繊細な世界観に大人がハマる、初心者でも作れるドールハウス

ヨーロッパ伝統のクラフトとして、1970年代後半に日本にも広まったといわれているドールハウス。当時、日本では馴染みのなかったドールハウスですが、可愛らしい動物が住む家「シルバニアファミリー」が発売され、子供たちを夢中にさせたことがきっかけで広く知られるようになりました。 そのドー…

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ヨーロッパ伝統のクラフトとして、1970年代後半に日本にも広まったといわれているドールハウス。当時、日本では馴染みのなかったドールハウスですが、可愛らしい動物が住む家「シルバニアファミリー」が発売され、子供たちを夢中にさせたことがきっかけで広く知られるようになりました。 そのドールハウスが、子供だけでなく大人も魅了し、じわじわと人気となっているのをご存知でしょうか? 今回はそんなミニチュア世界の魅力について紹介していきたいと思います。



© Sergey Nivens - Fotolia.com

大人がハマるドールハウスの魅力

ドールハウスは現物の一定の縮尺で作られた模型で、1/12スケールのものが標準となっています。
近年ではスタジオジブリのアニメ作品「借りぐらしのアリエッティ」にもドールハウスが登場しますよね。ドールハウスを作る醍醐味は、「どこまでリアルに、どこまで緻密に作れるか」という永遠の課題があり、大人が童心にかえって夢中になれることにあるようです。

見る側にとっても、ドールハウスの持つミニチュアの細かさと世界観に驚き、見ていて飽きないのも魅力ですね。作る側も見る側も楽しめるのがドールハウスなのです。

マクドナルド風ミニチュア月見バーガー作り

こちらのハムスターのミニチュア工房2さんの作るミニチュアハンバーガーは、クオリティが高く、その制作過程にも驚きます。はじめは食べ物などのミニチュア小物作りから、はまっていく人も多いようです。

初心者でも試しやすい、ミニチュアクラフト

実際に作ってみたい方には初心者でも挑戦しやすいクラフトキットが販売されています。
ミニチュアアートを初めて挑戦するなら馴染みのあるジブリの作品はどうでしょうか。

ファン必見!ペーパクラフトで作るジブリの世界
ジブリの作品なら、ストーリーを思い出したりして製作工程から楽しめるので初めての方でもトライしやすいと思います。また、完成品はペーパークラフトとは思えない仕上がりと評価も高く、細かい部分まで再現されているのも魅力。

制作する際に必要なものは、木工用ボンドや爪楊枝、綿棒、カッター、ピンセットなどがあれば大丈夫です。ボンドをはみ出ないように慎重に作ると仕上がりに差が出るそうですよ。

「魔女の宅急便」から【コリコの町】

魔女の見習いキキが魔女になるための修業の地として選んだ時計塔がある大きな町、コリコ。

ストーリーの中で、バスにぶつかりそうになるシーンとなったトンネルなども再現されていて、作るのが楽しい作品。子供も一緒に家族みんなで作ったりしてもいいですね。

「魔女の宅急便」から【グーチョキパン店】
パン屋さんのトレードマークであるキキとジジのパンでできた看板も再現されています。

「紅の豚」から【ホテルアドリアーノ】
飛行艇乗りの憧れのマドンナ、ジーナのいるホテルアドリアーノです。

離れには、ポルコのアジトも細かく再現されていて、デッキチェアーや日よけの傘、ラジオ、りんご、吸殻のはいった灰皿まであり、制作段階で気分はもうすっかり物語の中に。

先ほど例にも挙げた「借りぐらしのアリエッティ」にも出てくる【アリエッティの家】もあります。

床下で住んでいたアリエッティのお家は、よくよく見てみると、ボタンやクリップ、切手などがインテリアとして使われていて、改めて新しく発見することも。カラフルな色合いで楽しんで作れるクラフト作品です。

いかがでしたか?ドールハウスが好きな方もジブリファンの方もオススメのミニチュアクラフトキットでした。子供と一緒に作ったらとても楽しい時間を過ごせそうですね。

昭和の情景を思い出す、作って懐かしいドールハウスキット

次に紹介するのは、リアリティにこだわった昭和のお店屋さんシリーズの【駄菓子屋】。細部まで再現されていて、「こういうのあったなぁ…。」と懐かしく感じながら作れる作品です。

お菓子棚には、都こんぶやカカオシガレットの駄菓子も陳列されていて、昭和の駄菓子屋さんの雰囲気が細部から漂ってきます。

昭和シリーズには他にも、たばこ屋、新聞屋、団子屋、煎餅屋などもあり、色々集めて作って昭和の街並みを再現してみても面白いかもしれませんね。一つ作ると、また他のも挑戦してみたくなるのがこのシリーズの魅力のようです。

こちらの手芸工作展に出品された和風ドールハウスは、なんと独学で作られています。緻密に作られているそのドールハウスは、そこに誰か住んでいるかのような空気感すら感じさせ、まるで自分が巨人になって見下ろしているかのような錯覚になるほどです。

世界のドールハウスを見に行こう

ドールハウス、そのミニチュアの世界に魅了されたら、是非訪れてみたいのが、


200年以上前に作られたアンティークドールハウスを見ることができ、日本のドールハウスと違ったバロック&ロマネスク様式の内装を見る事ができます。NYメトロポリタン美術館をモトロリポタンと文字った遊び心満載の作品も展示されています。

最近では、孤独死の実態をミニチュアの世界で再現して、その悲惨さを訴えた異色のミニチュアも話題にのぼり、ツイッターでも反響になりました。ミニチュアという小さな世界にどんな思いを込めるかで色々なメッセージを表現できそうですね。

日本のドールハウスは非常に細かく繊細な技術を持ち合わせていて、世界中でもレベルが高いそうです。模型作りが趣味だった方などはぜひ、ドールハウスに挑戦してみてはいかがでしょうか。細かい作業が得意とする方は、世界中が驚くようなドールハウスができるかも知れませんね。

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