【冬のガーデニング】クリスマスローズの育て方&寄せ植えにオススメの草花5選
クリスマスローズは上品で可憐な花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。うまく育てれば毎年花を楽しむことができます。今回はクリスマスローズの育て方、クリスマスローズとの寄せ植えにオススメの草花を5つ紹介します
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クリスマスローズは、冬の花が少ない時期に花が咲き始めるキンポウゲ科の多年草です。
上品で可憐な花を咲かせ、うまく育てれば毎年花を楽しむことができます。
今回はクリスマスローズの育て方、クリスマスローズとの寄せ植えにオススメの草花を5つ紹介します。
クリスマスローズの育て方
性質が強健で初心者にもオススメのクリスマスローズは人気の冬の花。品種改良も盛んで種類がとても豊富です。
ニゲル系、オリエンタリス系、八重咲き、さらに黄金葉や銀葉、斑入り葉など、好みに応じて選ぶことができます。お気に入りの模様や花形を選んで育てることができますよ。
LesiChkalll27/Shutterstock.com
秋から冬はクリスマスローズを手にいれやすい時期。入手したら、冬の間は日当たりがよく風通しのよい場所で育てましょう。
夏の暑さは苦手なので、夏は木陰などの半日陰で夏越ししながら育てます。西日など強い日差しに当てると葉焼けを起こしてしまうので注意が必要です。
肥料は株と花芽が育つ春、株が元気に育つ秋に与えます。株分け、植え替えも秋におこないます。古くなった葉は11~12月頃につけ根から切り取ります。
植え替えは秋から3月頃までが適期。鉢に植えた場合は2~3年に一度の植え替えが目安です。
鉢植えだと移動が簡単で、冬は日なた、夏は西日が当たらない半日蔭に置くなど、季節や気候に応じて移動できるのがメリットです。
クリスマスローズの寄せ植え、オススメの草花5選
クリスマスローズは株元に葉がなく、茎がスッと伸びた先に花をつけます。
そのため、少し株元が寂しく感じてしまうことも。そんな時は寄せ植えにチャレンジしましょう。
クリスマスローズと組み合わせるオススメの草花を5つ紹介します。
ムスカリ
ムスカリはブドウのような花を咲かせるキジカクシ科の球根植物です。
Kristine Rad/Shutterstock.com
開花期は3~5月、草丈は15センチほどになります。耐寒性が強く、地植にする場合は球根を植えっぱなしにしても自然分球で増え、毎年花が咲きます。
スイセン
スイセンは早春に花を咲かせるヒガンバナ科の球根植物。開花期は品種により異なりますが、おおむね11~4月頃です。
Kurt Vansteelant/Shutterstock.com
耐寒性が強く、植えっぱなしにすることで群生します。鉢植えの場合は、3~4年を目安に花立ちが悪くなったら植え替えをおこないます。
アジュガ
アジュガはシソ科の常緑の多年草です。地面を覆うように生長し、耐陰性が高くシェードガーデンにも向いています。
Wut_Moppie/Shutterstock.com
開花期は4~5月頃で、花茎が立ち上がり穂のような形状の紫色の花が咲きます。
ギボウシ
Wut_Moppie/Shutterstock.com
ギボウシはユリ科の多年草で、開花期は6~7月です。
根元にまとまって葉がつき、葉姿が美しくカラーリーフプランツとして国内外で人気の植物です。日陰でもよく育ちます。
ワイヤープランツ
小さなグリーンの葉とほふくする細い針金のような茎が特徴的なワイヤープランツはタデ科の常緑小低木。
耐寒性も強く地植えにするとどんどん広がっていくので、鉢植えや仕切りのある花壇に植えて楽しむことができます。
slyz_garden/Shutterstock.com
寄せ植えの組み合わせ例
ニゲル バリエガータ×斑入りワイヤープランツ
散り斑や掃け込み斑が入るニゲル バリエガータと斑入りワイヤープランツでグリーンとホワイトのカラーを楽しむ寄せ植えです。
ワイヤープランツがクリスマスローズの株元の土を隠すのでオススメの組み合わせです。
Natalia Greeske/Shutterstock.com
ワイヤープランツは葉が多くなりすぎると蒸れてしまうこともあります。適度に剪定をしましょう。
クリスマスローズ アンナズレッド×ムスカリ×スイセン×アジュガ
Alex Manders/Shutterstock.com
アンナズレッドなどのパープル系のクリスマスローズに小球根類のムスカリとスイセン、多年草のアジュガを合わせてパープル系で合わせた組み合わせです。
地植えにする場合は、落葉樹の株元から離したところに植えましょう。
まとめにかえて
クリスマスローズの特徴や育て方、寄せ植えにおすすめの草花をご紹介しました。
クリスマスローズは最初のうちは小さい苗でも、うまく育てば2~3年で花株も増えて大きくなります。最初は暑さに強い品種から育ててみるのがよいでしょう。
異なる品種ごとに鉢植えにしてみるのもオススメです。数鉢を寄せて配置して、花畑のように楽しんでみるのもステキですよ。
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