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【キットをつくる】ひと針ずつ丁寧につくる「どうぶつ刺繍のがま口」

自宅で過ごす趣味の時間に、「つくるよろこび」を体感できる手づくりキットはいかがですか。今回は、どうぶつ刺繍のがま口づくりに挑戦してみました。

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せんせい

見た目が先生っぽいことから「せんせい」と呼ばれるようになる。新作スイーツのチェックが日課のminneスタッフ。

刺繍がま口づくりに初挑戦

Chicchiさんのどうぶつ刺繍キット「

今回挑戦するキットが届きました。
パッケージに写った、青い鳥とシロツメクサが春らしくてなんともかわいらしい。minneでも人気の刺繍キットで、いつかつくってみたいと思っていたんです。

Chicchiさん

『作品をつくって販売する』という方法以外の形で、初めて自分たちのものづくりをお届けすることができた、思い出深い大切なキットです。たくさんの方にどうぶつ刺繍のたのしさを知っていただけるよう、試行錯誤しながら制作しました。

キットの中身と道具たち

キットの中に入っていたのは、表生地、裏生地、接着芯、口金、紙ヒモ、刺繍糸15色と、つくり方説明書。色とりどりの刺繍糸は眺めているだけで癒されますね。

そして、今回は、自分で用意する道具がたくさん!とはいえ、刺繍をたしなむ方なら、どれもおなじみのものばかり。必要なのは、刺繍枠、刺繍針、裁ちばさみ、糸切りばさみ、チャコペン、チャコペーパー、トレーサーまたはボールペン、縫い針、縫い糸、手芸用ボンド、目打ち、へらまたはつまようじ(竹串)、ラジオペンチ、当て布、霧吹き、アイロンです。

早速、刺繍をスタート

まずは、表布の上にチャコペーパーを敷いて、トレーサーで実物大の図案を写していきます。いつもの筆圧でなぞっただけではしっかり写らないので、力加減(強めがおすすめ)に気をつけながらすすめます。

Chicchiさん

上手につくるポイントは、最初に図案をしっかり写すことなんです。上からトレーサーやボールペン先を押し当てるようにして、図案を写しとりましょう。ここをきちんとやっておけば、刺繍がしやすくなりますよ。

刺繍枠で布を固定し、鳥さんの顔部分から刺繍を開始。このキットでは全部で7種類のステッチを使用するそう。詳しい手法は説明書に書いてあるので、じっくり眺めながら進めていこうと思います。

Chicchiさん

刺繍をする際、糸を引く力が強すぎると布がよってしまったり、図案が歪んでしまうことがあるので、強く糸を引きすぎないように注意しましょう。サテンステッチや、ロング&ショートステッチでは糸のよじれを直しながら丁寧に糸を引くと美しく仕上がりますよ。

じっくりと時間をかけ、まずは鳥さんが完成しました。青いグラデーションの翼部分は、フォルムが複雑でむずかしかったです。ちょっぴりおなかが出ている気もするけれど…まあるいおなかもかわいい、ですよね!すでに愛着はたっぷり。

その後もチクチクと隙間の時間で刺繍を進める日々。

ようやく完成した刺繍がこちら。費やした時間は……長かった!でも振り返ると静かでのんびりとしたいい時間を過ごせました。はじめて挑戦するステッチがほとんどでしたが、個人的には「チェーンステッチ」という輪っかをつくる刺繍と、「フレンチノットステッチ」という小さなドットをつくる刺繍がたのしかったです。

Chicchiさん

刺繍はとにかく時間がかかるので、焦らずにゆっくりとたのしんでいただければと思います。中に入っている糸は多めにあるので、周りの草花を増やしたり、違う小花のステッチを入れてみたりなど、アレンジしていただくのもおすすめです。

がま口に仕立てる

刺繍の裏面に当て布を敷きアイロンをかけ、表布の裏面にはアイロンで接着芯を貼ります。アイロンで接着できるというのは便利ですね。

表布、裏布ともに裁断するときは、失敗ができないので緊張しました。わたしは1枚ずつ型紙で印をつけて切っていくことに。その後、縫い線の印をつけてそれぞれを縫い合わせていきます。

ここまで来ると、完成も間近!竹串やつまようじ、へらなど先が細いもので口金のみぞに手芸用ボンドを塗り込みます。

目打ちを使ってみぞの奥にしっかりと布を差し込んでいきます。布にしわが寄らないように、丁寧に丁寧に。

最後に、口金に傷がつかないように当て布をし、口金の端、4箇所をペンチでギュッと締めます。

愛らしいがま口が完成

手のひらサイズのかわいいがま口ができました!心がほっこりと温まるこの感覚は、時間をかけて自分の手でほどこした刺繍だからこそでしょう。

Chicchiさん

同じ図案でも、顔のある「どうぶつ刺繍」にはその人らしさが少なからず出るものだと思います。完璧を求めすぎず、ちょっとしたズレや間違えがあったとしても、それはそれで味です◎。途中であきらめずに、最後まで頑張ってつくっていただけたらと思います。

制作中に何度も目にしていたけれど、改めてがま口を開いたときの、裏地のかわいらしさもいい。小銭入れにはもちろん、ちいさいけれど容量があるので、小物入れとしても活躍してくれること間違いなしです。

春の待ち遠しさに胸をふくらませながら、ひと針ひと針じっくりと、どうぶつ刺繍をたのしんでみてはいかがでしょうか。

Chicchiさんのギャラリーはこちら

ほかにも素敵なキットがたくさんあります。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 
文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸

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