
【アトリエの昔の民具や農具を幼稚園に寄贈】設計事務所の環境
独楽蔵のアトリエには、昔の民具や農具などがたくさん保管してあります。
これらの道具は、実際に近郊で使っていたモノで、家を建てたお客さんや知人から、不要になって頂いたモノが多いです。私が独楽蔵で仕事をする以前から、アトリエに飾ってあった道具も多いので、普段は風景の一部になっていて、あまり気にする機会もないのですが、これらの民具や農具を欲しいという方がいらっしゃったので、差し上げることになりました。
20年ぶりに軒下に吊ってあった「馬鍬(まぐわ)」を下ろします。牛や馬に牽引させて田んぼの荒起こしや代掻きをさせる農具です。「馬鍬(まぐわ)」に掛けてあった大小2本の棒は、付属の部品かと思いきや、よく見ると細かな目盛りが彫ってあります。
どうやら錘の分銅を移動させて重さをはかる「竿秤(さおばかり)」のようです。残念ながら分銅は見つかりませんでしたが、事務所ののどこかに、まだあるかもしれません。
「牛鞍」は鋤や鍬を引っ張らせて田畑の作業をしたり、荷物をのせたり、荷車を引かせたりして、運搬にも使用していました。どことなく「馬鍬(まぐわ)」に似ていますが取手が2つ付いていて、最後まで名前も使い方もわからなかった農具がありました。
あとでネットで調べてみると、「振馬鍬(ふりまぐわ)」と言って、犂で耕したあと、播種床にあたる部分の乾いた土のかたまりに対し、両手でにぎり手を左右にふりながらつぶすのに使用するモノだということがわかりました。取手が2つ付いているのは、やはり2人1組で使うモノらしく、「夫婦馬鍬(ふうふまんが)」と呼ぶ地域もあるようです。
「踏鋤(ふみすき)」は体重を柄にかけて、斜め方向から地面に差し込むようにして利用し、梃子の原理で土を掘り起こす農具です。(すいません。写真撮ってなかったです)
道具たちは軽トラに積まれて、知り合いの幼稚園にお嫁に行くことになりました。将来的に幼稚園の行事として昔の民具や農具を使って、子供たちと体験学習(ダッシュ村のような・・・)をしたいという壮大な計画があるそうです。とても楽しみな計画です。
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