浜松の家
原空間工作所
『モノトーンの落ち着いた色味に、様々な大きさの窓が各所に設けられた住まいの外観です。敷地には最低建蔽率の規制があったため、決められた最低限の面積の住まいを必ず確保しなければなりませんでした。限られた予算でこの規制をクリアし、快適な住まいを実現するのは至難の業でしたが、建築家は小さな2階を設けたり、パッシブデザインを取り入れたりと様々な工夫をすることで、クオリティーの高い住宅を実現しました。庭に面している側の開口は大きめにして開放感と明るさを、道路に面している側は極力控えめにすることで、プライバシーを確保。木のルーバーで囲まれた2階バルコニー部分がデザインのアクセントとなっています。
homifyマガジン「厳しい規制も上手にクリア!木の温もりを感じる家族の家」より』