リノベのカギは「階段」にあり！ 縦横斜めをつないで心地よい空間づくり♪

【リビングを広く使いたい】リビング階段がわが家の主役！

ホワイトを基調にした室内に、梁とリビング階段が優雅なこちらのお家。
ロフト付きの中古戸建てを購入、ロフト部分をなくして吹抜けにし、家の中心にあった階段を移動。リビングをより広く開放的に使えるようにリノベしました。
アイアンの手すりは、オーナーさんが旅行で訪れたことがあるパリやプロヴァンス地方の住宅をイメージしました。階段の踏面は愛犬がすべらないよう、コルクタイルにしています。

【日当たりが悪い…】階段窓から光を取り込んで

続いては、3人のお子様をお持ちのご夫婦のリノベ例。
1階が暗かったため「広々とした明るい住まい」をいちばんに望んでいました。
そこで、まずは階段の位置を家の中心に移動。次に、1階の玄関から2階の子供部屋まで光が取り込めるよう、光井戸をイメージした階段窓をデザインしました。
外壁を一部開口して造った吹き抜けの階段窓からは、自然光があふれんばかりに降り注ぎます。
自然の恵みに包まれ、子ども達も猫も嬉しそう！

【変形のお家を明るく①】光を通すスケルトン階段

上下階があるメゾネットタイプのご実家をリノベした例です。
細かく仕切られて光の入らない間取りと、五角形の形状が使いづらいことが悩みだったそう。
暗かった階段は、位置を変えて鉄骨のスケルトンに。階段を通して上のフロアからの光と、リビングからの光を家じゅうに届けます。
階段下はラーチ合板の木目を見せたオープンな収納スペースにしました。靴やアウトドアグッズを収納したときに匂いが気にならないよう、玄関周りの壁は珪藻土仕上げに。

【変形のお家を明るく②】リビング階段＆ガラスでつなげて

こちらも変形のお家です。キッチンが家の形状に沿って配置されていますね。
変形のお家は上下階のつながりや採光に悩むことが多いのですが…
リビング階段で、自然に上階とつなげています。
二世帯住宅で、２階は子世帯のリビング、１階は皆で集まれるリビング。
世帯をつなぐ階段は、階段室の壁をガラスにすることで、光と一緒に家族のつながりも作り出します。

【空間を有効活用したい①】階段下にワークスペース

階段下の空間の使い方は、収納だけではありません。
築40年、実家のメゾネットタイプのマンションを譲り受け、リノベしたお家です。
仕切られていたキッチン、ダイニング、リビングを一つの広々とした空間にしました。
圧迫感のあった木製のリビング階段は場所はそのままに、デザインを軽やかなスケルトンに変更。

【空間を有効活用したい②】子どもが使える本棚とベンチに

子ども部屋からロフトにつながる階段です。
階段の下は絵本などが置ける飾り棚を造作。
一番下の棚はベンチにして腰掛けたり、小学校に入学した後はランドセル置き場にしたり。成長に合わせていろんな使い方ができますね。

【ロフトに上がる階段が不安】インテリアにもなる階段を造作

ロフト付きのマンションで、ロフトに上がるのはよくある伸縮式のはしごでした。リビングの床に床暖房が入っていてスペースが取れなかったため、左右交互に上がる入れ違いの階段を提案しました。限られた空間で無理なく上り下りできるデザインで、リビングの印象的なインテリアとしても大活躍。

まとめ

最初から「階段をこうしたい」というより、住まいの課題を解決するために、階段を活用しているのが分かっていただけたと思います。これらは、プランナーとの打合せで、叶えたい暮らしの共有ができたからこそ、生まれた提案の数々です。施工もデザインも予算も含め、まずは希望を伝えることがリノベーションのはじまり。「こんなことしたいけど、ムリだろうな…」と思うことでも、まずは相談してみてください。プロの引き出しから、思わぬアイデアが飛び出すこともよくあります。

【設計・施工】

株式会社　スタイル工房
【浜田山店】東京都杉並区成田西3-2-4 K＆3ビル1階（火・水定休）
【南青山店】東京都港区南青山1-17-13　大青コーポ 2F（火・水定休）
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