"再発見" と "再創造" で日用品を蘇らせる、無印良品の「Found MUJI」。その活動を、企画展から知ろう。
「日常の暮らしの中で見過ごされがちだけど、実はとても便利なもの」を探し出し、今の時代に合わせて改良・再生してきた無印良品のプロジェクト「Found MUJI」。今月~11月にかけて、「日本の器」をテーマにした企画展と、1980年から始まったこの活動を振り返る企画展が開催されます。この機会に、あなたも「Found MUJI」の活動を知ってみませんか?
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日々の食に、陶磁器を。Found MUJI企画展「日本の器」開催
ものを「つくる」というよりも、ものを「探す、見つけ出す」という姿勢で生活を見つめてきた無印良品。世界中から探し出してきた "長くすたれることなく活かされてきた日用品" を、生活・文化・習慣の変化に合わせて少しだけ改良し、適正な価格で「無印良品のものとして」再生してきた。
無印良品は、2003年より、この活動を「Found MUJI」と名付けている。2011年に無印良品1号店が「Found MUJI青山」としてリニューアルし、世界各地の店舗にもその売り場が広がっている。
今回は、このFound MUJIの企画展「Found MUJI 日本の器」を紹介。
「Found MUJI 日本の器」は、古くから続く焼物の産地より、その地の象徴的な器を紹介する企画展。展示と同時に、笠間焼 、信楽焼、伊賀焼など、さまざまな種類の陶磁器が販売されている。
土は、窯場のそばで採れる土を丁寧に粘土にして、人の手でかたちづくり、森から切り出された薪で時間をかけて焼き固めることで、はじめて道具になるもの。
現在では原料も焼き方も様々なものの、古くまでさかのぼって話を聞けば、どの窯場でも、よい土があり薪が採れる森があり、商品の流通に適した土地が焼物の産地として栄えてきたことがわかる。もはや、陶磁器はその土地そのものなのだ。
そして、陶磁器は食器としてだけでなく、水や調味料を入れたり保存食をつくる瓶などとしても使われており、暮らしに欠かせないものだった。陶磁器の多様性は、海も山もあり四季が豊かな日本の食と切り離すことはできない。
【「Found MUJI 日本の器」展】
「Found MUJI 日本の器」展は、店舗により開催期間が異なる。事前に情報を確認しておこう。開催期間および開催店舗は、変更になる場合もあるので注意。
◆10月27日(木)まで
有楽町/Found MUJI 青山
◆11月10日(木)まで
池袋西武/コレド室町/丸井吉祥寺/テラスモール湘南/名古屋名鉄百貨店/京都BAL/グランフロント大阪/神戸BAL/MUJIキャナルシティ博多
販売されているのは、どれも食卓ですぐ使えるものばかり。土地の土を活かし人々の暮らしに根付いてきた陶磁器を、あなたも日々の食に取り入れてみては?
"感じ良い暮らし" をめざして― Found MUJIの37年の軌跡をたどる、「再発見 再創造 Found MUJI」展
さりげなく・なにげなく人の暮らしに寄り添う日用品を求めて、日本のみならず世界を旅してきたFound MUJI。
10月21日(金)から始まる「再発見 再創造 Found MUJI」展では、その1980年からの歴史を振り返る。
Found MUJIが探しているのは、日常の暮らしの中で見過ごされがちな、変哲なくすぐれた品々。ごく普通の道具でありながらも、どの地でもしっくりとくる機能、そして飽きのこない美しさを備えたものたちだ。
Found MUJIは、こうしたものの作り手と一緒に、社会・時代・地域を自然に越えて人のくらしに根ざすものを作ってきた。この「再発見 再創造 Found MUJI」展では、未来を見すえたこの活動の軌跡をたどることができる。生活用品の無造作な魅力と人の営みの普遍を求め、"感じ良いくらし" を目指し、作り手と使い手がともに歩んだ道のりだ。
タイトルからも分かるように、この企画展のテーマは「再発見と再創造」。
過去を振り返るだけでもなく、走り続けるだけでもない。Found MUJIのそんな意志が感じられる企画展になっている。興味がある人は、ぜひ。
【企画展「再発見 再創造 Found MUJI」展】(入場無料)
◆主催: 無印良品
◆日程: 2016年10月21日(金)~11月27日(日)
◆時間: 10:00~21:00
◆会場: 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
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