狭いマンションをリノベーションしてもっと住みやすく！空間の有効活用術をご紹介

狭小マンションを狭く感じさせないリノベーションのコツ

狭いマンションをいかに広く使うかで重要なのは、やはり「空間の有効活用」です。仕切られていたり、動線が使いにくかったりすることで、必要以上に狭さを感じてしまっている場合もあるはずです。リノベーションして初めて、意外に狭い空間ではなかったとわかることもありえますから、以下のポイントを押さえながらリノベーションのプランを立てましょう。

■1.仕切りが多いと狭く感じる。不要な壁や仕切りは思い切って撤去しよう
間仕切りの壁が沢山あれば、その分多くのスペースを使ってしまっていることになります。特に、築年数が経っているマンションの場合、狭くても旧来の部屋数の多い間取りになっていることが多く、今では不便さを感じるかもしれません。

たとえば、DKとリビングに分けられた空間の仕切り壁を撤去して1室のLDKにするだけでも、窮屈に感じていた部屋に開放感が得られることが期待できます。

■2.収納を増やす場合は、空間に張り出さない工夫を
リノベーションで収納スペースを新しく作り付けようと考えている人も多いはずです。しかし、床に据え置くような形の収納は空間に張り出してしまい、室内を狭くしてしまいます。狭いマンションの場合は、できるだけ壁に埋め込む・床下を利用するなどの方法で、空間を消費しない収納の増設を考えるのが賢明です。

■3.最上階などで天井高が確保できれば、ロフトの新設も有効
どうしても物理的な居住空間が足りない！という場合は、思い切ってフロアを増設してしまうのも一案です。マンションでも、最上階などで天井が高く作られている物件なら、ロフトを作ることを検討してみましょう。ロフトは居住スペースとして使うのもよいですし、収納場所をロフト1箇所にまとめて居室部分を広く使ってもよいでしょう。

狭小マンションのリノベーション事例集

それでは、狭いマンションをリノベーションして悩みを解消した事例をご紹介しましょう。

■【事例1】不要な間仕切り壁を廃して開放感を優先
夫婦2人暮らしのマイホームとしては、ちょっと狭めの40㎡のマンション。それがさらに細かく間仕切りされ、狭さと同時に薄暗さまで感じるほどでした。リノベーションを機に、思い切って玄関と居室の間を仕切る壁以外をすべて撤去。圧迫感がなくなり、伸び伸びと過ごせる家に生まれ変わりました。壁などは白を基調とした天然素材で明るくまとめ、また年数が経てば自分たち好みに改装できるよう配慮しています。

■【事例2】2LDKから、寝室のみを別室にした1LDKに
50㎡の2LDKを、より広々と使えるように1LDKにリノベーションしました。壁で仕切られた空間は寝室のみとし、寝室との出入口も大きな格子戸を選ぶことで閉塞感をなくしました。玄関→寝室→LDK→玄関と、ぐるりと一回りできる動線を築き、移動のしやすさも開放感につながっています。

■【事例3】間取りは変えず、間仕切りを壁からガラス張りに変更。明るく広々した印象に
こちらも50㎡の2LDKですが、間取りの変更は行わずにリノベーション。LDKと洋室の間の壁を、上半分がガラス張りになっている間仕切りに変更。ドアもガラスの入った引き戸に替えて「ゆるい間仕切り」を実現しました。光が各部屋に入りやすくなり、全体的に明るい雰囲気にイメージチェンジする作戦は大成功となりました。

おわりに

いかがでしたか？お住まいのマンションの狭さに悩んでいる方や、事情があって狭い物件を選択せざるを得ないという方も、工夫を凝らしたリノベーションでお悩みが解消できるかもしれません。リノベーションに興味を持たれた方は、まず専門業者さんへのリノベーション相談から気軽に始めてみましょう。匿名で相談申込ができる、一括見積の活用もおすすめです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。