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家を建てる。 ニセモノは使わない

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Photo by 平桂弥

日本の住宅を悪くしたもののひとつが
ニセモノの仕上げ材だと言えます。

たとえば
早く安く仕上がる外壁材として
サイディングが普及しました。

その際
商品のバリエーションを増やすのに
石張り調やタイル調
左官調、板張り調といった商品が作られ
一気に広がりました。

重厚感も質感もない
いわゆる「張りぼて」

時を経ても
経年変化で素材の良さが出てくることもなく
チープさが増すばかりです。

経済成長期
それまでの日本家屋で使われていた
しっくいなどの左官材は
施工に時間がかかるしコストも高い。

杉板張りなどの外壁は
住宅の防火性能を向上する流れから
取り残され、また
メンテナンスが大変なことから敬遠され

そんな中で
○○調サイディングは
住宅市場で大ヒットしました。



今では
難燃処理をした板材や
施工性の良い左官材が出ています。

確かにコストはアップしますが
建物の周囲三方は
柄の無いフラットな
サイディングでコストを落し

道路側の正面にはコストをかけ
本物の材料で構成しデザインする
という方法もあります。


たとえB級品であっても
本物は、経年変化と共に味を出してくれるものです。

安易に、カタログを見て
○○調の材料をチョイスするのはやめましょう。


話は変わりますが
河川の護岸工事でも
石に似せたコンクリートの加工品で
仕上げているところがありますよね。

ああいった仕上げは、逆に
環境破壊ではないかと思ったりもします。

日本全体で
感覚がおかしくなっているようです。

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