女子にとにかく優しい！ 無印良品のアトレ恵比寿西館を徹底リサーチ

広さも内容もケタ違い！　生まれ変わった無印良品で感じる”恵比寿らしさ”

アトレ恵比寿西館のリニューアルオープンに伴い、2016年4月15日、無印良品が生まれ変わって移転オープン。2フロアに及ぶ売り場は、なんと以前の恵比寿店の約2倍の広さ。日ごろ愛用している人も多い定番の文具や雑貨もさることながら、注目したいのは新たに導入されたさまざまなサービス。一歩先ゆくシンプルライフを応援する試みが詰まっている！

女子におすすめポイント1／充実のファッションアイテム

優しい肌触りと着心地の良さで定評のある無印良品の服飾雑貨。恵比寿という街を反映して、フルラインナップの品ぞろえかつ、一般的な店舗の1.3倍ものアイテム数を誇る。服がずらりと並んだ様子は、まるでファッションの店舗のよう！　子育て世帯も増えているという恵比寿の街の状況を受け、従来の紳士・婦人服のほか、ベビー服や子供服、マタニティウェアなども充実。家族で楽しむファッションを提案している。

染め直しや刺し子といった「布」を大切に扱ってきた先人の知恵を生かし、古着を「藍」に染めなおして新たな命を吹き込む「ReMUJI」アイテムも取り扱っている。

2010年から京都BALや名古屋名鉄百貨店、有楽町など一部の店舗でスタートした「FUKU-FUKUプロジェクト」も恵比寿店に登場。これは、回収した古着を資源やエネルギーに変えていくという取り組み。服を大切に着る”思いを肌で感じられる無印良品らしい仕組みと言える。

女子におすすめポイント2／恵比寿と無印良品のハーモニーを体感できるイベントスペース『Open MUJI』

関東では有楽町に次いで2店舗目の導入となる『Open MUJI（オープン　ムジ）』。これはワークショップスペースであり、恵比寿を拠点に活躍するクリエイターやデザイナーのイベントや展示会、無印良品の専門販売員によるモノづくり企画などを行っていく。

「無印良品が考えているコトを提案し、お客さまとともに考え、会話し、活動する空間」がコンセプト。アーティストやクリエイターの集まる恵比寿という街と無印良品がコラボレーションすることで、オシャレに楽しむ暮らしのヒントを提供していく。

現在はニューヨークを拠点に活動する写真家JIMA氏による展示、「Iam MUJI.」を開催中。街中で見つけた「ありのままの姿」な人々をモノクロの世界で表現した写真にはっとさせられる。
※「Iam MUJI.」の写真展は、5/5まで実施予定

女子におすすめポイント3／暮らしを味わう書籍が並ぶ『MUJI BOOKS』

以前と最も大きく変わった店が、本の量だろう。何も知らずに訪れたら「ここは本屋さん？」と感じるほど。龍に見立てた書棚が店内を縦横無尽に駆け巡る『MUJI BOOKS（ムジ　ブックス）』をキャナルシティ博多、有楽町に次ぐ国内3店舗目として導入。

「くらしを味わう　さしすせそ」というコンセプトのもと選ばれた12,000冊の書籍は、松岡正剛氏が所長を務め“知のテクノロジー”を提供する「編集工学研究所」が選書を手がけている。インテリアに馴染むオシャレな表紙や、生活を豊かにしてくれるアイディアの詰まった本がいっぱいで、読書の新たな楽しみ方を発見できそう。

さ（冊）：本の居住まい　佇まいが良いデザインの本
し（食）：家庭料理のレシピ本など
す（素）：飾らないもの、素材の本（自然の草木や石の本）
せ（生活）：少ないもので豊かに暮らすヒントの本
そ（装）：大人の普段着　自分で作れる型付きの本を多めに

キッチン用品のコーナーには料理の本、生活雑貨コーナーにはインテリアの本、子供服売り場には絵本など、商品に関連する本が寄り添うように並べられているのも嬉しい！

さらに、中国のネット販売限定編集チーム「読庫」が発行する中国語の書籍を日本で初めて店頭販売。加えて、恵比寿にゆかりのある人々が好きな本をピックアップしたコーナー「本人（ほんびと）」、海外の倉庫に眠っていたデザイン性や装丁に優れたデットストック本を集めた「蔵出し文庫」なども用意されている。有楽町店とはまたひと味違った、恵比寿らしいセレクトに注目を。本とアイテムを一緒に手にできる環境は、インテリジェントな暮らしへと近づけてくれるはず。

コーヒー、メイク、香り…ほかにも女子応援コーナーが充実！

このほか、税込100円で味わえる「コーヒーサービス」、関東店舗で唯一メイクのお試しができる「メイクカウンター」、アロマオイルでお気に入りのブレンドレシピを調合できる「香り工房」など、女子に嬉しいサービスがいっぱい！

シンプルかつ日々を楽しむ要素が詰まったアトレ恵比寿西館の無印良品。充実したサービスをぜひ体感してみて！

【店舗概要】
無印良品アトレ恵比寿
住所：東京都渋谷区恵比寿南1-6-1　西館5F・6F
電話番号：03-5725-8175
営業時間：10:00～21:30


Text：千葉こころ