おうちのカーテンを清潔に。嫌な黒カビの防ぎ方と洗い方を実践解説

室内外の空気が出入りする場所に吊るすカーテンは、日々汚れが溜まっています。毎日見ていることで目が慣れてしまい、目立つ汚れがない限りついサボってしまい、洗濯してみたら一気に部屋全体が明るくキレイな印象に☆ な〜んてことも。そこで今回はカーテンのお手入れ方法を実践解説します!

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よく見ると意外と汚れているカーテン

おうちのカーテン、きちんとお手入れしていますか? お部屋のホコリをたくさん吸い込んでいたり、窓を開けているときには花粉や土埃が付着してしまったり、窓の結露を吸ってカビてしまっていたり……。カーテンはいつの間にか汚れているものなんです。

今回はそんなカーテンの汚れを手軽に掃除する方法と、困った黒カビに対抗する方法をご紹介します。

カーテンを掃除すべき頻度

カーテンが汚れていく原因は色々あります。

・部屋の中に舞うホコリの付着
・床をこすることでのホコリの付着
・窓を開けたさいの花粉や土埃の付着
・結露した窓の水分を吸うことでの雑菌の繁殖、黒カビや赤カビの発生

このほか、小さなお子さんのいる家庭だと子どもの手から食べ物汚れがついたり、イタズラしちゃったりと、さまざまな原因でカーテンは汚れていきます。

では、どれくらいの頻度でお手入れすればいいのでしょうか。一般的な洗濯回数の目安として、レースカーテンは年に2~3回、ドレープカーテンは年1回が目安だそうです。でもこれは大がかりな洗濯の場合。できるだけ清潔な状態を保つためには日々のお手軽な掃除をしていくことが大切です!

1. 日々のお手入れ

カーテンの日々のお手入れに必要なのは掃除機だけ。

掃除機で、上から下にやさしくホコリを吸い取ります。これだけでカーテンに付着したホコリなどはとれるものです。この掃除の仕方なら、毎週1回はできそうですね!

2. 洗濯〜乾燥させてみた

掃除機だけではやっぱり限界があります。ということで、我が家でもカーテンを洗濯してみました。

我が家では“呪われたカーテン”と呼んでいるこの汚れがひどいレースカーテン。

結露した窓の水分を吸ってジメジメのまま放置された結果、こんなに黒カビだらけに。今回この黒カビを徹底的にやっつけたいと思います。

このレベルまで行くと、もう生半可な方法では対処できないようなので、捨てるのも覚悟の上でどこまできれいにできるか試してみました。

浴槽のフチにカーテンをかけて、黒カビのある箇所に泡タイプのキッチンブリーチを吹き付けます。そのまま50℃くらいの少し熱いお湯に10分つけ置きしました。

キッチンブリーチをすすいで、次に重曹の出番です。

黒カビのある箇所に重曹を少しふりかけ、ブラシでこすります。もう一度軽くすすいで、最後に洗濯機で通常の洗濯コースで洗いました。乾燥の方法は、カーテンレールにそのまま吊り下げて干します。

やはりあそこまで黒カビが増えてしまうと完全には落とすことは難しかったものの、だいぶキレイになりました。

次にドレープカーテンですが、こちらはしっかりと正しい方法で洗濯しました。まずは、洗濯表示を確認しましょう。

手洗いであれば、30℃までの水またはぬるま湯で洗濯可能のようです。

※洗濯表示の見方はこちらを参考にしてくださいね。

大きめの洗濯ネットに入れ、手洗いコースで洗濯機スタート。あとはレースカーテンと同様に、カーテンレールにそのまま吊り下げて乾かしました。

洗濯のポイント

カーテンはやはり大きいので、そのままクルクルっと丸めて洗濯機に入れると、どうしても洗い残し部分が出てきます。そこで、ドレープに合わせてハリセン状に折りたたんでからネットに入れて洗濯すると、すべての面に洗剤と水流が行き渡りキレイに洗濯できました。

まとめ

今回はカーテンの普段の掃除の仕方、洗濯の方法についてまとめました。なかなか手を付けられずにいた、黒カビだらけのカーテン。完全とはいえないものの、かなりキレイにすることができました♪

カーテンのお手入れといっても普段はこまめに掃除機でホコリをとり、洗濯機で洗ったときも、カーテンレールにそのまま干すだけなので、実はとっても簡単なんです。皆さんも、黒カビにやられたり、汚れが染み付いて取れなくなったりする前に、定期的にカーテンの洗濯をしてみてはいかがでしょうか。

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