松潤の展示開催! 話題の建築家・松島潤平の最新作を見に行こう。

12月4日から若手建築家のホープ、松島潤平氏。インタビュー記事も注目を集める彼が個展を開催。会場には、西陣の箔工芸作家・裕人礫翔による箔を貼り付けた工芸品のような柱が出現。建築界の松潤こと、松島潤平氏の生み出すアーティスティックな世界に直に触れられる、またとないチャンスです!

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建築家・松島潤平と箔工芸作家・裕人礫翔のコラボレーション

精力的に活躍を続ける若手建築家の松島潤平氏が青山にあるプリズミックギャラリーにて個展を開催する。見所は、キラキラにデコレーションされた角柱だ。西陣の箔工芸作家、裕人礫翔(ひろと・らくしょう)氏による箔などを貼り付けて、不思議な建築もせいのようにも、工芸品のようにも見える柱に変身させるとのこと。一体、どのようなものなのか、完成が待ち遠しい。

きっかけは勘違い!? キラキラの柱を拝みに行こう

ところで、この展示内容は、松島氏の長年の勘違いから生まれたもの。

「プリズミックギャラリーさんの「プリズミック」という言葉を、なにやらプリズム的なキラキラした状態の意味だと勘違いしていたのですが、よくよく調べたらそれは「プリズマティック」であって、プリズミックとは造語であることを今更ながら知りました」と松島氏。

また、「プリズム」とは元々は「角柱」という意味の言葉。ちょうどギャラリー会場にも角柱が一本立っている。そこで、この角柱をキラキラに装飾して、「プリズマティックなプリズムのあるプリズミックギャラリー」にしてしまおう! というトンチの効いた展示会なのだ。

角柱に貼られる箔を作り出すのは、裕人礫翔氏。伝統的な工芸の世界にいながらも、革新的な技術を取り入れ「本物を超える文化財複製」に取り組む、京都の箔工芸作家だ。市場価格的にはかなり高価な角柱は、思わず拝みたくなりそう!?

本物と偽物、現実とフィクションの間にあるもの

そのほか、建築模型なのか、実寸の作品なのかわからない不思議な立体物を数点展示。縮尺を飛び越えることで、事実と嘘、本物と偽物、現実とフィクション、リアルとリアリティの間を行き来する展示を目指す。

「事の始まりは言葉遊びに過ぎませんが、幼い頃から夢想してきた、宮沢賢治氏の小説『銀河鉄道の夜』に描かれる「燐光の三角標」のイメージに重ねられるような、ただただ美しいものとなることも目指しています。ぜひご覧ください」と松島氏。

建築家の自由自在な発想に触れられるチャンスを逃さないで!

【プロフィール】
松島潤平
1979年 長野県生まれ。
2003年 東京工業大学建築学科卒業。
2005年 東京工業大学大学院建築学専攻修士課程修了。
2005-2011年 隈研吾建築都市設計事務所勤務。
2011年 松島潤平建築設計事務所設立。
2012年より東京工業大学大学院建築学専攻博士課程在籍。

【展覧会概要】

PRISM@IC PRISMIC
松島潤平 個展

会期/2015年12月4日(金)~ 2016年1月22日(金)
時間/10:00~18:00
休業日/2015年12月13日(日)、12月25日(金)〜 2016年1月4日(月)
入場無料

【会期中イベント】
オープニングパーティ/2015年12月4日(金) 18:00~20:00

◆お問い合わせ/プリズミックギャラリー

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