テーマカラーは漆喰の白・木の茶色・そして屋根瓦のグリーン
欲しかったのは、幼い頃慣れ親しんだ“昭和レトロな家”
駒井様住宅を彷彿とさせるような、吹き抜けのらせん階段
カスタマイズで自分のイメージ通りの造りに!
家のイメージに合うだけでなく、部屋のサイズや生活スタイルに合ったパーツや資材をカスタマイズ
家のイメージに合うだけでなく、部屋のサイズや生活スタイルに合ったパーツや資材をカスタマイズ
イメージに合うように研究し尽くしたキッチン
スッキリとしたデザインと若草色の Provence Pear(プロバンスペアー)の組み合わせは落ち着いた雰囲気のキッチンに
広めに取ったスペースは動きやすく、物の出し入れにも邪魔になりません。
キッチンのパネルのタイプは比較的シンプルなカマチのついた、「SHAKER(シェーカー)」。落ち着いた色合いの Provence Pear(プロバンスペアー)は彩度も抑えめなので、内装ともしっくりきます。
この家のテーマカラーのグリーンをキッチンにも取り入れて
家のイメージカラー、グリーンとホワイトのコンビネーションで、落ち着いた雰囲気に。他のお部屋とも馴染んでいます。
求めたのは、シンプルなキッチン
昭和レトロなチェックガラスの戸棚は使い勝手にも工夫を
オーソドックスな中にもチェックガラスがレトロな印象の戸棚はいろいろな工夫が。
チェックガラスには柄の大きさにもこだわって、昭和レトロなイメージに。
3.11大震災を教訓に、耐震にも配慮した戸棚
3.11大震災を機に災害があっても生きていける家、ということを考えられたとか。
輸入の戸棚や資材は、日本のメーカーに比べると耐震という面ではどうしても弱くなります。S様のご希望にデザイナーが機転を利かせて、国内メーカーの耐震ラッチを設置。
日本のライフスタイルに合わせて、高さを考えた棚割りにカスタマイズ
出し入れをしやすいように、日本のオーブンレンジのサイズに合わせて、棚割りをカスタマイズ。
そして炊飯器を置く予定の下側は引き出せるようにスライド式に。
実際の動きを考え、しゃがんでも邪魔にならないゆとりあるスペース
こちらの棚は、しゃがんで下の引き出しから物を取り出したりするときも、アイランドに体が当たらないように、スペースの幅を計算して広めにとってあります。
長くお暮らしになることを想定して、今はそれほど気にならなくても、歳を重ねていかれても使いやすいキッチンであるように心がけました。
シンクの前の大きな窓。これはどうしても欲しかった!
このキッチンダイニングで目に飛び込んでくるのはシンクの前にある大きな窓です。夜なのでわかりにくいのですが、他の壁の幅木と同様、厚めの額縁が印象的で壁の真ん中で外の風景が切り取られた絵のようです。
アイランドにも収納スペースや電源コンセントが
アイランドは広々としていて、コンセントの差し込み口も。
ハンドミキサーなどの家電製品も使えて便利。
アイランドは広々としていて、コンセントの差し込み口も。
ハンドミキサーなどの家電製品も使えて便利。
下駄箱・洗面所もDeWils製で統一感を
玄関に置かれている下駄箱もDeWils製です。
玄関は洋館のような作りで、段差がないため、幅木の高さに合わせて、下駄箱の棚の下に足をカスタマイズで足しています。
2Fにある洗面所のバニティー。こちらも 1F の下駄箱も同じデザイン。
色は壁の漆喰と同じようなトーンの温かみのある白です。
つまみの色は室内の木の色に合ったもので統一感を
黒のように見えますが、室内の木の色と同じような、こげ茶のような、深いブロンズ色です。
形はキッチンとも同じような、シンプルな装飾性の少ないものを選ばれています。
ミラーはシンプルな三面鏡を採用
直線的な三面鏡はスッキリとしていてモダンな印象。
両端の鏡の裏は収納スペースに。
洗面所の天板はキッチンと揃えてコストダウンに成功
日本の大手メーカーでは、既定のサイズに限られてしまうので、DeWilsのように資材や家に合わせてカスタマイズする選択肢がありません。
壁と床の間の幅木が高いというのも特徴的
床と壁の間にある幅木は現代の日本の家と比較すると高めな造りです。
そのデザインを活かすために、ドアや入り口の枠木の幅も太めにしました。
下駄箱も、幅木の高さに合わせて足をカスタマイズで付けてあります。
足の先を少し細くしているのもレトロなイメージを出すのに役立っているのではないでしょうか。