フロートテレビボードの取り付けはどうするの?
フロートテレビボードは取り付けが一番問題です。
私が2004年にフロートテレビボードを開発した時も取り付けをどうするかというところに一番頭を悩ませました。
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工務店任せにしていません
フロートとは浮いているということです。
さらにテレビを載せたり内部にレコーダーやメディアが入りますので
重量も考慮しなくてはいけません。
現場の施工に関しては工務店に任せれば良いという考えもあると思いますが
フロートという施工経験がないものに関しては任せきりというわけにもいきません。
落下の可能性があるわけですから工場で取り付けのシミュレーションを行い
その施工手順を伝えています。
フロートテレビボードは取り付けを想定した図面を書くことが肝
家具のデザインはサイズを決めてから設計し始めることが多いのですが、
それが着地点を誤る原因となることを知るべきです。
それはなぜかと言いますと家具作りのルールが施工側の都合から反するからです。
このサンプル図面には多くのヒントが詰められています。
まず目に付く数字は1920という数字です。
これが家具作りのルールに反しているのです。
この図面を家具工場に渡した時に必ずと言って良いほど言われる言葉があります。
それは「サイズを1800に抑えても良いですか?」という言葉です。
さらに「これだと価格が高くなってしまいます」とも言われます。
さらに言いますと構造についても「浮かせるということなのでフラッシュ構造で作ったほうが良いと思いますが」とも言われます。つまり軽くなるからです。
結論から言いますね。
サイズは意味がある数字だから1920を守らなければいけないということ、
フラッシュ構造は強度不足になるためNGだということなのです。
つまり取り付けを想定して設計したゆえに以上のことは絶対条件となりますという意味です。
さらに重さよりも強度が優先されるということです。しっかりと支えていればなんの問題もないからです。
ですから家具作りのルールの
1.材料を無駄なく使う
2.軽く作る
からは大きく外れてしまうということです。
繰り返しになりますが
出発点はテレビボードを浮かせたいというもので、着地点は建築側にとって
都合の良いサイズにするということです。簡単なことですよね。
あとはこの決め事に合わない家の場合は壁の補強をどうするかということを考えれば
良いということになります。
繰り返しますがこのサンプル図面から多くのヒントを得られるはずです。
補強に関しては以下の記事が参考になるはずです。
↓↓↓
強度不足がないか製造過程を確認してみましょう
テレビボードだけではなくWEBサイトで目にする家具は
製造過程がわからないものが大半です。
例として以下に製造過程を載せますが、使っている材料がすべてコア材だということがわかるはずです。
これなら安心だと思いませんか?
【公式サイト】では多くのおしゃれな施工例をごらんいただけます。
テレビボードの構造を知ることができます
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