ドライフラワーの作り方&オススメの花5選!オシャレに楽しめる飾り方も紹介

キレイな花を長く楽しむにはドライフラワーがいちばん!じつはおウチでもカンタンに作ることができます。今回はドライフラワーの作り方、ドライフラワーにおすすめの花や葉、飾り方を紹介します

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プレゼントでもらった切り花やお庭で大切に育てた花を、長く楽しみたいと思うことは少なくないはず。そんなときはドライフラワーにしてしまいましょう。

花屋や雑貨店などで売られているドライフラワーですが、実は自宅でもカンタンに作ることができます。

今回はドライフラワーの作り方、ドライフラワーにおすすめの花や葉、暮らしをおしゃれで豊かにするドライフラワーの飾り方を紹介します。

ドライフラワーの作り方

ドライフラワーの作り方には、いくつかの方法があります。今回は代表的な方法を紹介します。

ハンギング法

その名の通り、花を逆さに吊るして乾燥させてドライフラワーを作る方法です。茎を麻紐などで縛り、フックや物干し等に吊るします。風通しがよく、日の当たらない場所でおこないましょう。

余分な葉を取り除いたあと1輪ずつ分けて吊るし、約1~2週間ほどでドライフラワーが完成します。ハンギング法は最も手軽かつポピュラーな方法で、多くの花はこの方法でドライフラワーにできます。

Chamille White/Shutterstock.com

メリット
ハンギング法は逆さに吊るすことと重力の作用もあり、花が自然な形に仕上がります。また、なんといっても手軽さが大きなポイントです。

デメリット
出来上がりが湿度に左右されるため、梅雨時のじめじめした環境ではカビになったり湿気たりする可能性もあります。また、色がくすむという点も挙げられますが、アンティークなくすみカラーにしたい場合は問題ないでしょう。

ドライインウォーター法

花を1~5センチほどの高さの少量の水に生けたまま自然乾燥させてドライフラワーを作る、ドライインウォーター法。室内の風通しのよい場所に置いて行います。

花の水分を少しずつ蒸発させてだんだんドライにしていく方法です。花を逆さにしなくてもよいので、丸い形やふんわり感をそのまま残したいときに適しています。

メリット
花瓶に入れたままドライフラワーにできるのが1つのメリットです。花を長く花瓶で観賞したい人にはおすすめ。

デメリット
完成までに1~2週間と時間がかかるので、色が悪くなることも。また、花首が垂れ下がった形になりやすいので、難易度が高い方法です。

シリカゲル法

花を花首下2センチほどでカットし、乾燥材シリカゲルを敷いたタッパーや瓶などの容器に置き、さらに上からシリカゲルをかけて埋めることで花の水分を乾燥させます。1週間ほどで完成です。

立体的な花よりも、ビオラやクレマチスなど平面的な造形の花やカスミソウなどの小さな花に向いています。

どうしても茎を切る必要があるため、ハーバリウムやキャンドル、アクセサリーなどに使うドライフラワーを作るときはシリカゲル法です。

Mark Brandon/Shutterstock.com

メリット
花の色が綺麗に残りやすいことが最大のメリットです。平面的な造形な花の場合は、形も崩れずに仕上がります。

デメリット
花びらの多い立体的な花などの場合は、どうしても形が崩れてしまいます。また、大量のシリカゲルを使用するためコストがかかるのも難点。

シックな風合いがステキ!おしゃれなドライフラワーの写真

ドライフラワーにオススメの花・葉

花の水分量が少なく、ドライにしても色や形が変化しにくい植物はドライフラワーにしやすいでしょう。ドライフラワー初心者でも成功しやすい、おすすめの花や葉を紹介します。

バラ

Pirat Pirat/Shutterstock.com

バラは花びらの数も多く、形崩れもしにくいのでドライフラワーにしやすい花です。比較的花びらが肉厚なものを選ぶのがおすすめ。

ダークカラーをドライにすると黒に近くなってしまうので、少し明るめの花色を選ぶとドライならではのアンティークなくすみカラーが楽しめます。

バラは生花店で年中手に入るので、挑戦しやすいのもポイントです。

ミモザ

春の訪れを告げるミモザもドライフラワーで人気の花材。ドライにしても生花の状態とあまり変わらないので、スワッグやリースの花材としても定番です。

ミモザにはさまざまな品種があり、葉の形も多種多様。厚みとハリ感のあるしっかりとした葉なのでドライにもぴったりです

ユーカリ

Michael L Brown/Shutterstock.com

花ではありませんが、適度な厚みとシルバーがかったグリーンが魅力的なユーカリはドライフラワーの定番花材。丸葉品種のポポラスが人気ですが、さまざまな葉の形や色合いの品種があります。

色、形も崩れずハンギング法で簡単に作ることができ、束ねて飾るだけでもナチュラルでおしゃれな雰囲気。スワッグやリースにも欠かせない存在です。

千日紅

千日紅は花に含まれる水分量が少なく、生花のときとほぼ変わらない状態でドライにすることができます。白やピンクを始め、赤やオレンジなどさまざまな色があるのも魅力。初心者にもオススメです。

アジサイ

jan j. photography/Shutterstock.com

毎年新品種が作出されるアジサイも、ドライフラワーに人気の花。ドライにしても形崩れしにくく、ふんわりと丸いフォルムが楽しめます。

ドライフラワーにするときは日光に要注意。花色をきれいに残すには風通しがよく暗めの場所で作るのがポイント。ハンギング法でも作れますが、ドライインウォーター法がおすすめです。

ドライフラワーの飾り方

ドライフラワーは生花を生けるようにそのまま飾るだけでもおしゃれ。アイアン素材やウッド素材、陶器やブリキ缶に入れて飾るなど、生花ではできない楽しみ方ができるのも大きな魅力です。

ドライフラワーの飾り方はアイデア次第で無限大。スワッグやブーケ、リースやキャンドル、ハーバリウムなどが定番のアレンジです。

スワッグやリースはドライにしたもので作る方法もありますが、ドライになる花材を使って生花の状態で制作し、生花からドライになる過程を味わうという楽しみ方も人気です。

viannka/Shutterstock.com

作り方を紹介する動画なども多いので、参考にしながら色々な飾り方に挑戦してみましょう。

ドライフラワーは飾ったあとはお手入れも大切。湿気のあまりない、風通しのよいところで管理するようにします。直射日光も避けましょう。

また、花が乾燥しているためホコリをよせつけやすくなります。柔らかい羽ブラシなどでホコリを払ってあげるとカビや虫害からも守ることができますよ。

Artem Bruk/Shutterstock.com

まとめにかえて

ドライフラワーのおもしろいところは、生花とは違った新たな魅力が発見できるところにあります。

一見するとドライフラワーに向かないような花でも、ドライにしてみることで思わぬ発見があることも少なくありません。

花のある暮らしにドライフラワーを取り入れて、お花をもっと楽しみましょう。

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