掃除の「やる気」が出ない…。面倒な掃除と上手に付き合う主婦のアイデア!
掃除をしようにもやる気が出ない……。掃除は面倒で、なかなか気乗りがしないというのが本音です。しかし、まったく掃除をしないというわけにはいかないので、早めに終わらせて綺麗な部屋でゆったりしたいもの。今回は掃除の「やる気」を出す方法について、20~50代の主婦のみなさんに聞いてみました。
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「掃除」をするのは何かと苦労も多く、忙しい日常の中では後回しになりがち。なかなか掃除を「やる気」が出ないという方も多いのではないでしょうか。しかし、放っておくと汚れはひどくなる一方なので、早めに自分を奮い立たせてパパッと済ませてしまいたいものです。
今回は掃除の「やる気」に注目し、主婦のみなさんが日頃どのような気持ちで掃除に取り組んでいるのか、アンケートで調査しました。面倒な「掃除」と上手に付き合っていくコツを紹介します。
実はみんなが「掃除」嫌い?
毎日必ずというわけではないにしろ、「掃除」は定期的に行うべき家事のひとつ。汚れ・ホコリにまみれ、散らかり放題の家では、気持ちよく過ごせないばかりか、生活や健康に影響を及ぼす可能性すらあります。
まずは、主婦のみなさんの“掃除に対する「やる気」”についてアンケートをとりました。
「やる気が出ない」と感じたことがあるのは、50人のうち49人。やはりほとんどの人が、掃除は面倒に思っているようです。
■「掃除が苦手で嫌いなので、常にやる気がありません」(30代・主婦)
■「毎日、ウキウキやる気満々で掃除をする人っているのかしら…。そんな方がいるのであれば羨ましいです」(50代・主婦)
そもそも掃除が嫌い・苦手という人が多数。部屋を綺麗にしたいとは思うものの、掃除は苦労する点も多く、なかなか気が乗らないものです。
■「徹底的にやりたい時と、極力やりたくない時と極端に分かれてしまいます」(20代・パート)
■「やる気が出ないと掃除をする気になれないからです。やり始めたら綺麗になるまでしっかりと行います」(30代・主婦)
普段はやる気がなくても、“スイッチ”が入るととことんやってしまうという人もいました。面倒なことは、取りかかるまでに時間がかかるものなのでしょう。
■「一生懸命がんばって掃除をしても、家族にすぐ汚されたり雑な使用をされると、掃除をする意味がわからなくなる」(30代・主婦)
■「毎日、毎日……とウンザリすることはよくあります」(50代・個人事業主)
汚れては掃除して、というサイクルを毎日のように繰り返していると嫌になってくるのも仕方ありません。せっかく自分が綺麗にしても、家族がお構いなしであればなおさらのこと。
■「やる気が出ないのはしょっちゅうです。掃除がとても好きというわけではなく、主婦の仕事としてやっているので」(50代・主婦)
「掃除」はやはり積極的にやりたいものではなく、必要に迫られて行っている人が多いことがわかりました。“綺麗にしたい”という気持ちよりも、“汚くならないように”という意識のほうが明らかに目立っています。
掃除なんてもうイヤ!こんな時はやる気が出ない・・・
ほとんどの人は、「掃除」を家事のひとつとしてルーチン化することも困難な様子。掃除が億劫になるのは特にどんな時なのか、本音を聞いてみました。
■「忙しくて疲れている時は動く気がせず、見てみぬ振りをしてしまいます」(40代・パート)
■「疲れている時は、掃除する気分になれないし、1日くらいサボっても大丈夫と思うから」(40代・主婦)
■「疲れていて動きたくない時は素直に休み、元気が出てからやったほうが結局は効率がいい」(40代・主婦)
疲れがある時は掃除をやる気になれない、という人が多数を占めました。実際のところ、家の掃除は数日程度放っておいてもそれほど問題ありません。そもそも掃除をする頻度も家庭ごとに異なります。そのため、掃除は疲労をこらえながらやるほどではない、と考える人が多いのです。
■「子どもがどんどん散らかすので、片付けても片付けても散らかることに疲れ果てるとやる気がなくなります」(50代・主婦)
掃除にはキリがありません。いくらがんばっても新築のようにはなりませんし、またすぐに汚れていきます。無限ループのような、掃除そのものに対して疲れを感じている人もいることがわかりました。
■「ほかの家事に忙しい時は掃除まで手が回らず、やる気が出ないです」(30代・主婦)
掃除は優先度が低くなりがちです。炊事・洗濯など必ずやるべきことを終わらせて、掃除に取りかかる頃には元気がなくなっていることもしばしば。
■「週末、家に家族がいると人が増えるので家の中が汚れます。そして月曜日の朝は特にですが、みんなが朝出払うとホッとするのと同時に、家が汚すぎてどこから掃除を始めたらいいのかわからなくなります」(40代・主婦)
散らかりすぎていると途方に暮れてしまい、やる気を失ってしまいます。後回しにもできる掃除ですが、家の中が汚くなってからではむしろ面倒になる場合も多いので、注意が必要です。
「音楽」と「ご褒美」で掃除のやる気をアップ!
なかなか気が向かないからには、部屋を綺麗にする方法よりも、やる気を奮い起こす方法が重要。主婦のみなさんが実践している、やる気アップのコツを紹介します。
【ノリノリな「音楽」で掃除もはかどる!】
■「音楽を掛けるとやる気が起きます。始めてしまえば掃除機などでは音は聞こえなくなりますし、やり始めると一気にやってしまうほうなので」(50代・主婦)
■「掃除のとりかかるのがいつも難しいので、最初は音楽をかけて聞きながら始める」(40代・主婦)
掃除中に「音楽」を流すことは、もはやお決まり。音楽で気分を盛り上げて、掃除モードに頭を切り替えます。アップテンポな曲などは特に“やるぞ!”という気持ちを生み出すのに最適です。
■「音楽を聞きながらしていると割とはかどるし、気分がまぎれるから」(40代・主婦)
■「テンションが上がるような音楽をかけて、掃除のテンポを上げるようにしている」(40代・会社員)
■「歌を歌いながら掃除をすると気分よくできるので、大抵は歌いながら」(40代・主婦)
無音の中で必死に掃除をしていると、徐々に気が滅入るものです。好きな音楽を聴きけばノリノリになって、苦手な掃除も意外にはかどるかもしれません。また、掃除中は掃除機の音などもあってバタバタしているので、周りを気にせず歌を歌いながらやるという人もいました。
【頑張った自分に「ご褒美」を】
■「掃除が終わったらお菓子を食べよう!というご褒美を自分に用意してがんばる」(30代・主婦)
■「コーヒーが好きなので、終わったらコーヒーとチョコでひと休みするようにしています」(30代・主婦)
■「掃除をする理由を作る。綺麗な部屋でくつろぐ喜びを作ると、そのためにがんばれる」(30代・主婦)
掃除後の楽しみも良い原動力となります。シンプルではありますが、好きな物のためにはがんばれてしまうのが人間というもの。“終わったらお茶・おやつ”と決めて掃除をスタートする人が、実際に多くいます。スッキリした部屋でご褒美にありつけば、喜びもひとしおです。
【理想をイメージする】
■「掃除が終わってすっきりした時の気分を思い出すようにしている。掃除は心の掃除だと思いこませる」(50代・主婦)
■「やる気を出すために、掃除が終わった時の達成感を思い出します」(40代・主婦)
■「自分が目指すインテリアの家に住んでいる方のブログを見たり、綺麗な家に住んでいる友達の所へ行ったりして、触発されてやる気を出す」(50代・主婦)
掃除の前は、これから始まる苦労をイメージしてしまいます。「掃除後の楽しみ」とも共通しますが、掃除の先にある「理想」を思い浮かべることで、やる気が湧いてくる場合もあるようです。
やる気がないからこそ「こまめな掃除」が重要
工夫をして順調に進められるかと思いきや、やはり嫌いな掃除。ふとしたことで、手が止まってしまうことがあります。
全体の半数となる25人が、実際に掃除の途中でやる気を失うという経験をしています。途中でやる気を失う人と、最後までやり遂げる人の意見を比べていきましょう。
【やる気が持続しない人】
■「掃除をしていたはずが、どんどん散らかっていき、どうやって片付けて掃除すればよいか途方に暮れることがある。そうなるとやる気が一気になくなってしまう」(30代・会社員)
■「あまりにも汚れすぎていると、やる気が途中でなくなります。毎日少しずつ出来ればよいのかと思いますが、継続することも難しいので、だれか人が来る時に一気に片付ける感じです」(50代・主婦)
意気込んであちこちに手を伸ばすと、かえって収拾がつかなくなる可能性があります。また掃除を後回しにして部屋が汚くなってしまうことも、一度の掃除にかかる負担が大きくなる原因です。
■「一日がかりで大掃除する時に多いのですが、懐かしい写真やアルバムなどが出てきて見入ってしまうと、掃除をする気を失います」(40代・会社員)
■「掃除の合間にテレビを見たり、ソファに座ったりしてしまうと、やる気が無くなる」(30代・主婦)
長時間の掃除は疲れてしまいますし、徐々に飽きてきます。そして、ほかのことを始めてしまうと掃除に戻れなくなります。再開するには始めるよりも気力を必要としますので、その時はグッとこらえて掃除後のお楽しみにとっておくのが得策です。
【やる気を持続できる人】
■「なかなかやる気が起きず、掃除を始めるのに気力がいる事はありますが、始めてしまうと逆に細かいところまで気になりだして、隅々まできれいに掃除してしまいます」(50代・パート)
■「汚れを見つけてしまうとスイッチが入るので、途中でやめることはありません」(50代・主婦)
いったん掃除を開始すると、気が済むまでやりたくなる人がいます。これは性格によるものもありますが、掃除にはそれだけ集中力も必要であるといえます。
■「毎日少しずつ掃除するので長時間に及ぶことがなく、やる気がなくなることもない」(40代・主婦)
■「掃除をする時は短時間に時間を区切ってやるので、やり残しがないように必死にやる」(40代・主婦)
途中で諦めることにならないためには、掃除を手短に終わらせてしまう、というのが有効です。ダラダラしては疲れるだけですので、短期集中がおすすめ。毎日こまめに掃除したほうが、一回の掃除にかかる負担が少なくて済むのは事実です。
モチベーション維持して掃除を完遂すべし!
掃除を始める前はやる気が出なくても、始めさえすればモチベーションを維持したままやり遂げられるという人は全体の半数。どうせやらなければならないものなら自分なりの工夫をして、上手に掃除をこなしていきたいものです。
最後に、掃除前から掃除後までやる気を保つためのアイデアをまとめました。
【掃除そのものに対する意識を高める】
■「100円ショップで購入したり、手作りで工夫した掃除グッズを充実させる」(50代・主婦)
■「掃除用具をしまっておくと出すのが面倒になるので、出しておいてもおしゃれな掃除道具を用意して、すぐ取り出せる場所に置いておく」(30代・主婦)
■「家が綺麗な人のSNSを見て、自分の家もこうなりたいと妄想をしている」(20代・会社員)
■「誰のために綺麗にするのか考えることですね。うちの場合はただ猫さまの健康のためにしていますのでモチベはMAXです」(50代・主婦)
■「やはり人を呼ぶことですね。家が普段より若干綺麗になっていると、『あれ?今日だれか来たの?』と言われてしまいます」(50代・主婦)
まずは掃除を始めやすい環境を作ります。便利なグッズや良い掃除用品を購入すれば効率も上がります。また、掃除に対してポジティブなイメージを持つことも重要。場合によってはお客さんを招待するなど、掃除せざるをえない状況を作るのもありです。
【とにかく実行!楽しく掃除を】
■「声に出して『やるぞ!』と叫ぶことです。意外と効果があります」(50代・個人事業主)
■「とにかく掃除を始めてしまう。なんでも身体を動かして始めてしまえば、なんとかやれる」(40代・主婦)
■「音楽をかけながら。自分の中でテンション上がるやる気の出る曲を決めておく。個人的にはロックがおすすめです」(40代・主婦)
■「掃除する時にBluetooth対応のイヤフォンをつけて掃除します。そしたら体が弾みながら掃除が楽しくなります」(20代・主婦)
■「万歩計を付けて行う。たくさん歩数が出るとなんか嬉しい!消費カロリーも出たりするとなお嬉しい!」(40代・主婦)
何よりも、まず掃除を開始することが大切。そして、音楽を聴いたり歌を歌ったりして、掃除を退屈なものにしないように心がけます。掃除はつまらないもの、と思い込んでしまうと、やる気は出なくなる一方です。
■「これをやれば、お菓子を食べれる!これをやれば、出かけられる!と自分に言い聞かせる」(30代・主婦)
■「これが終わったら部屋が綺麗になる。綺麗になった部屋で美味しいコーヒーとケーキを食べよう。と思いながらいつも掃除をしている」(30代・会社員)
掃除後の良いイメージを持っていれば、前向きな気持ちでがんばることができます。おやつや休憩、お出かけなど、具体的な目標を設定するのがポイント。そして実際に掃除が終わったら、次回の掃除が楽に済むように、綺麗な状態をキープしましょう。
まとめ
いつかはやらなければならない「掃除」ですが、やる気が出ない……ということは誰しもあります。音楽を聴くなどして気持ちを奮い立たせ、至福の時を目指して掃除に励む主婦が、実際にたくさんいることが明らかとなりました。
掃除を後回しにし続けると一度の掃除が大変になり、頭の中も苦労するイメージに侵され、ますますやる気が出ないという悪循環にはまっていきます。こまめな掃除ができるように、自分なりのモチベーションアップ方法を見つけ出してくださいね。
アンケート実施日:2017年3月17日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方
アンケート総数:50
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