神原サリーのうふふ家電ジャーナル【11】家電・レコルトの新作照明

“おひとりさま用”キッチン家電が豊富なレコルト

1人でも鍋物や揚げ物が楽しめる卓上電気調理鍋「ポットデュオシリーズ」や、コンパクトなトースターの「ソロオーブン」、コンパクトなサイズとシンプルな機能で作ってそのまま飲める「ソロブレンダー」など、“おひとりさま用”のキッチン家電が豊富にラインアップしているキッチン家電ブランドのレコルト。昨年秋に発売されたプレスサンドメーカーも、キルト模様のホットサンドが焼けると注目が集まっています。

　そのほか、私のアトリエでも愛用しているクラシックケトル リーブルも、丈夫なステンレス製で愛着のわくデザインとカラーで発売から2年目に入って益々人気が高まっているようです。

　そんなレコルトから新たに照明器具のブランド「レコルト ルミエール」が誕生したのを知ったのは、2月3日〜5日、東京ビッグサイトで開催された「ギフトショー」での取材会場でした。おなじみのキッチン家電や、この春、夏に発売予定の新製品に加え、ブースの一画で存在感を放っていたのが「レコルト ルミエール」の4つの照明器具だったのです。

ユニークなフォルムが部屋のアクセントになるフロアライト

「レコルト ルミエール」の照明器具は、リビングの間接照明にぴったりなフロアライト2種類と、テーブルやデスクをやさしく照らすテーブルライト2種類の4製品。

　中でも北欧家具に多く使われているアッシュウッドをヘッドと支柱に使った、「ポルックス LED フロアライト」はとてもユニークで目を引きました。スイッチをオンにしていないと、照明器具を模したオブジェのようにしか見えない平べったい形をしているため、「いったいどこが光るの？」と思ってしまいます。

　ヘッドに縦一列に12球のLEDが内蔵されているのがポイント。3箇所の関節部を動かせば、好みの高さや角度で部屋を照らすことができます。明るさも450ルーメンほどあるので、間接照明として使うには十分。スタンド部には金属が使われ、アッシュウッドとの異素材の組み合わせがスタイリッシュです。レッドもしくはブラック＆ホワイトの2色から選べる布巻きのコードがワンポイントになっていて、オンオフはフットスイッチでOKというのも便利ですね。

もう少しナチュラルなデザインがお好みなら、落ち着きのあるファブリックシェードを採用した「アトリア ファブリック フロアライト」がおすすめです。アッシュウッドと金属の異素材を組み合わせたデザインや、2色から選べる布巻きのコードは、「ポルックス LED フロアライト」と同じテイスト。ただし、こちらはE26型のLED電球を別途購入する必要があります。

やさしく照らすテーブルライトも2種類

2種類のフロアライトと同じデザインコンセプトで作られたテーブルライトもあります。存在感のあるフロアライトも素敵ですが、手軽に部屋の雰囲気を変えたいなら、こんなテーブルライトを選ぶといいのではと思います。

　ユニークなデザインの「ポルックス LED テーブルライト」は、ヘッドに6球のLEDが内蔵されていて、部屋をやわらかく照らしてくれます。また、「カストル テーブルライト」はファブリックシェードを採用したフロアライトと異なり、アイアン素材の丸みのあるシェードが特徴。ベース部分と同じ素材で統一され、間をつなぐアッシュウッドとの組み合わせが独自の世界観を作っています。テーブルライトには、いずれもコードに中間スイッチが付いています。

文・写真／神原サリー（家電コンシェルジュ）

【商品情報】
レコルト ルミエール　ポルックス LED フロアライト￥38,000（税抜）
アトリア ファブリック フロアライト￥30,000（税抜）
ポルックス LED テーブルライト￥22,000（税抜）
カストル テーブルライト￥18,000（税抜）


◆取り扱い／ウィナーズ株式会社
http://recolte-jp.com/lumiere/