【秋田】鉾立展望台から見る鳥海山は超絶景!

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。
書店に行くと必ず見かける『絶景』の写真集。世界の絶景から始まり、今は日本の絶景が『絶景』売り場をにぎわせています。
僕の中での『絶景』は鳥海山・五合目の鉾立展望台からの鳥海山の雄姿です。出羽富士と知られる鳥海山(ちょうかいさん)は、『日本百名山』、『花の百名山』として知られ、多くの登山者が山頂を目指します。また、秋田・山形両県の県境に位置し、日本海の海岸

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 12
  • 0
  • 0
  • いいね
  • クリップ

こんにちは!たびこふれライターの中尾です。

書店に行くと必ず見かける『絶景』の写真集。世界の絶景から始まり、今は日本の絶景が『絶景』売り場をにぎわせています。

僕の中での『絶景』は鳥海山・五合目の鉾立展望台からの鳥海山の雄姿です。出羽富士と知られる鳥海山(ちょうかいさん)は、『日本百名山』、『花の百名山』として知られ、多くの登山者が山頂を目指します。また、秋田・山形両県の県境に位置し、日本海の海岸から一挙に立ち上がる独立峰で、その山頂は海岸線から直線距離にしてわずか16kmと近いのが特徴。

僕自身、対角の月山(がっさん)には毎年登っているのですが、まだ鳥海山には登ったことがありません。来年こそは鳥海山を登るぞ!と願を込めて、その登山口にある鉾立(ほこだて)展望台と鳥海山展望台を紹介します。

目次

鳥海山

鉾立展望台

2012年8月17日訪問

2017年9月1日訪問

2021年8月12日訪問

2022年7月31日訪問

2022年8月28日訪問

鉾立インフォメーション

鳥海山写真集

鳥海山

<山形県遊佐町から見た鳥海山:2022年8月撮影>

鳥海山(ちょうかいさん)は出羽富士とも称され、富士山のようなきれいな円錐形の「成層火山」です。大きさは東西約26km×南北約14kmにおよび、溶岩でできています。噴火を繰り返して成長したり、ときに大きく崩れたりしているため、山の姿が南側と北側で大きく異なります。溶岩が流れてできた溶岩地形と、山が崩れてできた崩壊知憩、この二つの地形によって、見る方向ごとに景色が変わることが鳥海山の美しさでもあります。

鉾立展望台

鉾立(ほこだて)は、鳥海山の標高1,150mの位置にあります。ちょうど鳥海山の5合目にあたり、象潟口(きさかたぐち)登山道の起点となる場所でもあります。秋田県にかほ市象潟町と山形県遊佐町吹浦を結ぶ全長34.9kmの鳥海ブルーライン(通行料は無料)の最高点でもあります。誰でも簡単に車で鳥海山5合目までアクセスが可能です。

鉾立には、駐車場に面したところにある鳥海山展望台、駐車場から登山道を約10分登ったところにある鉾立展望台の2ヶ所あります。晴れると、どちらからも絶景を見ることができます。

2012年8月17日訪問

ガスで何も見えませんでした。あまりにも真っ白な状態だったので写真も撮影していません。

2017年9月1日訪問

17時頃、駐車場に到着。登山道を歩き鉾立展望台へ。雲がかかっているものの西日を浴びた鳥海山の山容を見ることができました。

左の高いところが鳥海山の山頂です。そこから右に延びる稜線が登山道です。鉾立展望台から頂上まで標高差約1,000mを約5時間かけて登るそうです。

2021年8月12日訪問

16時頃に駐車場に到着。登山道を歩き鉾立展望台へ。

鉾立展望台に到着。周囲は真っ白です。

正面に鳥海山の山頂が...見えませんでした。15分ほど天候の回復を待ってみましたがダメでした。

2022年7月31日訪問

16時頃に駐車場に到着。下界は見えるものの曇っています。鳥海山の山頂部は見えないと判断し、鳥海山展望台へ。

北西部は秋田県にかほ市です。仁賀保高原の風力発電です。

秋田県にかほ市の日本海に面した象潟(きさかた)の町です。ここは松尾芭蕉「奥の細道」北限の地です。奥の細道だから、もっと北の青森県まで行ったのでは?と思われがちですが、ここが北限だそうです。見づらいのですが、右手の田んぼの中にぽっこり島が浮かんでいるように見えるのが、陸の松島と呼ばれる九十九島です。

南西に目を向けると日本海に浮かぶ飛島(とびしま)が見えます。

2022年8月28日訪問

15時30分頃に駐車場に到着。雲はあるものの青空が広がっています。駐車場は登山者用と一般観光客用と2ヶ所に分かれていますのでご注意ください。

正面に鳥海山の山頂を見ることができます。

象潟口(きさかたぐち)登山口です。右側の登山案内と書かれたところに登山者は登山届を提出します。(鉾立展望台へ行くのであれば提出不要)

象潟口からの登山道の案内図です。登りに5時間...。山頂直下の山小屋に泊まらず日帰りだと明け方前から登り始める必要があります。

登山口すぐに東雲荘(とううんそう)があります。TDK株式会社の創始者が昭和44年6月に山荘として建設されました。

東雲荘は普段は無人ですが、一般の方も利用できます。(事前に連絡が必要)

登山道の始まりはこのような道です。階段は足の長さに左右されるので整備されていても意外と登りにくいものです。

階段がつづら折りになっています。

後ろを振り返ると鉾立の駐車場が見えます。中央がレストランがある稲倉山荘、奥の右側が鉾立山荘、奥の左側が鳥海鉾立ビジターセンターです。

途中、鳥海山の山頂がくっきりと見ることができました。鳥海山の山頂は新山と呼ばれています。

振り返ると駐車場、後方には象潟の町が見えます。駐車場ですが左側が登山者用の駐車場です。

鉾立展望台です。駐車場から約10分で到着。

さぁ、鳥海山は見えたのか?動画でご覧ください!

ドーンと鳥海山が目の前に見えています。まさに絶景です。

頂上部の新山をアップにすると、頂上部は岩山になっているのが分かります。

こちらは尾根です。この尾根を右から左へと登ります。左側に山小屋も見えています。中央には滝も見えていますね。

一度、駐車場まで下りてきました。続いて駐車場に面している鳥海山展望台です。こちらは駐車場に面しているので観光客がたくさんいらっしゃいます。

鳥海山展望台は階段がたったの10段!(笑)

こちらの絶景もまずは動画でご覧ください!

鳥海山展望台からも鳥海山の絶景を眺めることができました。これだけ晴れているのも珍しいです。

手前の谷は「奈曽渓谷(なそけいこく)」です。ものすごく深いV字型の渓谷です。

右から左へと延びる尾根の稜線です。

奈曽渓谷の説明文です。深さは約300m~500mもある大きなV字型の渓谷です。

観光客の皆さんも奈曽渓谷の絶景に感嘆しています。

北西部は秋田県にかほ市、そして日本海です。

鉾立インフォメーション

鳥海山展望台は駐車場に面しています

鉾立展望台は鉾立口登山道を登り約10分で到着します。鉾立展望台までは登山道がアスファルトで整備されていますのでスポーツシューズで大丈夫です

駐車場に面して稲倉山荘(食事・喫茶・土産店・トイレあり)があります

鳥海鉾立ビジターセンターは入場無料。営業時間は9:00~16:30です。鳥海ブルーラインの開通期間にオープンしています

鳥海ブルーラインの開通期間は4月下旬~10月下旬まで。必然的に鉾立にもこの期間にしか車で行くことができません(鉾立にある施設も休業します)。また悪天候時も通行止めになりますので最新情報を事前に入手してから訪問してください

<稲倉山荘>

<新築工事中のトイレ。来期には完成して使用できると思います>

<正面が鉾立山荘、左が鳥海鉾立ビジターセンター>

<鳥海山に安全に登山できるよう登山道の紹介を行っています>

<鳥海山は鉾立展望台への散策からフラワートレッキング、そして頂上を目指す登山を楽しめます>

<鳥海山は「花の百名山」。どこでどんな花が見ることができるのかを紹介しています>

<鳥海山は火山です。過去の噴火など、火山活動を紹介しています>

<談話室には鳥海山の写真がパネル展示されています>

▼Googleマップ

鳥海山写真集

<山形県鶴岡市「金峰山」より:2021年7月撮影>

<山形県酒田市「玉簾の滝駐車場」より:2021年8月撮影>

<月山八合目駐車場より:2022年8月撮影>

<秋田県にかほ市象潟より:2022年8月撮影>

<庄内空港の送迎デッキより:2022年8月撮影>

<鶴岡市櫛引地区より:2022年8月撮影>

一緒に読みたい関連記事

秋田・山形に広がる鳥海山麓は"水の聖地"です!

  • 12
  • 0
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

「たびこふれ」は、現地取材を中心とした海外・国内の情報を幅広く発信する、旅行情報メディアです。「こふれ(coffret)」とは、フランス語で「宝石などを入れる小…

たびこふれさんの他のアイデア

コラムのデイリーランキング

おすすめのアイデア