おさんぽ、のこぼれ話 (恩納村編)

梅雨の真っ只中に制作していた「おきなわいちば77号」。毎日、毎時間、いや毎分?天...

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梅雨の真っ只中に制作していた「おきなわいちば77号」。毎日、毎時間、いや毎分?天気予報をチェックして「どうか晴れますように!」と祈りながら撮影日を迎えた恩納村のおさんぽは、雲は多いものの、晴・れ・たー!
のほほ~んなページを作る裏側は、天気との戦いなのです。

おさんぽのスタートはHENNA design・へんな優さんの事務所から。
元は公民館だったこともあってか、お仕事中も「元気ね〜?何してるの〜?」と事務所に入ってくる地元の方も多いのだとか。
建物の中には調理室や小さい会議室、舞台付のホール(!)もあるそうで、
「ここで地域の人と一緒に何か面白いことができたらなあ」と目をキラキラさせて話してくれたへんなさんの姿が印象的でした。実現する日がすごく楽しみ!

さんぽの思い出のひとつが、撮影後に取り壊されてしまった建物のこと。

ムーンビーチのそばで見かけて、「素敵だね!公民館の次はここを事務所にしちゃう?」と盛り上がっていたのですが、今はもうないそうです。
こうやって街の風景は少しずつ変わっていくんだなあ。

そして、へんなさんの行きつけのヘアサロン「kalama」の看板犬。

黒い毛のマックは、おだやかで人懐っこい性格のおじいちゃん犬。
小さな体のリリィは、最初は警戒するも、慣れるとこちらに近づいてきてくれるかわいい子。
年齢も性格も違う2匹ですが、kalamaのおふたりとお客さんにすごく愛されていました。

撮影後しばらくして、へんなさんから連絡をもらいました。
それは、マックが天国へと旅立ったことを知らせる内容でした。
亡くなる少し前に初めて出会ったマック。一緒に過ごしたのはほんのひとときでしたが、とてもとても貴重な時間だったんだなと思いました。

たった1日歩いただけでしたが、いろいろな出会いがありました。
誌面でも触れたのですが、そこには「普段の暮らし」があり、その中には、生まれるもの、なくなるもの、など様々あります。
それら全てをひっくるめて、「愛おしいなあ」と思いながら日々過ごせたら。おさんぽを振り返って感じました。

へんなさん、誌面に登場いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

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