モッサモサだ... 生命力があふれすぎてる「廃墟」が発見される

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「建物まるごとひとつの盆栽じゃん...」

そんなつぶやきと共に、1枚の写真がツイッター上に投稿された。それがこちら。

デカ過ぎんだろ...(画像はmimizuku@hopigonさん提供)

壁全体をツタに覆われた奇妙な廃墟だ。周りには数本の大きな木も有り、完全に一体化してしまっている。

地面のグレーと曇り空の灰色で上下を挟まれているせいか、濃い緑色がぎゅっとまとまっている様は、まさに盆栽といった趣だ。

北海道を拠点にひなびた風景を求めて街歩きをする大学生・mimizuku(@hopigon)さんが2022年11月12日に投稿した、植物の恐ろしいほどの生命力を写し取ったこの一枚に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。

「すごいこれは盆栽という芸術だ」
「盆栽...笑いのツボにハマった」
「生命溢れる廃墟」

生きているかのような廃墟

15日にJタウンネット記者の取材に応じたmimizukuさんによると、話題の写真は21年6月、中部地方を旅行している際に撮影したものだ。

場所は昔ながらの観光地。多くの宿泊施設が存在している地域で、今はツタに覆われた廃墟も、かつて旅館、またはホテルだったのではないかとmimizukuさんは推測する。

ドアには南京錠がかけられている(mimizuku@hopigonさんのツイートより)

なお、周囲にツタに覆われているような建物は他にはなく、かなり目立っていたという。

「三階建ての大きめの建造物をまるごと飲み込んでしまう程の、ツタの生命力に圧倒されました。建物自体がもはや生きているかのように思えます」(mimizukuさん)

力強いツタ(mimizuku@hopigonさんのツイートより)

人間が使う「建物」としての役目を終えた廃墟はいま、植物たちの苗床としてその場所に佇んでいる。

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