【重要なお知らせ】LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト サービス終了につきまして

平素より「LIMIA」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「LIMIA(リミア)|住まい・暮らし情報サイト」のメディア運営を、2025年5月30日(金) 12時00分をもちまして終了させていただくこととなりました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
これからもみなさまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。


【既存住宅(中古住宅)の既存住宅状況調査(インスペクション)】宅地建物取引業法が一部改正、平成30年4月に施行されます。

我が国の全住宅流通量に占める既存住宅(中古住宅)のシェアは14.7%(平成25年)。最近はリノベーションやDIYのちょっとしたブームもあり、徐々に増えつつありますが、欧米諸国は70~90%ですので、比べてみるとまだまだ低い水準にあります。

中古住宅は新築に比べて、購入金額も低く抑えることができますし、人口減少の中、空き家もたくさんありますので、もっと増えてもいいはず・・・。

中古住宅が敬遠される上位の理由は次の通り。

① 新築のほうが気持ちがいい
② リフォーム費用などで割高になる
③ 隠れた不具合が心配
④ 耐震性や断熱性などの品質が低そう
⑤ 給排水管などの設備の老朽化が心配

理由①の感覚は、日本人特有の中古や古いモノに対する「穢れ」や「魂が宿る」などの観念や宗教観があると思いますので、早急な変化は難しいです。
理由③〜⑤は、中古住宅に対する漠然とした品質の不安から来る理由なので、安心ができる仕組みがあれば、かなり改善されるのではないでしょうか・・・。そして、売買の際も、売り主、買い主双方に認識の相違が発生しないような仕組みがあれば、取引後の問題も少なくなるはずです。

その仕組みが、既存住宅状況調査(インスペクション)の活用の促進です。
既存住宅状況調査(インスペクション)とは、専門家(建築士)によって、建物の現状を調査し、報告書にまとめたモノで、既存住宅取引の際の助けにしようとする仕組みです。(義務ではありません。)

この既存住宅状況調査のおもしろいところは、今まであった住宅の性能評価や適合証明とは違い、建築の品質を判断したり、保証する調査報告ではないこと・・・。あくまでも現状の把握。売買の際、お互いの共通認識のためのツールだというところ。実際、検査の内容、方法もかなり簡易的にしてあります。

宅地建物取引業法も、この既存住宅状況調査(インスペクション)の導入で一部改正され、「既存建物取引時の情報提供の充実に関する規定」が平成30年4月に施行されます。

ということで、先日、丸一日かけて、「既存住宅状況調査(インスペクション)技術者講習」という講義を受講してきました。講義終了時に修了考査(テスト)もあって、合否は2ヶ月後ということです。

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