空き家のリノベーション!成功するためのポイント・注意点をおさえよう

今回は、空き家のリノベーションに際してのポイント・注意点をまとめました。「空き家を所有しているけれど使い道がなく、ただ持て余している・・・。」そんなお悩みをお持ちの方もいるでしょう。しかし、空き家でもリノベーションすればガラッと雰囲気が変わり、暮らしやすくもなります。空き家リノベーションについての情報をご紹介していきますので、空き家の活用法にお悩みの方はぜひ参考にしてください!

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空き家をリノベーションするときのポイント

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空き家の持ち主さんなら、一度はリノベーションを勧められたことがあるかもしれません。しかし「リノベーションしたらどう使えるのか」「リノベーションするとどんな良いことがあるか」と、具体的に想像するのは難しいかもしれません。そこで以下に、リノベーションで広がる空き家の活用ポイントをご紹介しましょう。

1.立地の良い空き家は賃貸物件として付加価値を与えるリノベーションを

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街中などの立地至便な地域にも、空き家は増えています。管理がされていれば問題ありませんが、持ち主が遠方に居住しているなどでなかなか訪れられない状況の場合もあります。早期の老朽化や不慮の火災、また不法投棄の温床になる可能性など、心配事も多くなるでしょう。

街中などの立地至便な地域にも、空き家は増えています。管理がされていれば問題ありませんが、持ち主が遠方に居住しているなどでなかなか訪れられない状況の場合もあります。早期の老朽化や不慮の火災、また不法投棄の温床になる可能性など、心配事も多くなるでしょう。

そんな方々の多くは、転勤などで今は家を空けているものの、いずれは住み慣れた場所に戻ろうと考えているかもしれません。そのような場合は、戻るまで賃貸物件として維持するという方法があります。リノベーションによってさまざまな付加価値を与えることで、長期にわたって入居者が確保できれば副収入源にもなります。

2.別荘やセカンドハウスとして活用

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日頃から定期的に訪れる機会のある空き家の場合は、ただ空けたまま管理し続けるだけではなく、リノベーションによって新たな活用法を見出すのもよいでしょう。たとえば、親戚や友人たちと休日を楽しめる別荘やセカンドハウスにするのも一案です。庭のスペースが広ければ、ウッドデッキなどを設けてガーデンパーティができるスペースを作ったり、居室の一部を来客用に改修して多くの人が寝泊りできるスペースにしたりするなど、想像すると楽しくなってくるようなリノベーション案を考えてみてはいかがでしょうか。

3.空き家だったころの印象をなくす工夫も大切

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空き家だった家をリノベーションして転用する場合は、過去に空き家の状態でずっとその場所にあったことを多くの人に知られていることがほとんどです。リノベーションでも、「空き家を少し改修して使えるようにしただけ」というよりは「あの空き家がこんなに変わった!」という好印象を、周囲の人たちに与えられる変化をつけるための工夫をするとよいでしょう。

特に、賃貸物件にしたり、店舗や施設として活用したりする場合は、「元空き家だった家が大きくリニューアルした」となれば、地元の話題やクチコミとしても有効になり、収益アップにつながります。

空き家リノベーションの注意点

空き家の活用は、持ち主の収入源になったり地域への貢献になったりとメリットが豊富ですが、思わぬ失敗やトラブルを招く危険性もあります。そんな不測の事態を防ぐための注意点を以下に紹介します。

1.空き家の家財の処遇はあらかじめ決めておく

お住まいの家を改修するなら家財は一旦家から出しておくことになりますが、空き家のリノベーションでは家財をそのまま処分してしまう場合もあるでしょう。そんなときには、リノベーション工事の前段階で見積書に処分費用が計上されているか必ず確かめましょう。

工事を始めてから「家財の処分には別途費用がかかる」となってしまえばトラブルに発展しかねません。最も安心なのは、ご自分で処分が可能なものはあらかじめ自治体などに粗大ごみとして処理しておくことです。難しい場合は、工事の見積の段階で家財の処遇についても必ず相談しておきましょう。

2.思ったより老朽化が進んでいることがある

人の住む家は日頃から換気がされ、風通しの良い状態が保たれています。しかし、空き家は密閉状態になりがちなため、カビの発生や腐食が進みやすくなります。したがって、目に見える部分は一般的な住宅と変わらなくても、見えない箇所で思った以上に老朽化が進んでいることも考えられます。リノベーションの際には、住宅診断や建物調査などを行って老朽化の度合いを確認しておき、状態に応じた改修を考える必要があります。

空き家リノベーションの事例

それでは、空き家をリノベーションして再利用した事例をみていきましょう。

【事例】店舗兼住宅だったおじいちゃんのお屋敷をカフェとして活用

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田舎でお店を営んでいた祖父の家。住む人がいなくなったまま、親戚たちで時々集まって寝泊まりするなどに使うだけの状態でした。しかし、お孫さんが長年の夢だったカフェの開業を決意し、ある日物件探しをするためにこの空き家を宿舎代わりに使っていました。そこで「ここをカフェにしたら…」と突然思いついたのです。

決心したら、その後は急ピッチにリノベーションが進みました。地元の業者さんを見つけリノベーションを依頼するとともに、ご自分や地域の人たちで手伝いながら、レトロで可愛らしい古民家カフェが完成。さまざまな人たちとリノベーションを行って最も良かったことは「多くの人と相談しながらリノベーションしたことで、お客様としての意見が沢山集まって、結果一緒に作業した人たちがみんな開店後にお客様になってくれたこと」。

今ではカフェのシンボルになったカウンターも、当初は設ける予定はありませんでした。ひとりの職人さんが「絶対カウンターは必要。もしお店ができたら、おれが座ってコーヒー飲みたいもん」と言ったことから急遽生まれたカウンターが、今ではなくてはならないスペースになったとのこと。「さまざまな人との出会いをリノベーションが作ってくれたからこそ、いいお店ができた」と、店主さんは語っています。

おわりに

「使う予定はないけれど、思い出が詰まった空き家をなかなか手放せない…」「いつか戻りたいけれど、今は予定が立たない」など、空き家でお困りの方はリノベーションで活用する方法を検討してみるのも一案です。「どこに相談してよいかわからない」という方は、リノベーション相談から始めてみましょう。一括見積を利用すれば、空き家リノベーションの実績が豊富な優良業者さんを、お近くで必ず見つけられます。

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もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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