観葉植物に合わせた鉢の選び方|おしゃれな鉢カバーの手作り方法もご紹介

仕事や人間関係などストレスの多い日々のなかで、お部屋をいやしの空間にしたいときは何と言っても、観葉植物がおすすめです♪ グリーンを身近に感じることで、いやしを感じたり気分が落ち着いたりするもの。今回は、観葉植物に合わせたセンスの良い鉢の選び方についてご紹介します。

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この記事の目次
  1. 観葉植物に合わせたおすすめの鉢サイズとは
  2. 観葉植物が快適に成長する鉢植え環境を整えよう
  3. 鉢の雰囲気を変えたいなら観葉植物に合わせた鉢カバーを使おう!
  4. 穴なしの鉢カバーを使うときの注意点
  5. 手作りしよう! アイデアいっぱいの鉢カバーで観葉植物を楽しむ
  6. おしゃれさアップ! 観葉植物の成長に合わせた寄せ植えのやり方
  7. おしゃれに見せよう♪ インテリアになじむ鉢の置き方
  8. まとめ

観葉植物に合わせたおすすめの鉢サイズとは

観葉植物を買うなら鉢もおしゃれですてきなものを選びたいですよね。観葉植物に合わせてどんなことを意識して探せば良いのか、おすすめの選び方をご紹介します。

鉢の選び方1.観葉植物に合わせて鉢の”大きさ”を考えよう

観葉植物の鉢は、根の部分よりひと回りほど大きめのものを選ぶことが大切です。根の大きさに合わない鉢にギュウギュウと押し込んで植えてしまうと、伸び伸びと育ってくれません。

土の上にある観葉植物の葉がイキイキと美しく育つためには、土の下の根の部分もゆったりとしている必要があります。大きめサイズの鉢を選べば、根の生育が妨げられることなく、観葉植物が元気に育つでしょう。

そして、植物が成長し、さらに根が大きくなったら、より大きな鉢に植え替えましょう。観葉植物の成長に合わせ、1年に1度を目安に交換してください。

鉢の選び方2.観葉植物に合わせて鉢の"深さ”を考えよう

丁寧に育てているのに、なかなか大きくなってくれない。観葉植物の高さを出したいのに、いつまでも低いままで、横に広がってしまう。そんなときは、深い鉢に植え替えてあげましょう。植物の根は深く地中に伸びるほど、地上に出ている部分も上へと成長する傾向があります。

鉢の選び方3.インテリアになじむ鉢を合わせよう! コツも伝授

部屋のインテリアになじむ鉢を選ぶ最も簡単なコツは、色を合わせること。カーテンやカーペットの色と合わせるとすっきりまとまりますよ。

部屋全体が白っぽい色でまとめられているなら、思い切ってビビッドな色合いの鉢カバーを合わせてみるのもおすすめ。部屋のアクセントカラーとしてインテリアの一部になってくれるでしょう。

また、素材感を合わせるのも◎。例えば、ジュード(麻)のラグやコットンのカーテンなど、自然素材が使われているインテリアなら、鉢もテラコッタのような素焼きのナチュラルなものにすると良いですよ♪ 部屋のインテリアにマッチして心安らぐ空間にしてくれること間違いなしです☆

観葉植物が快適に成長する鉢植え環境を整えよう

鉢を購入するのは良いものの、どうやって鉢植えを行えば良いのかよくわからないという方はとくに知っていただきたい! 観葉植物が快適に成長するために、ぜひ意識してほしいことをつご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

鉢植え環境1.根っこも呼吸している! 水はけを良くしよう

水が不足すると植物は生きていけません。だからと言って、水のやりすぎは良くありません。

葉と同様に、植物の根っこは呼吸しています。常に水分で満たされていると空気が入らず、根っこが呼吸できなくなってしまい、カビの発生や根腐れを起こしてしまいます。なので、観葉植物の鉢は、水はけの良いものを選びましょう。

水はけ用の穴が開いていることはもちろん、乾燥を好むタイプの観葉植物なら、鉢の素材自体も空気を通しやすいものがおすすめです。

素焼きのものにしたり、軽石を敷いて底上げしてみたり、呼吸しやすい素材の鉢や環境を整えてあげることで、根も健康な状態で育ち、茎や根までも元気にイキイキとしてきます。

鉢植え環境2.鉢には水受け皿をつけよう

毎日の水やりを簡単に済ませたいなら、鉢とセットで水受け皿も用意しましょう。

たっぷりと水をあげたときでも、土がじっくりと水を含んで、不要になった水が下へと流れ落ち、しばらく時間が経ってから水が出てくることもあります。そんなときでも、水受け皿があれば、床や地面をびしょびしょにしてしまう心配がありません。

水受け皿は鉢とお揃いにするのも良いですが、違うものを合わせて、コーディネートを楽しむこともできますよ♪ カップだけが割れてしまったソーサーやふちが欠けて食器としての使い道がないお皿を再利用してもすてきです。

鉢の雰囲気を変えたいなら観葉植物に合わせた鉢カバーを使おう!

せっかく植物の大きさに合った鉢が見つかったけど、おしゃれさがほしい……。そんなときは、鉢を鉢カバーに入れてみてはいかがでしょう? 鉢のカバーを変えるだけで、お部屋の雰囲気もガラッと変化しますよ。

また、カバーは専用のポットカバーでなくても大丈夫! たとえば、ひと回り大きなサイズの鉢を買ってきて、すでにある観葉植物の鉢をすっぽりと入れるだけでも良いのです。

そこで、まずは鉢カバーになる主な素材を3つご紹介します♪ お気に入りの鉢カバーを見つけて、観葉植物をもっとすてきに見せましょう!

鉢カバー素材1.プラスティック

プラスティック製の鉢カバーはさまざまな色が揃っているので、お部屋のイメージに合わせて選びやすいのが魅力的♪ 比較的お手頃価格で手に入れられるのもうれしいポイント。

小さな観葉植物をいくつか購入して、色のグラデーションを楽しむように鉢のカバーを選ぶのもおしゃれです。

鉢カバー素材2.自然素材のもの

ナチュラルな風合いがすてきな自然素材の鉢カバーは、観葉植物との相性もぴったり! 例えば、竹や藤を編んで作ったバスケットタイプの鉢カバーは、使うほどに色が変化し、味が出てくるのも面白いところ。

また、バナナの皮を乾燥させてヒモ状にして編んだものもあり、お部屋を南国の雰囲気に彩ってくれます。

鉢カバー素材3.グラスファイバー

グラスファイバーとはガラス繊維のこと。加工しやすいので、鉢カバーの素材としても使われています。欧米を中心に人気があり、デザイン性の高さと軽さが魅力的なポイント。大きな鉢の観葉植物なら、グラスファイバーの鉢カバーを使えば軽いので、運ぶときに便利ですよ。

穴なしの鉢カバーを使うときの注意点

鉢カバーには底に穴が空いていないので、水がどんどん溜まって、時間が経つとともに水が腐ってしまうことも。また、十分に根が乾燥しないため、根腐れを起こしてしまうこともあるでしょう。

鉢カバーをしているときは水をあげるときの量に注意し、こまめに中をチェックしましょう。水が溜まっているようであれば捨ててください。

また、鉢から流れ落ちた土が溜まっているようなら、内側を洗っておきましょう。鉢カバーを清潔に保つことで、雑菌を防ぎ、観葉植物を元気に育てることができます。

手作りしよう! アイデアいっぱいの鉢カバーで観葉植物を楽しむ

市販の鉢カバーに気に入ったものがない、もっと個性的でオリジナルな鉢カバーにしたい! そんなときは手づくりの鉢カバーで観葉植物を楽しみましょう♪ LIMIAでご紹介している鉢カバーの手作りアイデアを3つピックアップしてみました。

手作り鉢カバー1.使わなくなったバッグもおしゃれな鉢カバーに♪

こちらはswaro109さんのアイデアで、バッグを使っておしゃれな鉢カバーを作りました。切ったり、縫ったりする必要がないので、バッグの形や大きさが合えば手作りすることができますよ♪ ベルトも捨てずにアクセントとして使用されていて、とってもすてき♡

他にも、きれいな紙やフェルト生地など、しっかりしたものを鉢のまわりに巻き、それをリボンやひもでグルリと巻いて留めるだけでも簡単に鉢カバーを作ることができますよ。

▽swaro109さんのアイデアをもっと詳しく知りたい方はこちら

手作り鉢カバー2.ホームセンターのお手頃木材でおしゃれな鉢カバーに

こちらはmaca Productsさんのアイデアのように、DIYをすれば大きな鉢でもぴったりの鉢カバーを合わせることができますよ♪ maca Productsさんはホームセンターの木材で、一からキャスター付きの鉢カバーを作りました。木の風合いが観葉植物とマッチしてすてきですよね。

一から手作りするのは大変という方にはスイーツの入っていた紙箱や、ワインの入っていた木箱など、気に入ったパッケージのものを再利用するのがおすすめです☆

▽maca Productsさんのアイデアをもっと知りたい方はこちら

手作り鉢カバー3.空き缶をリメイクしておしゃれな鉢に

トマト缶やジャムのビンなど、外国産のおしゃれなパッケージを鉢として再利用するのもおすすめ! また、HANDWORKS*RELAXさんのアイデアのようにペンキやセメントを使って、表面をデコレーションすれば、空き缶がおしゃれなインテリア鉢に大変身します。

鉢カバーとしてそのまま使うのも良し、アレンジしてみるのも良しです♪ 直接、観葉植物を植えるなら、缶の底に水はけ用の穴を数か所開けると良いですよ。

▽HANDWORKS*RELAXさんのアイデアをもっと詳しく知りたい方はこちら

おしゃれさアップ! 観葉植物の成長に合わせた寄せ植えのやり方

観葉植物の雰囲気を変えてみたいというときは、思い切って寄せ植えにしてみるのはいかがでしょう? 小さめサイズの観葉植物をいくつか、1つの大きな鉢に移植するだけです。グッと華やかになり、お部屋の雰囲気もゴージャスに変身します。

細い葉、丸い葉、薄い緑、濃い緑、小さな葉、大きな葉など、観葉植物は種類によって全体の形や葉に特徴があります。また、寄せ植えをするときは観葉植物がそれぞれどのように成長していくのかも意識したいですね。

観葉植物それぞれがもつ特徴を意識し、上手に組み合わせることで、バランスの良い寄せ植えができますよ♪

観葉植物の成長1.タテに成長するもの

テーブルヤシやモンステラのように上へと伸びるタイプの観葉植物は、高さを出したいときに使います。すっきりとした印象になるので、モダンな雰囲気が生まれます。大きな鉢に植えておくことで、順調に上へと生育してくれるでしょう。

観葉植物の成長2.ヨコに広がるもの

ワイヤープランツやアジアンタムのようにヨコに広がるタイプの観葉植物は、グリーンが密集して見えるので存在感があります。軽やかな印象にしたいなら、葉の小さなタイプを選ぶと良いでしょう。ふわっとしたグリーンが見ている人の気持ちを和ませてくれます。

観葉植物の成長3.ツルが下に下がるもの

アイビーやブライダルベールのように伸びたツルが下へ下がっていくタイプの観葉植物は、流れるラインがさわやかな印象を与えてくれます。鉢から垂れ下がった様子がおしゃれな雰囲気を醸し出してくれます。少量でも寄せ植えに足すと、グッとおしゃれ感が増します。

例えば、下記の3つのタイプを組み合わせて寄せ植えにすると、バランスが整いやすくなりますよ。あとは葉の大きさや色、形を好みで選んでみてください。いくつかの観葉植物をそろえたら、テラコッタや陶器などの鉢に植え替えることで、立派なインテリアになります。

▹テーブルヤシ+ワイヤープランツ+アイビー

▹モンステラ+アジアンタム+ブライダルベール

▹ユッカ+ミルクブッシュ+ポトス

テーブルヤシやモンステラのようにタテに伸びるものは奥やセンターに。ワイヤープランツやアジアンタムのような風に揺れるタイプは、ふんわりとセンターに配置するのがおすすめ。アイビーやブライダルベールのようにツルが伸びて下に下がるものは手前に植えると、美しく均整のとれた形になります。

ユッカやミルクブッシュのように個性的なものを組み合わせるのも面白いです。大きめの鉢を準備して、根がからまないよう、観葉植物同士の間に風が流れるように配置します。

最初から密集させて植えてしまうと、育った時に見映えが悪くなってしまうので要注意。できるだけ長く美しく楽しむためにも、ゆったりと余裕のあるスペースを確保して植えこんでいきましょう。

おしゃれに見せよう♪ インテリアになじむ鉢の置き方

インテリアの雰囲気に合った鉢に観葉植物をセットし終わったら、どこにどんなふうに置くかによっても、お部屋のおしゃれ度が変わってきます。大きな観葉植物なら、ソファやサイドボードの脇に置き、家具との一体感を楽しみましょう。

小さなものであれば、カウンターに並べたり、棚の上に並べたり、目線の高さに合う位置に置くと良いですよ。目に入りやすい場所に飾ることで、観葉植物が引き立ち、インテリア性がアップします。

まとめ

買ってきた観葉植物をそのまま飾るだけでは物足りない、ビニールの簡易鉢をなんとかしたい……そんなときは、鉢に工夫をして楽しみましょう。鉢をおしゃれなものに変えるだけで、観葉植物はインテリアになります。

観葉植物の鉢は、鉢カバーにしてみたり、空き缶やバッグにしてみたりとアイデア次第でいくらでも楽しむことができます。部屋のインテリアや雰囲気、そして観葉植物の成長に合わせて鉢を交換し、観葉植物をセンス良く飾ってみてくださいね。

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