【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


【古ぼけない店舗:大里屋さん】 (現在と15年前の写真を比較)

「四里餅」で有名な飯能市の大里屋さん本店です。建物が新しくなってから約15年が経過しました。青空の写真は先日、「四里餅」を買いに行ったときに撮影した最近の写真・・・。
建物全体が写っている曇りの写真は、竣工当時に撮影したモノなので、約15年前です。長い時間が経過していますが、2つの写真を見比べても、建物は新築当時と、あまり変わらずに古ぼけた印象もうけないように思います。
建物が古びて見える原因には、2つの大きな劣化が関係しているように思います。一つは、「建築材料や部材の物理的な劣化」、もう一つは、「デザインや設計計画の劣化」です。
大里屋さんが古く見えないのは、その2つの劣化が少ないからともいえます。
劣化を防いでいる具体的な要素としては・・・
①屋根の軒が深くて、外壁が汚れたり、濡れたりしにくい(物理的要因)
②耐久性のある日本瓦や外壁吹き付け材を選んでいる(物理的要因)
③店舗のフロントが北向きなので、日焼けや紫外線による建物のダメージが少ない(物理的要因)
④屋根、外壁、窓などすべてが現場製作(手作り)なので、いい意味で時代性がない。外壁サイディングや既製サッシ、照明器具は時代性が表れるので、建物の年代がすぐにわかってしまって、古く感じてしまうことがあるからです(デザイン・計画要因)
⑤オーソドックスな屋根形状、平面計画で、いい意味で時代性を感じない(デザイン・計画要因)
建物の計画は、いつも、建物が完成して長い時間が経過した後のことを想像しながら・・・ちょっとずつ進めています。

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