制服の洗濯方法|自宅でできるお手入れのコツ

お子さんの制服のお手入れどうしていますか? ほぼ毎日着ている制服は、気づかないうちに汚れが溜まっているので、こまめなお手入れが必須です! 今回は自宅でできる制服の洗濯方法を解説します。制服を上手に洗う方法や、洗濯前にチェックすることなど、耳寄りな情報が満載です!

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クリーニングは不要! 制服は自宅で洗える

制服の洗濯は、いつもクリーニングに出しているという方が多いのではないでしょうか。クリーニングに出すと意外と値段が高い上に、時間もかかるので、できれば自宅で洗いたいですよね。学校や職場でいつもキレイな制服が着られるように、自宅で制服を洗濯するコツを紹介します。

制服を上手に洗う方法を伝授

制服をクリーニングに出すのと自宅で洗濯するのでは、クオリティが違うのではないかと考えている方は多いのではないでしょうか。自宅でもクリーニングに出したようなクオリティで制服を洗濯する方法を伝授します。制服の洗濯はこれでバッチリになりますよ!

洗濯をする前に

洗濯が終わって、服を取り出してみたら、「ポケットに入っていたらしきティッシュが色々な服に付いていて洗濯し直し……」「お気に入りの服のボタンがなくなっている……」なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。制服にも、洗濯する前に確認しなければいけない点がいくつかあります。

これから紹介するポイントは制服に限らず、他のものを洗濯するときにも使えるので、ぜひ参考にしてくださいね!

制服の素材を確認する

まず、前提として家庭洗濯ができるかできないかは、制服の素材によります。ウール50%以上のものはドライクリーニングに出しましょう。ウール50%以下のものや、綿・ポリエステル素材のものは家庭で洗濯することができます。

ボタン・ポケットの中身をチェックする

制服に必ずといっていいほど付いているのが、ボタン。シャツやブレザー、ジャケット、べスト、学ラン、全てにボタンが付いているものがほとんどではないでしょうか。洗濯機にかける前に、ボタンがほつれていないかどうかチェックしましょう。

また、ズボンや胸ポケットに何も入っていないか、しっかり確認するのも忘れないでくださいね!

取り扱い絵表示タグをチェックする

制服を洗濯するときにもう1つ注意しなければならないのは、絵表示タグです。書いてある数字は洗濯をするときの温度の上限で、通常のコースか弱水流のコースを選ぶのかなど気を付けるべき点はいくつかあるので、制服のタグをチェックしましょう。マーク内に×が付いている家庭で洗濯ができないので、クリーニングに出してくださいね!

手洗いする場合

洗濯機での洗濯が難しい場合や、襟や袖に汚れが付着している場合は手洗い洗濯がおすすめ。

【手順】
1.初めに制服のボタンを留め、詰襟のボタンは外す。
2.汚れが付いている部分が外側に来るようにして、包む。
3.手洗い桶に水かぬるま湯(30℃程度、ウール混合の場合は30℃以下)を入れて、中性洗剤を溶かす。
4.毛玉ができないように生地同士をこすらないようにして、制服を垂直に押すように洗う。
5.汚れたら水を替え、濁らなくなったら洗濯は終わりです。脱水のときは、バスタオルをはさんで上から押してください。

コツは、押し洗いのときにゆっくり垂直に押しながら洗うことです。

洗濯機で洗う場合

制服は他の洋服に比べるとデリケートなので、他の洋服とは分けて、制服単体で洗濯するのがおすすめ。制服を洗濯するときは、おしゃれ着用の中性洗剤を使うようにしましょう。

さらに、血液や油汚れは洗濯機では落ちないので、お湯を使ってしみ抜きをしてから洗濯機に入れてください。洋服ブラシで汚れを先に取っておくと、洗濯機の中に糸くずがたまりにくいですよ。

【手順】
1.ボタンやファスナーを留めて、襟前のボタンを外し、形を裏返してネットに入れる。
2.絵表示を見て、洗濯のコースを決める。
3.脱水は30~60秒程度で行う。

制服の洗濯で気を付けるポイントは、絵表示通りに洗濯をすることです。

制服の洗濯に合う洗剤は?

制服の洗濯には、中性洗剤を使いましょう。ウール、おしゃれ着、ドライマーク衣類用洗剤などが中性洗剤に当てはまります。ウール混の制服はとくにアルカリに弱いので、ウール・おしゃれ着と書かれた中性洗剤を使ってください。

一般的な衣料用洗剤には、蛍光増白材剤が含まれる場合があるので、色柄物には向いていません。濃い色の制服には、無蛍光剤という洗剤を使用してくださいね。

制服を洗濯した後の干し方は?

制服の洗濯が終わったら、自然乾燥しましょう。直射日光は、色あせや黄ばみの原因になるので、避けて干すのがおすすめ。スラックス・スカートは内側のポケットが乾きにくいので、裏返しに干して均等に乾かすといいですよ。

詰襟、ブレザーはハンガー掛け、スラックス・スカートは釣り干し、シャツ・ブラウスはハンガー掛け、ニットは平干しにしましょう。屋外で干すときに、風通しのいい日影がないときは、タオルをかけて直射日光から制服を守って干すといいですよ。

制服のシミを落とす方法は?

制服にシミが付いてしまったときは慌てずに、シミ抜きを行いましょう。

【手順】
1. シミの付いた部分にタオルやハンカチを当てる。
2.シミが付いた布の反対側からブラシや綿棒に水や洗剤を付けて、生地を傷めない程度に叩いて、シミをタオルやハンカチに移しだして完了。

シミ抜きが終わったら、洗濯表示に従って洗濯をしましょう。

制服の洗濯を自宅で行おう

いかがでしたか。今回は、制服の洗濯について紹介しました。洗濯前にすることが意外に多かったり、手洗いと洗濯をするときの注意点が違っていたり、制服の洗濯は確認する点は多いですよね。しかし、そこに注意すれば、クリーニングに出さなくても自宅で制服の洗濯ができるので、諦めずに自宅で洗濯をしてみてくださいね!

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