快適な睡眠はベッドが決め手!〔パラマウントベッド〕のおしゃれ電動ベッドがある暮らし
体調を崩しやすい季節の変わり目は、しっかりと質のいい睡眠をとりたいもの。そこでおすすめなのが、電動ベッドです。電動ベッドといえば、介護用・医療用のイメージがつきものですが、普段の暮らしに取り入れてもメリットがたくさんあるんです! 今回は、電動ベッドのパイオニア〔パラマウントベッド〕の小澤卓矢さんにインタビュー。ショールーム〔パラマウントベッド 眠りギャラリーTOKYO〕で、快適な睡眠を取る方法について教えていただきながら、最新モデル《INTIME 1000》の使い心地を体験しました!
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長年の実績!〔パラマウントベッド〕に聞く、いい睡眠を取るために大切なこと
——〔パラマウントベッド〕といえば、医療、介護用ベッドが専門のメーカーというイメージがあります。
小澤卓矢さん(以下、小澤さん):〔パラマウントベッド〕が創業したのは1947年のこと。日本で初めて電動ベッドを手がけた会社で、戦後に病院数が増え需要が拡大したことにより、成長していきました。
——70年以上の歴史があるんですね! 現在は、一般向けの電動ベッド《INTIME》シリーズも販売していますよね。
小澤さん:2000年をすぎたころから「睡眠」に関する悩みや、「健康」というテーマが一般的にも取り上げられるようになってきました。さらに、成人の7〜8割が睡眠に不満を感じているというデータも出てきたんです。そこで、医療現場で培った独自の技術と最新の睡眠研究を基に、よりクオリティの高い睡眠環境の実現を目指して、2003年から一般向けの電動ベッド《INTIME》シリーズの販売をはじめました。
——確かに、健康のために睡眠は欠かせません。社内には「パラマウントベッド睡眠研究所」という部署も設置されているということですが、どういった睡眠時間や睡眠環境が理想的なのでしょうか?
小澤さん:睡眠時間は、長すぎても短すぎてもよくありません。ある調査によると、日本人の平均睡眠時間は先進各国と比較してかなり短いというデータもあるんですよ。
——そうなんですね!
小澤さん:でも、睡眠時間は長ければ長いほどいいというわけではありません。適度な長さを保ちつつ、睡眠の質を高めてあげることが大切なんです。そこで我々が考える大切なポイントが、「寝返りが打ちやすい環境」です。人は寝ている間に、10〜20回ほど寝返りを打ちます。しかし、マットが体にあっていないと、寝返りを打つときに目覚めてしまうんです。
——寝返りをスムーズにすることで、目覚める回数を減らして、熟睡できるようにするということですね。
小澤さん:そうなんです。そこで大切なポイントがマットレスの硬さです。よく、マットレスを選ぶときに「低反発と高反発、どっちのマットレスを選べばいいの?」と悩まれる方がいますが、楽に寝返りを打てるようにするという点では、自分の体の硬さに近い「等反発」のマットレスが一番なんです。
——等反発マットレスは、あまり聞いたことがありませんでした! 他にはどんな要素が大切なのでしょうか?
小澤さん:枕も重要ですね。〔パラマウントベッド〕の枕は、寝返りを打ちやすいように80cm幅と長めのものを取り扱っています。自分の頭に合う高さで、首に負担をかけないようにしましょう。もっとも、脳を刺激しないことも大切です。寝る前にスマートフォンやパソコンなどのブルーライトを目に触れないようにしたり、「寝ないといけない」という意識を持ちすぎないようにしましょう。
一般向け電動ベッド《INTIME》シリーズとは?
——いい睡眠を取るために、ベッドにもこだわりたくなってきました。〔パラマウントベッド〕が展開する、一般向け電動ベッド《INTIME》シリーズには、どういった種類があるのでしょうか?
小澤さん:現在、《INTIME》シリーズは4モデルを展開しています。《INTIME 7000/3200 Series》は、高級感をもたせたハイエンドモデルで、ベッドの幅もシングルロングとセミダブルロングの2種類から選べ、値段は35~68万円です。
——それはお高いですね......!
小澤さん:その他に、デザインや機能を絞り込みよりお求めやすくなった《INTIME COMFORT》《INTIME TRUST》があり、このたび新しく発売されたのが《INTIME 1000 Series》です。
——そちらも、やっぱりお高いんでしょう?
小澤さん:いいえ、最新モデル《INTIME 1000 Series》は、マットレス込みで15万円代からお求めいただけますよ。
——なんというお手頃価格。それは気になります!
最新モデル《INTIME 1000 Series》はココがすごい!
小澤さん:《INTIME 1000 Series》の最大の特徴は、デザインの種類の豊富さにあります。ベッドの色、ボードの形、ベッドスタイルを自由に選ぶことができ、組み合わせのパターンは486通りあります。
——デザインをカスタマイズできるのは、お部屋のインテリアにも合わせやすくていいですね!
小澤さん:そうなんです。《INTIME 1000 Series》は、見た目も“介護ベッドらしくないもの”を目指しました。快適な睡眠をとりたい若い世代の方や、アクティブシニアの方もお部屋に取り入れやすいデザインにしています。
——機能面はどういったものが備わっているのでしょうか?
小澤さん:機能面は、3つのタイプから選べます。こちらのベッドは、「3モーター」タイプで、リクライニングとフットレストと昇降機能すべてが備わっています。とくに昇降機能が必要ない方は、「1+1モーター」という、リクライニングとフットレスト機能のみのタイプがおすすめです。リモコンで、リクライニングとフットレストの角度を両方動かすこともできますよ。
——その寝心地、試してみたいです!
——等反発のマットレスは硬すぎず柔らかすぎず。ちょうどいい硬さです。リモコンを使って、無段階で好きな角度に調整できるので、自分にとってベストな角度にできるのがいいですね! 腰痛持ちの私も、楽に身を委ねられます。
小澤さん:寝る前のリラックスタイムを楽な姿勢で過ごせるということは、上質な睡眠をとるためにも大切なことです。お客様からは「10度くらい背中を上げて寝るようにしたら、寝つきが良くなった」という声もいただいていますよ。
——女性に嬉しい使い方はありますか?
小澤さん:フットレスト機能で足を少し上げた状態で眠ると、むくみ対策に繋がります。日中、立ったり歩いたりすると、血流が下半身で滞ってしまうんです。足をあげることで、落ちてしまった血流をリセットする手助けになりますし、夜間頻尿対策にもおすすめです。
——朝起きて足がスッキリしていると、今日も1日がんばろうという気になれますね!
小澤さん:睡眠というのは本当に大切なこと。テクノロジーをかしこく取り入れることで、より人生を豊かにしていただければと思います。
家族にもおすすめしたい。ライフスタイルの変化に寄り添うベッド
《INTIME 1000 Series》は、介護が必要になったとき、オプションで器具が取り付けられ、簡単に介護ベッドにすることもできるそう。素材は鉄製で丈夫なので、20年は使える代物です。寝心地の良さや機能性の高さを実際に体験してみると、自分で使ってみたいのはもちろん、アクティブシニアである両親にもおすすめしたくなりました!
《INTIME 1000 Series》は、長い目で見れば、ライフスタイルが変わる可能性にも対応できる“高コスパ”な電動ベッドでした♪
【パラマウントベッド 眠りギャラリー TOKYO】
●住所:東京都中央区京橋1-6-1 三井住友海上テプコビル1階
●電話:03-5250-1515
●営業時間:10:00~19:00
●定休日:不定休
※臨時休業の場合あり。詳細に関しては直接お問い合わせください。
●テキスト 宇治田エリ
●写真 土佐麻理子
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