
造作洗面台をご検討中の皆様必見⁈アイカのカウンターシリーズ【②断面形状】
洗面化粧台を造作で作りたいと思ってもどうして良いのかわからないとお悩みの皆様、特注カウンターを製造するのが得意なアイカのカウンターをぜひご検討してみてください。お好きな色柄、サイズでカウンターを1本から製造いたします。(天板素材により形状、サイズには制約がございます。)
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【断面形状】とは、カウンターの前垂れやバックガードの有無等洗面カウンターの天板の形のことです。
前垂れとは洗面カウンターを正面から見た時の厚みを出している前見付けのことです。
バックガードとは、カウンターの後ろ側につける立ち上がりのことです。
天板の素材によって製作できる形状も異なります。
メラミンポストフォームカウンター【メラミン化粧板+芯材(合板・MDF)】
メラミンポストフォームカウンターの形状は芯材である合板やMDF(パーティクルボードは洗面化粧台では使えません。)を組み合わせて前垂れやバックガードを作ります。メラミン化粧板は直角に曲げることはできない為、前垂れやバックガードに繋がる部分はメラミン化粧板を曲げた時にできるRが付きます。このRの大きさはメラミン化粧板の柄や種類によって変わります。下記に代表的な形状をご紹介します。アイカ工業では標準でご用意している断面形状があり、断面形状ごとにタイプ名をつけております。ご発注の際はタイプ名をご指定いただき、奥行き寸法と間口寸法をご指示ください。更に詳しい情報はアイカホームページからWEBカタログで確認出来ます。
メラミンポストフォームカウンターの洗面カウンター向け断面形状(抜粋)
KSAタイプの断面形状図面です。バックガード無しの洗面カウンターです。
KLAタイプの断面形状図面です。バックガード無しの洗面カウンターです。
キャビネット付き洗面化粧台「スマートサニタリー」の標準カウンターに設定されています。
KLCタイプの断面形状図面です。バックガード付きの洗面カウンターです。
KLAタイプにバックガードが付いたカウンターです。
ZTCタイプの断面形状図面です。
前垂れが82ミリと大きいうえ、水が前に垂れにくいように水返しが付き、バックガードも付いたカウンターです。
バックガード付きカウンターをご検討いただくにあたり注意点があります。
バックガード付きカウンターを製作するにあたり、バックガードと水栓の取り付け穴の距離を確保する必要があります。
計算式は、【バックガードの厚み】+【バックガードの内Rの大きさ】+【10㎜】です。
奥行きがあまり取れない造作洗面化粧台をご検討の場合、バックガード無しタイプのカウンターをお勧めします。
水栓穴あけ位置例
計算式:【バックガード厚み 19㎜】+【内R 6㎜】+【10㎜】=35㎜
通常、水栓穴の位置は穴あけの大きさのセンターまでを図面に指定します。
その為、水栓の機種の穴あけ指定寸法が直径35㎜の場合でバックガード形状が上記の場合、水栓穴あけセンター位置は後ろから35㎜+17.5㎜=52.5㎜以上必要となります。
その他、洗面カウンター向けの標準断面形状をご用意しております。
前垂れの形状とバックガードの形状を組み合わせて作るフル特注カウンターも対応可能です。(製作可否については弊社ショールーム・問い合わせセンター等でご確認ください。)
最近は、バックガード無しタイプのカウンターで造作洗面化粧台を製作する方が多いようです。
それは、鏡とカウンターの間をモザイクタイル等で仕上げるケースが人気の為です。
メタクリル系人工大理石のトップブランド コーリアン®(コーリアン®は米国デュポン社または関連会社の登録商標です。)
コーリアン®は前垂れやバックガードをシーム接着剤を使用してつなぎ合わせ、前垂れやバックガードに付けるRを機械で削って作ります。つなぎ目に段差が無く形の自由度が高いのが特長です。(機械の刃物のR形状は決まっているのでその範囲内となります。)洗面カウンター推奨の形状を下記にてご案内いたします。
コーリアン®カウンターの洗面カウンター向け断面形状(抜粋)
SSAタイプの断面形状図面です。
前垂れが60㎜でバックガード無しタイプのカウンターです。
※( )内の数字は10㎜厚みのコーリアン®を使用した場合の寸法です。
SJA1タイプの断面形状図面です。
前垂れが30㎜でバックガード無しタイプのカウンターです。
※( )内の数字は10㎜厚みのコーリアン®を使用した場合の寸法です。
SJCタイプの断面形状図面です。バックガード付きの洗面カウンターです。
SJA1タイプにバックガードが付いたカウンターです。
※( )内の数字は10㎜厚みのコーリアン®を使用した場合の寸法です。
STCタイプの断面形状図面です。
前垂れが83ミリと大きく、水が前に垂れにくいように水返しが付き、バックガードも付いたカウンターです。
※( )内の数字は10㎜厚みのコーリアン®を使用した場合の寸法です。
コーリアン®カウンターをご検討いただくにあたり注意事項があります。
コーリアン®には直接ビスを打つことができません。その為、カウンターを固定する為に、裏面の全面、もしくは、部分的に合板を貼り付ける方法を選択する必要があります。
下にキャビネットがあり、そのキャビネットにカウンターを固定する場合、裏面全面に合板を貼りつけます。
カウンターをブラケットで固定する場合には、一部分に合板を貼り付けます。
コーリアン®もメラミンポストフォームカウンター同様、バックガード付きカウンターの場合水栓位置を決める場合注意が必要です。
コーリアン®の場合、バックガード接合部に内Rを付ける形状と内Rを付けない形状が製作可能です。
内Rを付ける形状はメラミンポストフォームカウンター同様の距離計算を行ってください。
Rを付けない形状は水栓を操作することを考えてバックガードと水栓の距離をお決めください。
アイカの最高級カウンター 「フィオレストーン」 (アイカオリジナルエンジニアドストーン)
フィオレストーンは前垂れを45度カットでつなぎ合わせて作ります。バックガードは他のカウンターと異なり現地でお取り付けいただきます。
フィオレストーンの洗面カウンター推奨の形状を下記にてご案内いたします。
フィオレストーンカウンターの洗面カウンター向け断面形状(抜粋)
EKA1タイプの断面形状図面です。
前垂れが30㎜でバックガード無しタイプのカウンターです。
ESAタイプの断面形状図面です。
前垂れが60㎜でバックガード無しタイプのカウンターです。
EJC1タイプの断面形状図面です。バックガード付きの洗面カウンターです。
EKA1タイプにバックガードが付いたカウンターです。バックガードは工場出荷時には接合されておらず、本体カウンターと同梱された状態で出荷されます。現地でのお取り付けが必要となります。
ESCタイプの断面形状図面です。バックガード付きの洗面カウンターです。
ESAタイプにバックガードが付いたカウンターです。
※バックガードは工場出荷時には取り付けておりません。カウンターと同梱して出荷いたしますので現地でお取り付けとなります。
フィオレストーンをご検討いただくにあたり注意点がございます。
色・柄についての留意点
フィオレストーンは製造上、色調・粒の密度にバラつきがある場合があります。
特にグレインコレクション・サンディコレクション・マーブライズコレクション・ワイルドストーンコレクションは顕著となることがあります。ご理解ください。
● 同一原板でも、場所により色調・粒の密度・斑模様の大きさ等がバラつき、連結される場合は色調が異なる場合があります。
● 複数枚で使用の場合は色調が異なる場合があります。
● 天然素材( クォーツ)を使用しているため、素材に細かな不純物を含むことがあります。
● 材料に使用している顔料のカタマリが出現することがありますが、製造方法に起因するもので不具合ではありません。
フィオレストーンもメラミンポストフォームカウンター同様、バックガード付きカウンターは水栓位置を決める場合注意が必要です。水栓を操作することを考えバックガードと水栓の距離をお決めください。
フィオレストーンの場合、バックガードをカウンターに取り付けて出荷せず、現地で取り付けとなります。その為バックガード接合部にRは付きません。
これからの注目素材?! ラミナムカウンター(大板セラミックタイルカウンター)
イタリア発の磁器質大板セラミックタイル
「ラミナム」はセラミック製品の常識を超えた新素材。
一般サイズのタイルや天然石では実現できなかったシームレスな大板がカウンターへの使用を可能にしました。
製作可能な断面形状はまだ非常に限られておりますが、今後その拡充を開発検討してまいります。
※ 赤線部は柄のない艶消し仕上げとなります。
※ 橙線部下側はガラスクロスを除去してあります。斑点や線状のムラがあります。
※ 上記はバックガードの部材の断面形状です。
※ 赤線部は柄のない艶消し仕上げとなります。※ 青線部はガラスクロスが付いています。
※バックガードは現地でお取り付けとなります。
材質によりカウンターの断面形状も変わります。ぜひそれぞれの材質でお気に入りの形状を見つけてください。
次回の記事はスタイリッシュカウンターについてです。
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