トイレの節水で水道代を抑えよう!節水グッズや小レバーが便利
トイレの節水にはレバーを使い分ける方法や、風呂の残り湯を使う方法などがあります。最大で月に1,000円以上の節約が期待できることも! しかし、トイレの節水にはリスクもあります。今回は主婦50人に聞いた失敗談も踏まえながら、おすすめの節水方法を紹介します。
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皆さんは水道代の節約をしようと思い立った時、トイレの節水を視野に入れていますか?トイレの節水にもいろいろな方法があり、最大で月に数千円の節約に成功している方もいらっしゃいます。
今回の記事では、主婦50人の皆さんにトイレの節水についてアンケートを実施しました。トイレの節水に関する主婦のリアルな意見が満載です。節水の手段、注意するべきことなどを把握し、賢く節水をしていきましょう。
■目次
1. 頻繁に水を使うトイレだからこそ「節水」を意識したい!
2. 主婦が日頃から実践するトイレの節水術
3. トイレの節水で最大1,000円以上の節約になることも?
4. これはダメ!主婦たちが経験したトイレの節水による失敗
まとめ
1. 頻繁に水を使うトイレだからこそ「節水」を意識したい!
アンケートにて「トイレの節水は意識していますか?」という質問に対しては、節水を意識している方がやや多いという結果になりました。普段から節水を意識しているという回答に加え、節水機能が付いているトイレを使用しているという方も少なからずいらっしゃいました。
■頻繁に水を使う場所だからこそ「節水」
トイレの節水を意識しているのは、全体のちょうど半数。1回トイレの水を流すだけでも、たくさんの水量が必要になってしまうと考えている方が多くいらっしゃいます。トイレは一日に数回使用しますし、家族が多ければより多くの水を使うこととなり、水道代もかさんでしまうのです。
■「結構水を使用する場所なので節水をとても意識しています。出来るだけ『小』で流すようにしています」(30代・専業主婦)
■「古いタイプの便器とタンクなので、どうしても毎回、無駄に水を使用していそうです。それがもったいないなぁといつも思っていて、風呂の残り湯をタンクに流し入れたりしています」(40代・専業主婦)
■「節水しないと一万円を超えてしまうことがあったので、節水グッズをタンクに付けています」(40代・専業主婦)
最近のトイレと比べて、古いタイプのトイレですと、必要以上に水が浪費している場合があります。水道代を少しでも安くするために、日頃からできる範囲で節水をしようと心がけている方が、アンケートにて「はい」と回答していました。
■節水モードが付いているトイレを使用中
賃貸物件に住んでいる場合、トイレの付け替えはなかなか難しいものですが、持ち家に住んでいる場合は節水機能が搭載されているトイレに変更することができます。実際に、アンケートの回答にも「節水機能が付いているトイレを使っている」という声が見られました。
■「トイレのリフォームを3年前にしたときに、節水機能が高い便器に替えましたので、普段はあまり気にせずに使用しています。強いて言えば、大・小・エコという水を流すボタンがあるので 掃除のときに使ったペーパーを捨てる際はエコモードで捨てるようにしています」(40代・個人事業主)
■「元々節水モードが備え付けられているので、特に意識はしていません」(40代・個人事業主)
■「トイレ自体が節水トイレなので、それ以上に何かしていることは無いです」(40代・正社員)
節水トイレにすることで、普通に使うだけでも水の節約となります。そのため、節水トイレを使っている家庭の方は、自分の行為として節約を心がけている方はいらっしゃいませんでした。
■トイレの清潔を維持するするために「節水はしない」
アンケートにて「いいえ」と答えた方は、そもそもトイレに関して節水を考えていない方が大半でした。また、トイレットペーパーや排泄物をきちんと流すため、あえて節水を意識することがないという声も少数ながら見受けられました。
■「トイレはきちんと流したいと思っているので、節水は意識していません」(50代・専業主婦)
■「ちゃんとトイレの中を綺麗にしておきたいからです。節水するとよごれが残りそうで嫌です」(50代・専業主婦)
■「あまり意識していませんでした。お風呂と違って自動で流れるので、無意識に使っていました」(40代・パートアルバイト)
確かに、水量を減らすことを意識しすぎると、きちんと流れきらない可能性があります。常に便器の綺麗さを意識しているからこそ、このことを懸念されているのでしょう。
2. 主婦が日頃から実践するトイレの節水術
いざトイレの節水に取り組もうと思っても、どんなことをやればいいのか、なかなかわからないものです。日頃から節水に取り組んでいる主婦の皆さんが、どんな方法を実践しているのか見ていきましょう。
アンケートの結果、水を流すレバーの使い分けをしている方が多いことがわかりました。また、市販されている節水グッズを使っている方や、お風呂の残り湯を運んできて流すという方も、少数ながらいらっしゃいました。
■「大」・「小」レバーの使い分けは心がけ次第
トイレの節水方法の中で最も簡単で、お金がかからず、すぐに始められるのがレバーの使い分けでしょう。家族の協力を得やすい節水だと言っても過言ではありません。
■「単純に大小の使い分けだけでも効果は大きいと思います。それ以外は、面倒だしストレスになります」(40代・専業主婦)
■「レバーを使い分けるだけなら、道具も必要ないので簡単にできるから」(30代・パートアルバイト)
■「大で流した方がスッキリ流れるけど、トイレットペーパーも必要最小限にして、小で流すようにしています。」(40代・パートアルバイト)
主婦の方々の声からもわかるように、やはり手軽にできることがこの節水方法の最大の魅力。「節水をしよう!」と張り切る必要もなく、ストレスを感じずに毎日続けられます。
レバー使い分ける節水法のデメリットといえば、水量が足りず、きちんとトイレットペーパーや排泄物が流れない恐れがあること。きちんと綺麗になったことを確認しなければなりません。
3. トイレの節水で最大1,000円以上の節約になることも?
トイレの節水に取り組むことにより、環境の保全にも役立ちますが、やはり期待するのは水道代の削減。アンケートによる調査でも、このように考えている主婦の方が全体の8割と、とても多い結果になりました。
月にどれくらい水道代を節約できたかというのは、家庭によって差があります。その差には、住まいの形態や自治体による水道料金の違いなども関わっています。
しかし、節水を心がけることにより、確かに水道代を節約できていると感じる方が多いことが、アンケートから見えてきました。
■月に数百円でもコツコツ頑張りたい
節水の方法にもよりますが、全体を通して見ると、節約できたのは「100〜300円」程度という人が最も多くなりました。
■「以前からあまり使用しないように気を付けていたので、トイレの節水を頑張っても300円ほどしか変わりませんでした」(30代・専業主婦)
■「200円から300円程度の水道料金を節約することができました」(30代・専業主婦)
■「いつもは1,600円ほどでしたが、1,500円ほどにしかなりませんでした。トイレは子供と同じタイミングで行って、同時に済ませて水を1回流す、という感じの節水しかできず、それほど効果がなかったように感じます」(40代・公務員)
■「1カ月、4人家族(夫婦と子供二人)でせいぜい300円程度だと思います」(40代・専業主婦)
■日々の心がけで月に1,000円以上の節約も
■「2,000円ぐらい節約できました。トイレの水道料もばかにならないと思います」(40代・正社員)
■「私は、自宅のトイレではいつも『大』のレバーで流していました。それは、きちんと流れきらないのではないかと言う不安があったからです。 でも、『小』の時はちゃんと『小』のレバーを使用することで、2ヶ月で1,000円くらいの節約が出来ました。 この違いには正直驚きました。もっと早く気をつけていたらよかったです」(50代・専業主婦)
■「お風呂の水をつかってバケツで流していたら1ヶ月ほどで4,000円も節約できました」(40代・専業主婦)
月に1,000円以上の差が出る節水を継続させれば、年間で12,000円以上もの節約が期待できます。「大」・「小」のレバーの使い分けだけでも、目に見えて節約になったという主婦の方もいらっしゃいます。
トイレの節水で水道代を削減するのであれば、1か月では少しの違いでも、コツコツと地道に継続させることが何より大事です。
4. これはダメ!主婦たちが経験したトイレの節水による失敗
■トイレが詰まった!
毎回のトイレで水を流さず、何度分かをまとめて流すということを実践している方もアンケートで多く見られました。水を流す回数は減るものの、流すときは通常量以上のトイレットペーパーと排泄物を流すことになります。その結果、トイレを詰まらせてしまったという声がありました。
■「失敗してしまったことはあります。家族で最後の人が水を流す事にしたら詰まってしまい、大変でした」(20代・専業主婦)
■「何回か流すのをためていたら、詰まったことがあるのが失敗談です」(30代・正社員)
■「節水しようと一回に流す水の量を少なくなるように調整しました。でも水量が少なくなると、押し流す力も弱まり、結果よく詰まるようになりました」(40代・専業主婦)
■お風呂の残り湯や雨水を運ぶのは一苦労
お風呂の残り湯や雨水など、水を再利用することで水道代の節約につながったという主婦の方もいらっしゃいましたが、そこにもリスクは潜んでいます。
■「お風呂の残り湯をタンクに入れて使っていた。お風呂からトイレまで水を運ぶのに苦労し、タンクに入れる時にこぼしてしまったりしていた」(30代・正社員)
■「雨水をためてトイレに流そうとしたことがあった。外から運んでくるのが面倒なだけでなく、流す時に床に水がとんでしまった」(50代・専業主婦)
流し方ひとつで節約になるほどですので、トイレで流す水は決して少量では済みません。その量の水を、狭いトイレに運び込むのも、タンクに流し入れるのもやはり大変な作業。再利用する水を持ち運ぶ際は、十分に注意する必要があります。
■水を入れたペットボトルを入れる節約術は危険
水を入れたペットボトルをトイレのタンクに沈める、という節水方法があることをご存知でしょうか。タンク内に溜まる水の量が減るので、一度に流れる水量も少なくなり、節水になるという仕組みです。実のところ、この方法はトラブルを引き起こす危険性があります。
これにはいくつかの問題点があります。使用する水の量が少なくなるので、トイレットペーパーや排泄物が流れきらなくなることがあります。これによって排水管を詰まる場合があるのです。
また、トイレが故障する原因にもなりかねません。レバーによって水が流れたり止まったりする箇所に問題が発生すると、大量の水が流れたままになってしまうことがあります。
■「ペットボトルをタンクに入れていたら水が止まらなくて、水道代がかなりかかってしまったことがありました」(30代・専業主婦)
■「友人に聞いた話ですが、節水するためのおもりを入れていたら、栓のところにおもりに当たって栓が空いた状態になってしまい、かえって水が流れっぱなしになったのだとか。すごい水道代が請求されたそうです」(20代・専業主婦)
■「以前、タンクの中にペットボトルを入れると節水になるということで試しましたが、タンクが小さかったためか、水が逆流してきてトラブルになりました」(40代・個人事業主)
ペットボトルを使用しての節水は避けたほうが無難と言えます。節約をするために挑戦したはずが、故障して修理費がかかってしまったら元も子もありません。どうしてもペットボトルを使って節水をしたいという場合は、自己責任により、常に注意を払っておかなければなりません。
まとめ
上手にトイレの節水をすることで、場合によっては大幅な水道代削減が見込めることがわかりました。しかし、注意が必要となる節水方法もあります。
これからトイレの節水をしてみる、または節水方法を見直そうとお考えの方は、リスクの面をしっかり考慮しながら、安全で正しい節水を実践してみてくださいね。
アンケート期間:2017年3月17日〜18日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、個人事業主、パートアルバイトの方
アンケート総数:50
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