2021年04月27日更新

上高地の2021シーズンが幕開け　春の訪れを告げる神事「上高地開山祭」が執り行われる

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

いいね
クリップ

　年間120万人が訪れる国内有数の山岳リゾート地、上高地(長野県松本市)。国の特別名勝と特別天然記念物に重複指定されている上高地は、面積が113.27平方キロメートルに及ぶ文化財だ。今年もゴールデンウィークを前に山の安全と繁栄を祈願する神事の「上高地開山祭」が、4月27日に河童橋の橋畔(きょうはん)で行われた。

　毎年、穂高連峰をバックにアルプホルンの演奏や、地元保存会による獅子舞の奉納・鏡開きなどが行われているが、今年は昨年に続き新型コロナウイルスの影響で神事のみが穂髙神社神官と地元関係者によって執り行われた。

　今年は上高地開山祭式典に参加できない人のために、祭典の様子を撮影した動画を配信。配信動画はシーズン幕開けとなる安全祈願式の様子とともに、上高地に関わりのある人物を招きインタビュー＆トークも展開する。(

)

　東京、大阪、京都、兵庫に発令された緊急事態宣言(5月11日まで)で、連休中の施設の営業は気になるところ。WEBサイトによれば、27日以降、河童橋より下流地域と明神地区より奥にあるほとんどの施設(宿泊・飲食店など)は開業中だ。現地関係者によれば「上高地ではコロナ対策をし、皆様のお越しをお待ちしています」とのこと。

　湖面に映える山々が美しい大正池や、河童橋から望む穂高連峰…。見どころたくさんの上高地は日帰りではもったいない。本格的な春を迎えた上高地の雄大な自然を登山やトレッキングで満喫してみてはいかが。

オリジナルサイトで読む