
家を建てる。 大黒柱がない
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今の家には、大黒柱がありません。
まるで、家族関係と呼応するように
日本の家から、大黒柱はなくなりました。
大黒柱は
もともと家の中心にあって
構造の要というよりは
家の象徴として
けやき材などを使って
最も太い柱で演出されました。
昔の家は
棟梁が材料を選び
太い柱や曲がった粘りのある
松の丸太を組みあげて
作られた柔構造でした。
それぞれの柱や梁が
上からの重量を
分散させて受け持ち
地震が起きたときは
全体に少しづつ変形する事で
力を逃がしていきます。
曲がりくねった丸太を何本も使うと
全体の高さを揃えていくのが大変です。
しかしそこが、棟梁の腕の見せ所。
そんな大仕事の象徴として
大黒柱はあったのかもしれませんね。
今では
棟梁が墨をつける作業場も
工務店さんからなくなり
プレカットで
コンピューター管理されています。
構造の考え方も
柱梁で荷重は支えるものの
面として地震力に耐えるように
耐力壁を、バランス良く配置するという
考え方が主流です。
おもしろいな、と思うのが人間関係。
家庭にしても、会社にしても
抜きん出たボスよりも
バランス感覚のあるリーダーが
求められる時代。
なんだか、日本の住宅の変遷に似ていますね。
それでも
「一家の大黒柱」
というのは、今でも
死語ではないような気がします。
(男性とは限らなくなりましたが・・・)
しっかりとリードしていく責任
忘れてはいけません。
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