電子レンジのイヤな臭いの取り方3選|レモン汁やコーヒーで簡単消臭!

毎日の料理に不可欠な電子レンジ。使っていくうちに、魚や焦げの臭いがして困っているという方もいるのではないでしょうか。今回は、レモン汁やコーヒー、重曹を使った臭い取り方法を紹介! また、臭いの原因やレンジをきれいに保つコツも解説しますよ♪

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電子レンジからする臭いの原因

忙しい主婦の味方である、電子レンジ。冷凍食品を温めたり、食材の下ごしらえに使うなど日々の調理に欠かせないですよね。ふと、ある日電子レンジを使おうと開けてみたら、イヤな臭いがしてきたなんて経験はありませんか? 

電子レンジの臭いは、飛び散ってしまった食品が原因。調理中は、ラップをかけていても成分が庫内に充満し、時間が経つとイヤな臭いを放出します。また臭いの元をそのまま放置しすぎると、電子レンジを使っているうちに焦げつき、ガンコ汚れとなって簡単に取れなくなってしまうことも。

そこで今回は、電子レンジの臭い取り方法を3つ厳選して紹介します。家にあるものを使って気軽にトライできるものばかりですよ♪

1. コーヒー|電子レンジのイヤな臭いの取り方

まず紹介するのは、コーヒーを使った臭いの取り方です。コーヒーの搾りかすは木炭のように脱臭効果があるとされています。日常的にコーヒーを飲む方は、試してみてくださいね。

用意するもの

●コーヒーの搾りかす:少量
●小皿

方法

1. 小皿にコーヒーの搾りかすを入れて、ラップをせずにそのまま電子レンジに入れます。

2. 1〜2分ほど加熱したら完了です。

家にコーヒーがない場合には、緑茶や紅茶の出がらしでも同様に活用できます。

2. レモン汁|電子レンジのイヤな臭いの取り方

レモンには、脱臭効果があり電子レンジの臭い取りに活用できます。「古くなって食べるのはちょっと……」と言ったレモンを、臭い取りに活用してみませんか?

用意するもの

●レモン:丸ごと1個
●水:200ml
●耐熱容器

方法

1. 200mlの水を入れた耐熱容器を用意します。レモン丸ごと1個加えるため、大きめの容器がおすすめです。

2. レモンを適当な大きさにカットして、水の中にレモン汁を搾りましょう。レモンには「リモネン」と呼ばれる消臭成分が含まれています。リモネンは皮に多く含まれているので、レモンの皮は捨てずに耐熱容器に入れましょう。

3. レモン汁を入れた耐熱容器を電子レンジで3分加熱します。加熱が終わったら、そのまま15分程度置いておきましょう。

4. 汚れが浮いたところで耐熱容器を取り出し、キッチンペーパーなどで汚れを拭き取ります。

臭い対策だけではなく、リモネンにはアルカリ性のタンパク質汚れを落とす力があります。まだこびりつきの少ない食品による汚れは、重曹を使わなくてもレモン水だけできれいに落とせるでしょう。

3. 重曹|電子レンジのイヤな臭いの取り方

お風呂場やコンロなど、掃除で大活躍の重曹。実は、電子レンジの臭い消し、掃除でも活用できます。

用意するもの

●重曹:大さじ1杯
●水:200ml
●キッチンペーパー:1〜2枚

方法

1. 重曹を水に溶かします。

2. 2〜3分加熱したあと、電子レンジを開けずにそのまま10分以上置きます。

3. 電子レンジの庫内についた水分を、キッチンペーパーで拭き取ります。

重曹を使うと臭いだけではなく、汚れも一緒に落とせます。さらに、防臭効果があるので長く電子レンジをきれいに保ちたい方におすすめです。

電子レンジのガンコな汚れにはセスキ炭酸ソーダ!

長く放置しておいた電子レンジのガンコ汚れには、セスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめ! LIMIAでは詳しい掃除方法を紹介しています。気になった方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてくださいね。

電子レンジをきれいに保つコツ

長く家電を愛用するには、どんなことに気をつければ良いのでしょう? ここでは電子レンジをきれいに保つコツを紹介します。

できるだけ汚さない

電子レンジの内部はホコリが入り込むことが少ないため、頻繁に念入りな掃除をする必要はありません。食べ物や飲み物を温めるときには、なるべく「ラップ」を使用して飛び散り汚れを防ぎましょう。

ラップはぴんと張ると空気の逃げ場がなくなり、吹きこぼれることがあります。失敗しないコツは、ふんわりと余裕を持たせることです。また、つまようじなどで小さな穴を空けてもよいでしょう。

揚げ物などラップを使用しない食品は、「キッチンペーパー」をかけて温めます。これなら水蒸気で衣をべしゃべしゃにすることなく、油の飛び散りを防げるでしょう。

※キッチンペーパーを使用する際は、加熱し過ぎないようご注意ください。

汚れを放置しない

電子レンジで加熱すると「水蒸気」が内壁に付着します。長期間放置しておくと、水蒸気に含まれた栄養成分をエサに雑菌が繁殖し、イヤな臭いの原因になってしまうかもしれません。

汚れは電子レンジの「加熱効率」を下げる原因にもなります。壁面にこびりついた汚れも温める物だと判断され、電磁波が分散されてしまうためです。

温める時間が増えることで、余計な電力を消費してしまう結果につながります。さらに、汚れに熱がこもり発火する危険すらあります。汚れは気付いたときに拭き取るように心がけましょう。

定期的に掃除する

ガンコな汚れや焦げが付いてしまうと、掃除が大変になってしまいます。使うたびに掃除するのが理想ですが、日に何度も使う電子レンジにそんな時間はかけられませんよね。

そこで、「1週間に1回」の掃除をおすすめします! 1週間程度であれば、なかなか落ちないガンコな汚れにはなりにくいでしょう。

「それでも多いな……」と感じる人は、普段から必ずラップやふたを使用するようにしておけば、2~3か月置きの掃除でも大丈夫です。ただし、目立つ汚れはすぐに拭き取るようにしておきましょう。

庫内をいつでもきれいに

今回は電子レンジの臭いの取り方3選を紹介しました。いかがでしたか?

重曹やレモン汁を使って汚れを浮かせておくと、拭き取り掃除が楽にできるでしょう。普段からラップやふたをうまく利用し、定期的なお手入れも組み合わせて電子レンジを清潔に保ちましょう。

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