」。洋風の部屋にも合う進化を遂げていた!

「自然が身近にあるライフスタイル」といえば、雑誌やテレビでもよく取り上げられるトレンド。なにかと海外トレンドがもてはやされがちですが、日本は古くから美しい植物を愛でる文化がありました。今回紹介するのは《東京盆栽生活空間》の盆栽。現代のお部屋にもフィットするような、モダンな盆栽が展開されています。

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作家手作り、世界でひとつの《アクア盆栽》

今までの盆栽のイメージは、焼き物の鉢に土を敷き、小ぶりな松の木が植わっている……というような古風なもの。しかしこの《アクア盆栽》は、従来のイメージを大きく覆しています。

土は使わず水で育てるという点が従来の盆栽との大きな違い。古風で管理が大変そうといった盆栽の印象が、大きく変わっています。

こだわりの詰まった器も大きなポイント。ガラスと、流木や石で作られたデザインは、従来の松で作られた盆栽とは対局にあるかのようなデザインです。

これらは全て、ガラス作家さんの手作りで、流木や石の形などに合った、世界にひとつだけのデザインです。

器をガラスにすることで、従来の盆栽では見ることができなかった根っこの部分も全て鑑賞できるというのもユニークです。

お手入れも簡単で、週に1度水を入れ替えるだけでOKです。サンスベリアやワーネッキーなどの強い植物が多いため、初めて観葉植物を育てるという人でも心配ありません。水耕栽培で育てられる観葉植物は多いため、時期によって植物を植え替えても良さそうですね。

古典的な盆栽好きには《マイクロ盆栽》

「いかにも盆栽」といったものが好きだけど、飾るスペースがない。部屋の雰囲気にも合わないというお悩みをお持ちの方は多いはず。

そんな方にオススメしたいのがこちらの《マイクロ盆栽》。手の平サイズの極小盆栽は、飾る場所を選びません。

小さいながらも、一つ一つの鉢植えに世界観があり、見ていて飽きません。

器は九谷焼き作家による白磁色。和風のお部屋ももちろん、洋風やアジアンテイストなお部屋であってもバランスを崩すことはありません。

こちらのマイクロ盆栽は、盆栽職人が育てた良質な植物を厳選したもの。小さいながらも、古来からの盆栽の風情を本格的に堪能することができます。

この小ささであっても、育つのに最低数年はかかるというのだから驚き。長年連れ添えるパートナーのような存在になりそうです。

遺跡を感じさせる仏像盆栽

絶対誰とも被らない!? ユニークすぎる盆栽がこちら。
その名も、《仏像盆栽》。

まさに文字通り、盆栽の中に仏像が鎮座して、植物と一体化しています。その雰囲気は、さながらアンコールワットのよう。小さい盆栽の中に、神秘的な風景が存在する。部屋全体に不思議な情緒をかもし出します。

お部屋に置けば、全体を引き締めるワンポイントとなること間違いなし。ブッダを根っこや枝が巻きつく感じが、仏像盆栽の特徴です。

独特の存在感のあるインテリアが欲しい人だけでなく、アジアンテイストでまとめている家にこそオススメしたい一品です。

他にもいろいろある、魅力的な盆栽

《東京盆栽生活空間》では他にも壁にかけて楽しむ盆栽や、絵画の額縁部分に植えることができる盆栽、お花を活けることのできる生花盆栽など従来の盆栽の枠組みを超える商品を作り出しています。

古典的なものと思われがちな盆栽も、多いに進化を遂げています。海外の観葉植物も、もちろん良い商品が多いです。ですが、古くからの日本文化を現代へ昇華させて新たな価値を作っていく活動にも共感します。

新しい植物が欲しくなったときには、選択肢に盆栽をいれてみてはいかがですか。

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