【家電レビュー】スマートスピーカーの《Google Home》がどれほど便利か試してみた
最新家電をメカ音痴のLIMIA編集部員が触って試してみる「家電レビュー」。今回は、いま盛り上がっているスマートスピーカー界から花形選手の《Google Home》がついに登場! 果たして理解を深めることができるのか? 使用感をお届けします。
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スマートスピーカーといえばの《Google Home》がついにやって来た!
近ごろはスマートスピーカーの躍進が著しく、もはや無視できない存在ですね。そもそも「家電」と括っていいものか? でもおうちであれこれ便利に使うアイテムとしては家電の仲間に違いない。ということで、今回も新しいガジェットに疎いLIMIA編集部のスタッフが、苦手なりに触った感想をレポートします。
さて、《Google Home》さんがシンプルなボックスで届きました! 《Google Home》と《Google Home Mini》とがあります。今回も大きさ以外の違いまで把握するのが難しそうです(汗)。
開封の儀。竹をスパッと斜めにカットしたような潔い佇まい。ホワイト&グレーのとってもシンプルでスタイリッシュなデザインです。これならどんなインテリアにもなじんでくれそうですね♪ 苦手意識のせいでつい見た目から評してしまいますが、家庭でずっと使うなら、見た目だって重要なポイントです。
セットアップは本当に簡単。電源を入れる→アプリをダウンロード→WiFiで接続。あっという間! これぐらいハードルが低くないと、正直、「購入しよう!」と思いきれませんよね。大丈夫です、簡単です。
ご覧の通り、部屋にすっとなじんでくれました。そういえば「テレビの前に置いたらどうなるんだろう? テレビの音に反応するかな?」と素朴な疑問があったのですが、とくに反応して誤作動することはありませんでした。やはりスマートスピーカーは賢いようです。
みなさんもすでにCMなどでご存知かもしれません。そう! 彼(彼女?)には「OK Google」と話しかけねばならないことを……! 日常的に英語慣れしていないと身構えてしまいますよね。《Google Home》に話しかけるとき、「私はニューヨーカー」ぐらいのテンションでいくとバシッと決まると思います。
さて、基本スペックです。《Google Home》に搭載されている《Google アシスタント》が、声だけでさまざまなオーダーに対応してくれます。タイマー、アラーム、音楽の再生、天気、カレンダー、ニュースの読み上げ。
このニュースがすごい! 〔ニッポン放送〕〔TBSラジオ〕〔スポニチ〕〔ラジオNIKKEI〕などなどパートナー企業が豊富で、「OK Google,ニュースを読んで」とお願いすると、次々とニュース番組が続きます。家事をしていると両手がふさがっているだけに、聞き流しだとラクチンですよね。「《Google Home》ってなんだかラジオみたいだなぁ」と好印象を抱きました。
音楽は、〔Spotify〕や〔Google Play Music〕で楽しめますし、純粋にスピーカーとして使用できます。しかも音がいい! 比較が難しいところですが、重低音も高音域もきれいに出るスグレモノ。
さて、一気に話を飛ばしてしまいますが、《Google Home Mini》です。じゃん! 手乗りサイズ。スマートスピーカーは「据え置き型」と「手乗り型」の大小の種類展開がスタンダードなようですね。
なぜ《Google Home Mini》にいきなり話が飛んだのかというと、《Google Home》とできることは一緒! つまり違いはやっぱり大きさ! あ、でも、そのためスピーカーとしての音には違いがありました。あとはお値段ですね。《Google Home》が14,000円(税抜)なのに対して《Google Home Mini》は6,000円(税抜)。だから「迷わず安い方を選ぶ」という判断も大あり。
あとはデザインの違い。コロンと丸くて、これはこれで魅力的。それほど広くないお部屋で使用するなら十分といえそうです。寝室とか書斎とか、パーソナルな空間にちょこっと置いておくのが良さそうですね。広いお宅なら、1階のリビングでは《Google Home》をメインに、2階の寝室では《Google Home Mini》とダブル使いするのもいいと思いますよ!
《Google Home》と《Google Home Mini》の機能で驚いたのは、その賢さ。例えば「OK Google, 一番近くのドラッグストアはどこ?」と聞けば、近所の店数を教えてくれて、かつ「10m先に〔〜〜店〕があります」とレコメンドしてくれるんです。このあたり、Googleならではですよね。ということは? 検索もすご腕! お料理しながらハンズフリーで「OK Google, 1カップは何CC?」と聞けば答えてもらえるという便利さ。ちょっとした計算も頼んじゃいましょう。
スマートスピーカーの特性として「スマートホームの操作」があります。これはどのスマートスピーカーにも言えるのですが、対応するスマートデバイス、スマートプラグ、スマートスイッチなどを買えば、音声だけで電気を消したりといったこともできるので、徐々に揃えて利便性を享受したいですね。
番外編:Wi-Fiルーターもありました
スマート家電が家庭に進出してくると、Wi-Fiの出番が増えます。あれもこれも「アプリをダウンロードして、Wi-Fiに接続して〜」といった具合だと、自宅のWi-Fi環境そのものを見直す必要がありそうです。
と思っていたら、なんとGoogleにもありました! 白くて丸くてかわいい《Google Wifi》です。お値段は1台で15,000円(税抜)。
手乗りサイズ。
Network Assistというテクノロジーが最速のWi-Fiチャンネルおよび通信帯域を自動的に選択し通信を高速に保ってくれる……そうです。サクサク動くってことですね! 家族全員がスマホを持っていて、動画もじゃんじゃん見ちゃいますというシチュエーションで活躍してくれそうです。
そしておしゃれ! そういえばルーターってなんで味気ないデザインのものばかりなのでしょう? 《Google Wifi》には「そうそう、こういうのを待ってたんだよ」感がありますね。
結局、直に触って体感してこそのスマートスピーカー
今回は、〔Google〕のスマートスピーカーについてお届けしました。まだまだ「未知なるもの」というイメージのあるスマートスピーカーですが、例えばキティちゃんと話せる「ハローキティトーク」のサービスなどもあるんです。
こうしてあれこれ説明しても、なにせ音声ですから、実際に向き合ってもらい、感じてもらうのが一番。日進月歩のスマートスピーカーをいち早く手に入れて、どんどん便利になっていくこの新時代をぜひ体感してください。
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