「ムーンナイト」オスカー・アイザック、オファー承諾前に「不安でいっぱいだった」理由とは?

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『スター・ウォーズ』シリーズや『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)などで知られるオスカー・アイザックが主演を務めるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマ「ムーンナイト」が間もなく配信開始となる。プロデューサーを兼任し、キャラクター造形にも積極的に関与したアイザックだが、当初はとてつもない不安を抱いていたようだ。

「ムーンナイト」の主演にアイザックを起用した理由として、MCUを牽引するケヴィン・ファイギは、『スター・ウォーズ』や『X-MEN』『スパイダーマン』といったポップカルチャー大作映画に出演してきたアイザックのフィルモグラフィーを判断してのことだと明かしていた。しかし、アイザックが米Radio Timesに語ったところによると、「ムーンナイト」への出演を決める前に不安を抱いていた理由こそ、まさに大作続きであった自身のフィルモグラフィーであったという。

「不安でいっぱいでしたよ。石に頭を打ち付けるような感じで、数ヶ月も“これは正しいことなのか。もしかしたらやるべきでないのかもしれない”というように考えていました。ちょうど『スター・ウォーズ』という巨大マシンから抜け出したあとでした。当時は“性格研究にすごく打ち込みたい”という感じで。」

2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』出演後も、『DUNE/デューン』といった大作への出演が目立ったアイザックだが、一方でコメントの通り、2021年のドラマ「ある結婚の風景」のようなキャラクターの内面を追求していく“性格研究”重視の作品にも参加している。こうした中で大作の道に再び戻ることは、アイザックにとって大きな覚悟を要したようだ。

とはいえ、ファイギからの提案に、「そこにチャンスがあると感じずにはいられませんでした」とアイザック。「やりたいと思うアイデアがあること。それがリスクというものです。そして何かが思い浮かぶと、それについて考え続けていました」とオファー承諾前の心境を振り返る。「そしたら突然、(演じるキャラクターである)スティーブン・グラントが現れたんです。家の中で子どもや妻に見せ始めて、彼らもやるように後押ししてくれました。僕も“よし、わかった。何かがあるかもしれないしね”って」。

こうしてプロデューサーとしても企画に携わることになったアイザックは、「ムーンナイト」でもキャラクターの内面を深堀っていくことに決めた。以前、本シリーズについて、以前アイザックは「マーベルでは『アイアンマン』ぶりの性格研究作品なんです」と語っていたのだ。

ちなみに、アイザックは演じるキャラクターが“イギリス英語を話す”という設定も独自に設けたといい、本人いわくこれにはマーベル・スタジオ側も疑問を抱いたそう。しかし、最後には「“それ(アクセント)が作品を形作ってくれる”と皆が言ってくれました」と、アイザックは自分の意思を貫いたエピソードも明かした。

ドラマ『ムーンナイト』はディズニープラスにて、2022年3月30日(水)16時より日米同時配信開始。

Source: Radio Times

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