アウトドア好きにはたまらない!?趣味を満喫＆スッキリ暮らすインテリアのコツ　ログハウス by キノハス

家で本格サウナが楽しめる！

山登り、山スキー、渓流釣りなどを楽しむアクティブな松尾さんご夫妻。山のそばに住みたいと、慣れ親しんだ群馬県草津町に木の家を建てました。

ご夫妻のもうひとつの趣味が、サウナ。「家を建てるなら」と、本場フィンランドからサウナキット「HARVIA」を輸入。家にいながら本格サウナを楽しむことができるんです。

実はこのサウナ、ユニットバスの壁の一部を抜いて接続しています。なかなか珍しいスタイルですよね。サウナでたっぷりと汗をかいたら、すぐに浴槽の冷水に浸かることができて利便性も抜群！　脱衣室を通らないので床の汚れを気にせずに済みます。

脱衣室にはあたためた石に水にかけるひしゃくやタオルが常備。頻繁に使うものはしまい込まないのもコツ。おしゃれなベンチに置くだけで、木の質感にマッチしたインテリアのひとつに♪

明るく開放的なリビングで仲間と楽しめる薪ストーブ

松尾さんのお宅は、将来のことを念頭に、廊下や室内空間を広く取っています。仕切りも少ないので動線がスムーズ。リビング、キッチンはひとつながりの空間にしました。サッシ窓が大きいので明るさも十分！

明るいリビングの秘密はもうひとつ、天井側の三角窓です。ご主人が季節ごとに変わる日差しの入る角度を計算して高さを決めたそう。寒い土地柄、採光も抜群であたたか！

その開放的なリビングの中心には、かわいらしい薪ストーブが♪　サウナ仲間など遊び友だちが集まるので、「キャンプのようにみんなで囲める雰囲気にしたかった」と、あえて小さい薪ストーブを選びました。ストーブのまわりでゴロ寝をしたりお茶を飲んだり、まるで山小屋のように楽しんでいます。

窓の配置は、好きな山を毎日眺められるように

2階の窓は、山好きのご夫妻のこだわりで眺望優先！　寝室からは毎朝、山並みを楽しめます。

松尾さんのお宅の窓はすべて、フィンランドのスカーラ社製。ひとつのレバーで内倒しと内開きができるドレーキップ式です。トリプルガラスなので断熱性も◎！　そのうえ窓枠が木製なので結露しないそうです。

造作棚と納戸の工夫でスッキリとスタイリッシュに！

松尾さんのお宅、空間全体がスッキリとした印象がありませんか？　その理由のひとつは、造作家具などのインテリアに住まいと同じパイン材を使用しているから。キッチンには食器棚などを置かず、収納力十分の棚を造作しました。インテリアに一体感が生まれるとともに、スタイリッシュな雰囲気に。

脱衣所の洗面化粧台の下には扉のないシンプルな棚をパイン材で造作。出し入れがしやすく湿気もこもりません。左の棚も奥行きを合わせて造作しました。

キャンプや山登りなどアウトドアグッズをたくさん持つご夫妻。グッズがあちこちに散らからず、また長靴やスコップなど作業用の道具をまとめてしまえるように、玄関に大きな納戸を設けたのもポイントです。

キッチンの後ろには、食料貯蔵庫として大活躍の大容量のパントリーも。「ストックしておけば毎日買い出しに行く必要がないので便利です」と奥さま。

外壁のカラーリングにこだわった木の住まい

シンプルな室内に比べて、ブルーの外壁が映える外観が特徴的な松尾さんのお宅は、木の香りと温もりあふれるログハウス。外壁と扉の塗料はフィンランド製のティックリラで、玄関の赤い扉は奥さまのこだわり。好みの色を探して何十色も試したそうです。

松尾さんは、山小屋に泊まりながらスキーで山越えをしたときの、薪ストーブや小屋の雰囲気が忘れられず、ログハウスを選びました。いざ住んでみると、「蓄熱性、遮音性の高さなど、住み心地もいい」と、良さを実感しているそうです。

自然とアウトドアを愛するご夫妻の、趣味を楽しみつつスッキリと暮らすアイデア、いかがでしたか？　収納を工夫しつつ、室内をスタイリッシュに見せるコツはきっと参考になるはずです。

このログハウスを設計、施工したのは、北軽井沢を拠点にさまざまなログハウスを手がける高原都市開発です。家族で暮らすための住宅はもちろん、非日常を味わうための別荘や趣味を楽しむための小屋など、用途に合わせたさまざまなタイプを扱っています。興味がある方は、ホームページをのぞいてみてください。

雑誌『キノハス』に松尾さんの記事が載っています。