アートを見て子どもと一緒に環境問題を考える！長坂真護展に行ってきました！

こんにちは、6歳の娘と美術家を巡るのが好きな菅智香です。

今回は上野の森美術館で開催中の

「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR 」をご紹介します。

会期が11月6日までと終わりが迫っていますが、

お子さんと一緒にぜひ行っていただきたい！

と思い、ご紹介させていただきます。

お子さんと一緒に

環境問題を考えるきかっけになる、すばらしい美術展です。

お時間のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。

ガーナのゴミを使ったアートで環境問題を考える

ガーナには、東京ドーム30個分を超えるスラム街に果てしなく広がるゴミの荒野があります。

この強烈な衝撃を受けた長坂氏は、

アートの力でこの真実を先進国に伝えるため、

現地のゴミをキャンバスに貼り付け、油絵を施しています。

ゲーム機のコントローラーやテレビのリモコン、

パソコンのマウスやキーボードなどの

ゴミが貼られた作品の中からガーナの少年が覗いている作品は、

強烈なインパクトがありました。

娘に、ガーナという国にたくさんのゴミが捨てられていること、

そこにいる人たちの生活について、

絵や展示されている資料を見せながら説明しました。

娘はとても驚いた表情を浮かべ、

なんでそうなるの？

みんな、どうやってごはん食べてるの？

と次々と疑問が浮かんできたようで、

質問攻めに遭いました。

ガーナだけじゃない！日本にもゴミが流れてきている！

ガーナと聞くと遠い国、という感覚かもしれませんが、

日本の小豆島に打ち上げられたマイクロプラスチックやシーグラスの破片で作られた作品もあります。

娘はこの作品を見て、

外国だけじゃないの？

ここにもゴミが流れてきているの？

と、自分の身近にも環境問題が起こっていることを感じられたようです。

子どもと環境も問題を考えるきかっけに！

カラフルで大きな作品が多いので子どもでも飽きることなく見ることができ、

そして環境問題について考えるきっかけにもなる、

とても素晴らしい展示会でした。

ぜひ、足を運んでみてくださいね。

撮影OKの場所でのみ撮影、ご紹介しています。

「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR 」基本情報

【会期】2022年9月10日(土)～11月6日(日)

【開館時間】10:00～17:00

【会場】上野の森美術館

〒110-0007　東京都台東区上野公園1-2

【問い合わせ】050-5541-8600　(9:00～20:00)

【HP】https://www.mago-exhibit.jp/index.html

＜あんふぁんメイト 菅智香＞

夫・長女5歳（年長）
4歳の娘を育てながら「育児料理アドバイザー」として活動中。少ない材料で簡単に作れるレシピをご提案します。