40の人気本屋が二子玉川に集まる！－「二子玉川本屋博」開催

電子書籍の台頭によって、本はいつでもどこでも簡単に手に入り、読めるようになりました。確かにスマートフォンの中に書籍が入っていることによって、荷物は少なくなるし、わざわざ本屋さんへ行く手間もなくなり、効率的に読書を楽しめるようになったメリットはあります。

それでも最近街の中に少しずつ、東京近郊で個性的な本屋が増えていることは、きっと皆さんも感じていることでしょう。

それぞれの店主の想いや考え、個性を反映させたそれぞれの本屋さんには、Webという広い広い世界の中では得られない体験がたくさん詰まっているのです。

今回ご紹介したいのは、そんな唯一無二の個性的な本屋さんとの出会いを楽しめる「二子玉川本屋博」です。

40の個性あふれる本屋が一同に会し、本屋の魅力と可能性を発信する、まさに“フェス”のようなイベント。名前は知って気になってはいたけれど、まだお店に行ったことがない、というような本好きの間では有名な本屋さんがずらり集結する、またとないイベントです。

中でもいくつか出店予定の本屋さんをご紹介します。

青と夜ノ空

吉祥寺と西荻窪の間にある本屋さん。元は編集の仕事をしていたという、店主の中村克子さんが１冊ずつ選んだ、衣食住などの「生活を豊かにしてくれる本」がセレクトされています。過去取材記事はこちら。

行く先々に合わせてその都度品ぞろえが変わる、移動式の本屋さん。目印はブルーグレーのトラック。この中に、新刊書から古書、洋書まで500冊ほど詰め込んで出店される予定です。過去取材記事はこちら。

東京・赤坂にある選書専門店。作家や専門家の方々の「100年後も残したい本」を展示し、販売しています。まるで人の家に入るような、靴を脱いであがる、珍しい本屋さんです。過去取材記事はこちら。

他にもイベントが開催される2日間、書店ブース横の特設ステージや、近接する二子玉川の蔦屋家電にて様々なライブやトークイベントも開催される予定です。

このイベントをきっかけに、「本屋の店主って面白いな」「紙の本には紙の本の良さがあるよね」「気になった本屋さんは、今度行ってみよう！」なんて気持ちになっていただけたらうれしいです。

二子玉川本屋博

会期：2020年1月31日（金）・2月1日（土）11時～20時（※最終日は19時まで）

会場：二子玉川ライズ　ガレリア（二子玉川駅直結）