リビングのドアをリフォームしたい!目的に合った方法選びと注意点、成功事例もご紹介!

今回は、リビングのドアをリフォームする際の工法や、成功例をご紹介します。ドアはリフォームの際、開閉のしやすさや耐久性、ご家族の生活スタイルに合っているかどうかなどを慎重に見極めながら選ぶことが大切です。リビングのドアをリフォームされる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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リビングのドアをリフォームする方法・種類

ご家族みんなが、最も高い頻度で出入りする部屋のひとつがリビングでしょう。出入り口にあたるドア・引き戸の使い勝手を普段から意識することはあまりないかもしれませんが、たとえばご家族の出産や介護を現実的に考えるようになったときなど、ドアや引き戸の使いやすさはとても大切な要素になってくるはずです。ここでは、リビングのドアのリフォーム方法について、以下に主な種類を紹介していきます。

既存のドアを再塗装する

ドアの塗装の剥がれや、落ちない部分的な汚れなどが気になる場合は、再塗装が最も簡単なリフォーム方法になるでしょう。素材や装飾によっては塗装できないものもありますが、一般的な木製ドアであればほとんどのものが、再塗装できます。

既存のドアから新しいドアへの交換

同じ規格の新しいドアへ交換するだけなら、工事も簡単で費用もリーズナブルです。現在、ドアの使い勝手に関する不満や不安が特になく、既存のドアの老朽化やデザインの見直しなどの理由でリフォームを考えているなら、この方法で問題ないでしょう。

ドアの種類では、嵌め殺し窓の採光部がついたタイプが多く選ばれています。室内の明かりが廊下にもれることで、ドアの向こうがリビングであるという目印の役割をしてくれますから、家族みんなが集まる場所にはぴったりです。

既存のドアを引き戸タイプへ交換

子どもさんが小さいご家庭や自宅介護をされている場合などは、リビングの出入り口を開けっ放しにしておける引き戸タイプがとても便利です。なかでも、既存のドア枠の解体や「控え壁」の加工をすることなく取り付け可能な「アウトセット引き戸」を利用したリフォームはおすすめの方法です。これなら、現在リビングの出入り口が開きドアであっても、大がかりな改修を伴わずに引き戸へリフォームできます。

また、引き戸にリフォームすることで、ドアの開閉に使われていた室内空間を有効活用できるメリットがあり、開けておいたドアが窓からの風などで勝手に閉まってしまう危険もありません。それに、開閉時に体を前に倒したり、後ろに引いたりする動作がなくなるため、車椅子で室内を移動される方も開け閉めしやすくなります。

リビングドアリフォームの注意点

リビングのドアをリフォームするには、気をつけなければいけない点もいくつかあります。前項で紹介した3つの方法それぞれの注意点を、以下にまとめました。

1. 再塗装の場合

下地処理と塗装の工程に加えて、リビングドアの場合は養生作業も丁寧に行う必要があるため、工期が2日以上はかかります。また、部分補修・塗装で済む場合は費用も安価ですが、ドア全体を補修・塗装するとなると高額な費用になることもあります。新しいドアに交換する方が安い場合もあるため、計画段階から慎重に検討しましょう。

2. 既存のドアから新しいドアへ交換する場合

ドア本体のみを交換する場合は、簡単な工事で済み費用も安価に抑えられます。しかし、簡単だからと商品カタログだけで漠然と選んでしまうと、いざ施工したときに既存の枠部分と新しいドアの色合いが不釣り合いになることがあります。できれば、実物の色見本を枠と合わせてみるなどして選ぶのが安心でしょう。

また、ドア本体と枠部分の両方を交換し、同時にドアのサイズを大きくする場合は、ドアの開閉時に取られるスペースも大きくなります。周囲の家具や建具、壁などに当たってしまうことがないか、ドアの開閉で生活に必要なスペースを塞いでしまうことはないかなどを事前に必ず確認しましょう。

3. 既存のドアから引き戸へ交換する場合

引き戸は、ドアと比較して気密性が低くなるといわれています。気密性が低下すると断熱性や防音に影響しますから、リビングの音漏れや冷暖房効率を特に気にされる場合は、よく考えて検討する必要があります。

また、「アウトセット引き戸」でリフォームした場合、既存のドア枠に重ねて引き戸用の枠・レールを施工します。そのため、追加した枠の厚みの分だけ引き戸が数センチほど張り出して設置されることになります。スペース的に問題がないか、あらかじめチェックしておきましょう。

リビングドアリフォームの成功実例

それでは、リビングドアのリフォームを上手に行った実例をいくつか紹介していきましょう。

【事例1】廊下からリビングへの入り口ドアを老朽化に伴い交換

大きな透明ガラスの付いたリビングドアが老朽化し、変色などが気になってきたため、半透明ガラスの小さな採光部が付いたドアに交換しました。リビングのイメージに合った色合いを選び、見た目もスッキリしました。かかった費用は4万円です。

【事例2】動線確保のため、リビングの入り口をドアから引き戸に交換

廊下からリビングに入る開きドアが、トイレのドアと干渉して不便なため引き戸に交換しました。当初はアウトセット引き戸を施工する予定でしたが、枠の張り出しの関係でトイレのドアが開閉できなくなるため、既存のドア枠を解体のうえ交換して片引き戸にリフォームしています。費用は13万円と若干高額にはなりましたが、既存の状態と比較して格段に使いやすい動線を実現でき、値段に代えられない満足度のリフォームとなりました。

【事例3】引き戸へリフォームしてドアの建て付け不満を解消

リビング入り口ドアの建て付けが悪くなり開け閉めで床を擦るようになったため、スペース効率も考えて片引き戸へ交換しました。アウトセット吊り戸を施工し、ドア横の壁にあったコンセントやインターホンなどは移設して対応しています。

おわりに

いかがでしたか?リビングドアは家の中でも開け閉めする頻度が高く、常に使い勝手の善し悪しを意識させられる箇所です。せっかくリフォームするなら、目新しさだけでなく便利さもしっかり向上させておきたい箇所でしょう。ドアは使わなくなることはありませんから、これから先の家での暮らし方をよく考え、長い目で見たリフォーム計画を立てることが大切です。施工業者さんともよく相談し、納得できるリフォームにつなげましょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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