火災保険の基礎知識 知っておきたいポイント(その3)
火災保険の選び方、地震保険はどう考える?
火災保険の保険金額は、原則として住宅を新たに立て直すのに必要な金額(『再調達価格』)で設定します。再調達価格は、一戸建てでは住宅建築費、分譲マンションでは、専有部分の建築費にあたります。ただ契約時に正しく保険金額を設定しても、その後の物価動向により再調達価格は変化します。そのため5年ごとぐらいに火災保険金額の見直しを行いたいところです。
なお、火災保険で設定すべき保険金額は、不動産の流通価格などは異なる独自の算定方法で計算されます。具体的には損害保険会社や代理店に、現時点での住宅の再調達価格の算出を依頼し、新たに算出された再調達価格と、保険証券記載の保険金額を比較します。そこにズレが無ければ見直しは不要となり、一方、実情によりも多かったり少なかったりする場合、実情に合わせ保険金額の修正を新たに依頼する事になります。
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