連載⑪【保存版】誰でも簡単♬でも今更聞けない。ブラインドの取り付け方教えます…UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト
UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」も後半戦。じわじわと部屋らしくなってきたURマンションの一室。連載11回目となる今回、ターゲットは“窓”。窓にブラインドを取り付けます。「えっ、カーテンの方が楽じゃない?」という方がいましたら、是非とも伝えたい。タチカワブラインドのブラインド。その魅力や機能、取り付け方法まで、ばっちりレポートしちゃいます! ここまで詳しく取り付け方法を紹介している記事って無いのでは? 保存版です!!
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ブラインドの夜明け、あなたも感じてみませんか
多くの人は窓があったら「カーテンは何にしようかしら」と思うでしょう。
ちょっと待ったー!
その選択肢にブラインドも追加してみませんか?
……なになに?
ブラインドって取り付け方法が難しそうだし、お手入れが大変そう……??
ですよね。
実は私もブラインドに対し、そんな印象を抱いてました。
その昔……、まだまだブラインドが物珍しかった、そんな昔の話をしましょうか(遠い目)。
我が家で一番ミーハーな父が横型のアルミブラインドを購入、設置したのです。しかし、当時小学校低学年だった私にとって、ブラインドの取り扱い注意事項なんぞ、知ったこっちゃありません。
ビローンと指でブランドをむりやり下げて広げては折り曲げてしまい、折れ目が元に戻らなくなって、カクッと折れたままのブラインド。
ブラインドの上げ下げをコントロールする紐をガサツにひっぱり、「ガーン!!」と下まで一気に降ろしてしまい、傷つく床。
降ろすというよりも、むしろ落下。
その度、母から激怒されました。
それでもまた、やっちゃうんですよね(学習能力のない子ども時代)。
加えて、年季が入ってくると掃除も大変。
口うるさい母ですら、最終的にブラインド掃除に関しては根をあげ、何年もぶら下がったままのブラインドは更に汚れていくのであった……。
話が少々脱線しましたが、とどのつまり、私はブラインドが苦手でした。
というお話。
苦手な理由は以上に述べた、甘じょっぱい記憶がそうさせているんだと思います。
でもね、今のブラインドってもの凄く進化しているんです。
私の苦い思い出をタチカワブラインドが打ち消してくれました。
百聞は一見にしかず。
ブラインド界の老舗であり革命児“タチカワブラインド”が追求する、「ブラインドの夜明け」を取り付けレポートとともにご覧あれ☆
ブラインドを付けよう♬ 〜リビング編
リビングに取り付けるブラインドは、タテ型ブラインド「ラインドレープ」に決定。
画像にグルグルっと巻かれているものが写っていますよね。これが、スラットと呼ばれるブラインドの羽根部分。
一般的に住宅で使われているブラインドの羽根はアルミ製が多いのですが、最近では、こちらのタイプのようにアルミの羽根ではなく、布製スラットのブラインドも普及してきました。
レールを窓の木枠に取り付けよう
これは、レールを窓の木枠に取り付ける為に必要な部品、取付け用ブラケット。
正面付け用タイプになります。
今回、ロングレールを設置する為、ブラケットは左右端と真ん中の3箇所分用意。
窓の木枠にブラケットをあて、ドリルでビス止め用の穴を開けます。
ドリルで開けた穴部分にドライバーでビス止め。
勢いのある電動で行うとビスが斜めに入ってしまう恐れがあるので、ここはあえて手動で行っています。
急がば回れ。
左右端、真ん中部分にビス止めが完了したら……、
レールをブラケットにはめ込んで押し込みましょう。
カチャン☆とワンタッチ装着で楽々♬
レールにスラット(羽根)を取り付けよう
グルグルっと巻かれていたスラット。
広げるとこのような感じ。
縦型ブラインドはこれらスラットをレールに連ねていきます。
レールに並ぶスラットフック。
スラットフックにスラットを一枚ずつひっかけていきます。
スラットを動かして調光するためのバトンをカチャッとはめ込む。
レール内のスラットフックと連動しているので、このバトンをくるっと回すだけで調光可能となるのです。
2組のスラットの間を繋ぎます。
バトンを回してスラットの向きを揃えたら、ボトムコードと呼ばれる紐に付いているコネクタをバランスウェイトの取り付け部にひっかけて固定。
スラットの下の部分に付いている、この白い棒のように見えるものが、バランスウェイト。
指につかんでいる透明の部分がコネクタになります。
取り付け部にコネクタを上から下へに引っかけるだけで簡単に取り付け可能。
あまったボトムコードはハサミでカット☆
これで取り付け工程の全てが完了しました。
なんて簡単♬
【ここがすごい】タテ型ブラインド「ラインドレープ」
スラットを全て閉じた状態から、バトンをくるっと回すと……、
バトンに連動したスラットが一緒に回転し、広がります。
「明るーい❤︎」
ラインドレープには様々なタイプのスラットの用意がありますが、今回使用したスラットは透過性Aランクのもの。
スラットを広げれば日光を取り入れることができるのは当たり前。
スラットをたたんだ状態でも、程よく日光を遮ってくれるので真っ暗になりません。
プライバシーを守りつつ、明るい雰囲気を演出してくれるには最適☆
なんと、カーテンのように横にスライドして開閉もできちゃう!!
バトンを横にザーッとスライドさせれば、カーテンのように開け閉めも可能♬
なんて便利。なんて斬新。
ブラインドというと、一枚一枚のスラットがその場で回転するだけの動きが当たり前だったのに……。
イマドキの若者世代に追いつけていないアラフォーの私ですが、ブラインドの進化にも追いつけていなかったという衝撃の事実が判明し、ショックを隠しきれません。
ブラインドの概念を突破したブラインド。
それが、タチカワブラインドのラインドレープなのだ。
カーテンよりもブラインドが優れている点って?
「いやいやいや、カーテンのように横にスライドさせるのなら、最初からカーテンでいいじゃない」
なるほど。
……そういったご意見や疑問が出るのもごもっとも。
ではなぜブラインドがカーテンよりも優れていると言えるのか。
その点について説明をしましょう。
カーテンは横の動きに限定されます。
ということは、開け閉めのみ。
締めて光を完全に遮るか、開けて塊として光を取り込むか。そのどちらかしかできません。
一方、ブラインドは角度調整が出来るので、反射を利用して光を室内へ取り込むことが可能です。
加えて、カーテンよりも分厚くならず、見た目的にもスタイリッシュ♬
室内のオシャレ度をアップさせたい人が増えたことで、ブラインドの存在が注目され、需要が上がっているんだとか。海外風のインテリアにはやっぱりブラインド!
しかも、この優しい光は差し込むリビングを演出できるのは、縦型ブラインドの光を取り入れる仕組みあってこそ。
私も自宅のリビングに縦型ブラインドを設置したくなってしまった……。
ブラインドを付けよう♬ 〜キッチン小窓編
キッチンの小窓にもブラインドを。
ヨコ型ブラインド「パーフェクトシルキー」というタイプのブラインドに決定。
取り付けに必要な部品もこれだけ。
先ほどの縦型のブラインドと違い、スラットを引っかける工程が省かれる分、更に簡単に取り付けることができます♬
パーフェクトシルキーはアルミ製のブラインド。
アルミ製というと、個人的なトラウマにはなってしまいますが、冒頭部でお伝えした通りあまり良い印象を持っていないワタクシです。
でもこのブラインド、新型なんです。
先端をいく、存在なんです。
この際、私のどうしようもない昭和初期の話は忘れてください。
パーフェクトシルキーは、もっとも優れているブラインドと言っても過言ではないスーパーブラインドなのですから。
さて、
どこが優れていて素晴らしいのかをお話する前に、まずは取り付け方法をレポートしましょう。
取付け用ブラケット(正面付け用タイプ)を窓の木枠に二つ、ビスで固定させます。
この工程は、ラインドレープの時と同じ。
キッチンの小窓は幅が狭いので、ブラケットは左右の端にそれぞれ取り付ければOK。
ブラインドをブラケット部分にカチャンとはめ込めば……、
あっという間に取り付け完了♬
なぜこのブラインドが“もっとも優れている”と言われるのか?
私が苦手としているブラインドの動き。
それは、雑に操作を行うと一気に落下するという性質。
通常、昇降コードを引いて操作するヨコ型ブラインドは、下降操作時にパッと手を放すと自らの重みで勢いよくブラインドが落ちるので、それを防ぐためにはコードを手で保持しながらゆっくり丁寧に操作するように心がけねばなりません。
でも「パーフェクトシルキー」は違います。
「RDS (減速降下機能)」を搭載しているので、いきなり手を放してもブラインドがゆっくり下降するのです。
よって、コードやスラットへの負担も軽減され、安全性、操作性、耐久性が向上しました。
「ガーン!!」
と落下する恐怖に怯えることはもうありません!!
私の小学生時代にこれがあれば……。
ブラインドを勢いよく落下させ、母を激怒させる事態も防げたのかもしれない……。
パーフェクトシルキーが優れている点、まだまだあります。
ブラインドってスラットを閉じた時、昇降コードを通す穴が見えますよね。
全てスラットをたたんでいるのに、穴があるためにその穴から光が漏れてしまいます。
では、パーエクトシルキーはどうでしょう?
スラットをたたんでいくと……、
パーフェクトシルキーは昇降コードを通す穴のないスラットを使用しているので、光漏れを防止!
テレビやパソコンの画像に映り込むチラツキも防止できてストレスを感じ無い生活が手に入ります。
画像でも一目瞭然!
全く光が漏れていないですよね。
そして気になるお手入れ方法にも素敵な進化が☆
遮蔽時にスラットが立ってフラットに近い状態になるので、汚れもふき取りやすくお掃除が楽になりました♬
耐水性のある部品で構成されていることから、劣化が心配される水まわりや浴室にも設置が可能。
遮光性能も高いので寝室にもピッタリ。
設置場所に制限される心配が無いのって、嬉しいですね☆
スラット全閉時に「カチッ」と音がするエンドクリック機能も搭載。
なので、チルトの回し過ぎによって部品を壊してしまう恐れを防いでくれます。
私の小学生時代にこれがあれば……。
ブラインドを破壊して母を激怒させる事態も防げたのかもしれない……。(2回目)
ブラインドを付けよう♬ 〜寝室編
寝室は1日の疲れを癒す大切な空間。
より一層、部屋作りに拘りたい。そこで、カスタマイズブラインド“フォレティア”を選んでみました。
天然木の一枚板を使用したフォレティアなら、木のぬくもりによって部屋の雰囲気も、そこで過ごす人の心にも優しいぬくもりを与えてくれます。
取り付ける場所は、寝室の出窓。
窓の木枠に取付け用ブラケット(正面取り付けタイプ)をビスで固定。
この工程は、ラインドレープやパーフェクトシルキーと同様。
ブラケットにはめ込む前に、木製ブラインドに目隠し板を取り付けます。
目隠し板を取り付けたら、ブラケットに「カチャン」とワンタッチ装着。
上の部分手前に目隠し板を付けることで、木枠の取り付け部分が完全に隠れ、余計な部分が見えない分、格好よさも向上。
フォレティアが優れている点
説明の前に、ブラインドを全て下ろした状態をご覧ください。
これを見るともう、気づかれた方もいらっしゃるはず。
スラットをつなぐために必要な縦にはしる紐。
ラダーテープという布が紐の上にあるので、紐が見えてしまうことがありません。
スラットを開けても、ラダーテープがしっかりと紐を隠してくれています。
本物志向の方を満足させてくれるブラインド
フォレティアを取り付けた寝室。
最高のリラックスと高級感、なにより自分好みにカスタマイズできるフォレティアシリーズは愛着もわきます。
なんだかホテルのような寝室へと生まれ変わり、うっとり……。
窓の木枠に穴を開けてOKな物件ならば、賃貸でもブラインドは設置可能。
高級なブラインドも機能に優れたブラインドも、取り付けは簡単な「ワンタッチブラケット」という点も嬉しいポイントですね♬
使い勝手も良し、そしてスマートでオシャレ。
これからは窓にカーテンよりもブラインド派が主流になる予感☆
Text:平井 綾(ayataso)
Photo:木下誠 with LIMIA編集部
☆「UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト」協賛企業☆
協賛企業一覧(五十音順)
・株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
・株式会社秀和建工
・シンコールインテリア株式会社
・立川ブラインド工業株式会社
・株式会社ハンディ・クラウン
・株式会社ビビッドヴアン
・フクビ化学工業株式会社
・平安伸銅工業株式会社(ラブリコ)
・ポップリベット・ファスナー株式会社(ブラック・アンド・デッカー)
・株式会社ラドンナ
・リンナイ株式会社
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