【防音対策】固体音をやっつけろ 防振ゴムの話【HYPER防振ゴムマット】

床や壁に伝わった音って、結構響くんですヨ。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 907
  • 3
  • 0
  • いいね
  • クリップ

お家の防音対策に "防振ゴム" のご紹介

防音対策は基本的に他人に迷惑をかけない様にする対策です。

先ず、稀に勘違いされる方がいらっしゃるのですが、例えばマンションで上の階に住んでいる人の足音がうるさい…といった場合、音が聞こえなくなるように下の階の部屋を改造する、という考えは現実的ではありません。防音対策をとる事が出来るのは上の階の人です。
なので、今回のお話させていただくテーマは「自身が出す音をどれだけ小さく出来るか」です。

また、ここでいう防音対策は外に漏れる音をゼロにしてしまう というものではありません。自分や自分の所有する機械等が出す音を、"一般的に人がうるさいと感じない程度の大きさに抑える" という対策になります。

音についてもう少し詳しく知りたい方はこちらもご覧下さい

固体音

お家の中には空気を振るわせたことによって鳴る "空中音" と、壁や床などの物質が振動することによって鳴る "固体音" の2種類の音があります。空中音は例えばペットの鳴き声とか、スマホの着信音とかで、固体音は人の足音とか、洗濯機の動作音とかになります。今回は後者 "固体音" にクローズアップしたお話です。

t_otatsu

固体音とはザックリいうと物質の振動です

イメージし易いように楽器で例えてみました。バイオリンは弓で弦を擦って振動させ音を出します。弦だけでは細く面積も小さいので小さな音しか出せませんが、弦が繋がっている広い面積をもったボディー(響板)が、弦の出した力を受けて振動し、より大きな音を出しています。
振動による音の発生エネルギーは、その振動する物体の表面積に比例します。なのでバイオリンより大きいビオラは、さらに大きい音が出ます。
それより大きいチェロは当然もっと大きい音が出ますが、それだけではなく、エンドピンという脚で床に置いて演奏するチェロは、振動させた床からも音を響かせる事が出来ます。

t_otatsu

じゃあ反対に

小さい音を大きい音にする楽器の仕組みを逆手に取れば、お家で出る固体音を小さくする事が出来そうです。
キーワードは "振動" です。
もしマンションで普通にチェロを弾いたら、多分階下の人にめっちゃ怒られると思います。床が鳴るって事は階下の天井を鳴らすって事ですから。
そうです。これが "固体音" の正体です。衝撃を受けた床や壁といった大きな面積のものが鳴っている音なんです。

t_otatsu

もう1つ個人的な例を挙げさせて下さい。私はマンション住まいなのですが過去に数回程、早朝に上の階の方のスマホのバイブ音で起こされた事がありました。1時間くらいずっとスヌーズで鳴るのでなかなか辛い・・・。恐らく、何らかの形でスマホのバイブレーションがフローリングに伝わっていたのだと思います。
スマホのバイブ音なんてめちゃくちゃ小さな音なのに、なんでこんなに大きな音に聞こえるんだろう?ってずっと不思議に思っていたのですが、面積が大きい床が鳴ってるからなんですね。

固有振動数と共振

バイオリンの弦はボディーに、チェロやスマホは床に振動を伝えましたが、実はどちらにも共通する条件があります。それは、"振動の伝わり易い物体同士がくっついている" という事なんです。
どのような物体にも固有振動数というものがあります。1秒間に何回振動するかって事で、単位はHzで表します。(例えば1秒で100回振動するのであれば100Hzです)
自然に振動している物体に、その物体が持つ固有振動数に等しい振動を与えると、どんどん振動が大きくなっていって、場合によってはその物体は壊れてしまいます。それを "共振" っていいます。
ワイングラスの前でワイングラスの持つ "共振周波数" と同じ周波数の声を出せば、ワイングラスは激しく振動し自ら割れてしままいます。これも共振が起こす現象なんですよ。
反対に、物体はもし固有の振動数から大きく外れた振動数で揺すられたとしても、ほとんど反応せず、大きく揺れることはありません。これを利用するのが防振材です。

t_otatsu

固体音を減らすには

ゴムを使います

振動するものと床や壁等の間に防振材を敷きましょう。
防振材にはゲルの様に固有振動数の低いものが向いています。様々な振動に対して制振効果があるからです。ただ、固有振動数は材質だけではなく、その形状によっても変化するので、防振材には硬さや形状を変えて製造し易い "ゴム" が良く用いられます。すっごい重いものや精密なものへの振動を抑える場合は、スプリングとダンパーというものを組合わせて防振装置的なものを作りますが、家庭でそんな事をするとコストが高くついて困ります。なので単体でスプリングとダンパー、両方の特性を兼ね備えている防振ゴムを使う事になります。

モーターの音とか・・・

冒頭での "足音" も固体音です。足が床にぶつかる事によって起こる床の振動です。足音であれば、ちょっと緩衝要素も必要になってはきますが、踵から歩かない様にしたりスリッパを履いたりと自身でのコントロールも可能です。
しかし、コントロールし辛いものが家の中にはあります。そう。家電などです。最近では技術も進み、動作音の静かさが売りの製品も沢山出回っていますが、その分世の中が静かになる事で、ちょっと古めの家電を使い続け難い世の中にもなってきているとも言えます。
まあそんな事も言ってられませんので、弊社で取り扱っております防振ゴムをいくつかご紹介致します!

HYPER防振ゴム

HYPER防振ゴムマット軽量用

まずは比較的軽めの家電やAV機器用の製品です

面積が5㎝×5㎝で、4隅に敷ける様に4枚入りです。EPDMという材質のゴムを使っているので、フローリングとかの上に敷いておいても色が移行し辛いです。

ゴムはひずんで揺れを抑制します

t_otatsu

ですが

t_otatsu

なのでHYPER防振ゴムは

t_otatsu

置く物の重さが変わっても振動数を低く保てる様に、デコボコを付けてあります。

なので

t_otatsu

さらに

t_otatsu

裏と表の溝の向きを、90度違えてあるので前後左右の揺れをまんべんなくカバーします

私が実際に使っている例

t_otatsu

卓上にHDDを置いていたら周辺から「ふぅ~ぅん」ってずっとうるさかったのですが、この防振ゴムを敷いたらめちゃくちゃ大人しくなってくれました!

HYPER防振ゴムマット中量用

もう少し大きな物、プリンターやホームベーカリーなどはこちらの中量用がおすすめです。面積は7.5㎝×7.5㎝、こちらも4枚入りです。

HYPER防振ゴムマット洗濯機・冷蔵庫用

洗濯機に最適

こちらも材質はEPDMゴム。厚みはたっぷり2.5㎝で4枚入りで脚の太さは4㎝~6㎝のものまで対応可能です。
さらに2枚重ねて倍の高さにする事が出来る形状をしているので、2セットお買い求めいただく事で高さ調節が可能です。

あとがき

昔、フローリングの上で寝転んでいて横向けになった時、下の部屋のテレビの音が聞こえてちょっとヒヤッとした事がありました。案外床や壁っていろんな振動を伝えているんですね。これぐらいなら大丈夫かなって音でも、音は伝わって伝わって割と遠くで鳴っている、って事もあります。そんな時は防振ゴムでなんとかしちゃいましょう!

このブログを書いたのは

通販チームのweb掲載用グラフィック担当、おいしいものと文鳥とテーマパークが好きな一児のおとうさん、ライターの “KURO” です。
パソコンが無いと赤子同然!DIYに携わる部署にいながら手先は不器用!それだけに、DIY初心者の方がどんな所でつまづき易いかが良く分かります。
そんな私が日々お送りするこの記事、初心者の方もそうでない方も、是非是非読んでやって下さいませ!

t_otatsu
ハイパー防振ゴムマット 軽量用(4枚入)
\SPUでポイント最大16.5倍!/
楽天で最安値を見る 商品情報をAmazonで見る
ハイパー防振ゴムマット 洗濯機・冷蔵庫用 ブラック(4枚入)
\SPUでポイント最大16.5倍!/
楽天で最安値を見る 商品情報をAmazonで見る
  • 907
  • 3
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

和気産業はDIYの専門商社として、住まいと暮らしに関わる様々な商品を取り扱っております。私たちは、通販企業様向けの商品を提案している通販チームです!DIYや補修…

和気産業株式会社 通販チームさんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア