スマートロックのおすすめ6選!後付けできる鍵の特徴や費用を比較
スマートロックとは、スマホやリモコンなどの電子機器で鍵の施錠管理ができるシステムです。この記事では、スマートロックの特徴や選び方、厳選したスマートロック6つの比較や「賃貸でも後付けできる?」「物理鍵と併用できる?」などの疑問まで徹底解説します。
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スマートロックとは
スマートロックとは、スマホや専用リモコンなどでドアに後付けした鍵の施錠管理ができるシステムです。
従来のアナログな物理鍵とは異なり、スマホ・専用リモコンの電気通信で施錠・開錠の指示を出す仕組みとなっています。鍵を開け閉めしやすい利便性はもちろん、鍵穴のピッキングによる空き巣防止になるため、セキュリティ面でも効果が期待できます。
スマートロックのメリット
- スマホやリモコンなどで鍵の施錠・開錠ができる
- 家族間やパートナー間での鍵の共有もカンタン
- オートロック機能で鍵のかけ忘れや空き巣の防止に
スマートロックには、スマホ以外でも指紋認証や近づくだけで解錠できるハンズフリー、音声認識などさまざまな機能があります。家族間で鍵をシェアしやすいだけでなく、来訪者へ一時的に鍵を付与するなど柔軟な対応もできるのがスマートロックならではのメリット。
さらに、解錠して一定時間たつと自動で施錠するオートロック機能もあり、鍵をかけ忘れがちな方や外出先で施錠したか心配になる方にも安心です。
スマートロックのデメリット
- 本体やリモコン・スマホが充電切れだと使えない
- オートロックはかえって締め出される恐れも
- 通信障害によって機器トラブルが起きる可能性がある
スマートロックは電子機器のため、充電もしくは電池による作動が基本。そのため、充電が切れたり、電池の残量がなくなったりすると動かなくなります。電池残量を気にしなければいけないため、アナログの鍵と比べるとややデメリットといえるでしょう。
セキュリティ面では安心のオートロックも、解錠に必要なスマホやリモコンを室内へ置いたまま外出すると締め出される事態に。
また、デジタル化には機器トラブルがつきものです。過去にはスマートロックを運営する会社のサーバー負荷が大きくなり、リモート操作が数日間利用できなくなったケースもあります。
心配な方は、Bluetoothで施錠・解錠するタイプや、物理鍵と併用できるタイプのスマートロックを使用し、万が一に備えて物理鍵も常に持ち歩く対策をすると良いでしょう。
スマートロックの選び方5ポイント
- 1.自宅のドアに対応しているか
- 2.持ち家か賃貸かで異なる取り付け方法
- 3.施錠と開錠の方法
- 4.製品価格・設置工事などの費用
- 5.合鍵シェアやオートロックなどの機能性
【1】自宅のドアに対応しているか
スマートロックは、ドアの鍵の形状によって取り付けられるかどうかが異なります。
ドアの鍵には、サムターンが直接ついたタイプやドアの取っ手の上下に1つずつサムターンがついたタイプ、鍵と錠がドアノブに収まったタイプなどの種類があります。
対応可能なドアの形状は公式サイトで記載しているケースが多いため、気になるスマートロックを見つけたら自宅のドアに対応しているかチェックしましょう。
引き戸に対応しているスマートロックは少ない
引き戸でも、サムターンがついていれば多くのスマートロックが設置できます。
しかし、サムターンつきの引き戸は少なく、引き戸に対応したスマートロックは選べるほど多くないのが現状です。
【2】持ち家か賃貸かで異なる取り付け方法
スマートロックの取り付け方法は、主に以下の3パターンがあります。
- 1.壁やドアを傷つけにくい両面テープタイプ
- 2.工事不要で安定性に優れたシリンダー交換タイプ
- 3.一戸建てなど持ち家向けの穴あけタイプ
壁やドアを傷つけにくい両面テープタイプ
両面テープで取り付けるタイプは、ドアをほとんど傷つけずに設置できます。
取り外しや退去時の原状回復も比較的カンタンなので、賃貸でスマートロックを導入したい方はこのタイプをチェックしてみましょう。専門知識や技術が不要なところがうれしいポイント。
一方で、両面テープの粘着力が弱いと固定できずにずり落ちたり、強すぎてドアに跡が残ったりする恐れもあります。
工事不要で安定性に優れたシリンダー交換タイプ
シリンダー交換で取り付けるタイプは、既存のシリンダーをスマートロック対応のシリンダーに換えて設置します。
ドアに穴を開けなくても設置できるため、賃貸でも退去時に元に戻すことが可能。両面テープの粘着力だと心配な方におすすめです。
一戸建てなど持ち家向けの穴あけタイプ
穴開けで取り付けるタイプはドアに穴を開け、あいた穴にスマートロックを設置します。
一度穴の開いたドアは原状回復ができないため、賃貸だと取り付け不可なケースが多いです。ドア穴に固定するため、安定度はほかのタイプよりも良く、ずり落ちる心配はほとんどないでしょう。
【3】施錠と開錠の方法
施錠・解錠方法は一般的に以下の3タイプがあります。
- 1.スマホ操作タイプ
- 2.ハンズフリータイプ
- 3.マルチデバイスタイプ
スマホ操作タイプ
スマホにスマートロック専用のアプリをインストールし、アプリ経由で施錠・解錠ができるスマートロックです。
手元で操作できるため、鍵のかけ忘れが不安な方におすすめです。アプリ内で施錠・解錠を記録してくれる機能で、いつ・誰が最後に操作したか確認できるタイプも。
ただし、アプリがスマホに対応していないケースがあるため、対応機種の確認は必ず行うようにすると良いでしょう。
ハンズフリータイプ
ハンズフリーは、本体に近づいたり離れたりすると、Bluetooth接続で施錠・解錠できるスマートロックです。
カバンの奥に入っているスマホがなかなか取り出せない、赤ちゃんを抱っこしていて両手がふさがっているなどのシーンで活躍します。
ただし、電波が悪い場合は施錠・解錠に時間を要する場合も。そのときには、手動で鍵を使って解錠しなければなりません。
マルチデバイスタイプ
マルチデバイスは、付属のスマートロックキーやフューチャーフォンなど、スマホ以外のさまざまなデバイスで施錠・解錠ができるタイプです。
スマホを持っていない方でも使用できるので、子どもや高齢者のいる家庭でも導入しやすいのが特徴。親はスマホ、子どもはカードキーという形で使い分けることもできるので便利です。
Amazonアレクサのようなスマートデバイスと連携することで、音声認識での施錠・解錠もできます。
【4】製品価格・設置工事などの費用
スマートロックは製品によって費用が異なります。
製品の購入には、買い切りと定額制のサブスクリプションがあります。また、穴あけタイプの設置は工事費用が追加で発生することも。
スマートロックの導入にかけてもいい予算を決めておき、予算の範囲内で自分にあった製品を探すのがおすすめです。
【5】合鍵シェアやオートロックなどの機能性
家族やパートナーと住んでいて合鍵が必要な場合は、個人のスマホに鍵のシェアができるかどうかも要チェックです。スマホを持っていない方向けに別デバイスの合鍵が必要なケースもあるでしょう。
ほかにもオートロックや履歴の閲覧、電池残量の通知、緊急開錠など、スマートロックには多くの機能があるため、欲しい機能は何かを考えながら選ぶのがおすすめです。
スマートロックのおすすめ6選
ここからはスマートロックのおすすめ商品をご紹介します。
Amazonや楽天のランキングにも入る人気メーカーから、セキュリティに特化したものまで厳選しました。似た商品が多くて分からない方のために、それぞれの機能などを解説していきます。
LIXIL|LIXIL 後付けオートロックES
Qrio|Lock Q-SL2
SwitchBot 遠隔操作ドアロックセット
そんな些細な時間が減るのが有り難いです。
SADIOT|SADIOT LOCK
EPIC|後付電子錠 EPJP-F500H
NinjaLock|NinjaLock2
Manhaoya|スマートロック M7W-JP
スマートロックおすすめ商品比較表
商品画像 |
Qrio
|
SwitchBot
|
SADIOT
|
EPIC
|
NinjaLock
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
商品名 |
Lock Q-SL2
|
SwitchBot 遠隔操作ドアロックセット
|
SADIOT LOCK
|
後付電子錠 EPJP-F500H
|
NinjaLock2
|
スマートロック M7W-JP
|
特徴 |
スマートフォンから簡単施錠!他デバイスと連携して遠隔操作も◎
|
施錠・解錠の記録が残せるスマートロック
|
セキュリティチップ搭載でハッキングに強い!合鍵は20個作成可
|
多彩な施錠方法が魅力!指紋認証は子どものいる家庭にも◎
|
期限付き暗証番号でセキュリティ面も安心。予約時間に自動施錠も
|
外部から解除をできなくする機能を搭載。ワンタッチ施錠も可能
|
最安値 |
18450円
送料無料
詳細を見る
|
27959円
送料要確認
詳細を見る
|
13200円
送料無料
詳細を見る
|
要確認
|
要確認
|
11980円
送料無料
詳細を見る
|
取り付け方法 |
粘着テープ
|
粘着テープ
|
粘着テープタイプ
|
穴あけタイプ
|
粘着テープタイプ
|
穴あけタイプ
|
施錠解錠方法 |
スマートフォン操作タイプ、ハンズフリータイプ、マルチデバイス
|
スマートフォン操作、パスワード、音声、指紋認識など
|
ハンズフリータイプ
|
スマートフォン操作タイプ、ハンズフリータイプ、マルチデバイスタイプ
|
スマートフォン操作タイプ、マルチデバイスタイプ
|
スマートフォン操作タイプ
|
鍵の共有 |
可
|
可
|
可
|
可
|
可
|
可
|
電池残量通知機能 |
あり
|
あり
|
あり
|
—
|
あり
|
—
|
防犯機能 |
オートロック
|
オートロック
|
オートロック
|
オートロック・ICカード・指紋・暗証番号・無電圧a接点
|
オートロック・タイマー・カード・暗証番号
|
オートロック・おやすみ強制ロック・暗証番号
|
商品リンク | 楽天市場で見る Amazonで見る Yahoo!で見る | Amazonで見る | 楽天市場で見る Yahoo!で見る | Amazonで見る Yahoo!で見る |
スマートロックに関するQ&A
ここでは、スマートロックに関連した疑問をQ&A形式で答えます。スマートロックで疑問があればチェックしてみてください。
Q1. スマートロックは賃貸でも設置できる?
A. 両面テープやシリンダー交換で設置するタイプなら原状回復可能
賃貸の場合は原状回復可能な設置タイプのスマートロックを選びましょう。
両面テープタイプは壁に貼り付けるスマートロックで、壁を傷つける心配がほとんどありません。シリンダー交換タイプは、既存のシリンダーをスマートロック対応のものに付け替えて使用します。
ドアに穴をあけるタイプは現状回復工事の費用がかかるため、両面テープ・シリンダー交換どちらかのスマートロックがおすすめです。
Q2. スマートロックの鍵と物理鍵は併用できる?
A. スマートロックによっては物理鍵も併用できます。
動作不良や通信障害などの機器トラブルに備えて、物理鍵も使えるスマートロックがあります。
例えば、この記事でも紹介している『Qrio』の『Smart Lock Q-SL1』はスマホやハンズフリーに加えて、物理鍵での施錠・解錠が可能です。
玄関の補助錠を知りたい方はこちらをチェック
「家の防犯対策に鍵1つだけだと心配……」という方におすすめなのが、玄関補助錠です。
補助錠があれば、二重ロックであけるのに手間がかかるので、防犯対策におすすめです。手軽に設置できるものからダイヤル式、キーレスタイプなど、おすすめの10選を紹介しているので、以下の記事もぜひチェックしてみてください。
▼玄関補助鍵のおすすめアイテムはこちらをチェック!
※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行なってください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年8月)に基づいたものです。
※画像はイメージです。
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