洗濯のやり方は把握してる?基本からポイントまで詳しく紹介

進学や就職、結婚などをきっかけに家事全般を行う必要が出てくることがあります。洗濯は「洗い」から「脱水」まで洗濯機任せですが、洗剤の使い方や適した洗濯コースの選び方、干し方にはコツが必要です。洗濯の基本とポイントを紹介していきます。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 15692
  • 73
  • 0
  • いいね
  • クリップ

洗濯前に確認する基本事項

洗濯する物によって、使われている素材や色柄は異なります。それぞれ適したやり方で洗濯をしないと、生地の傷みや色落ち、型崩れにつながってしまいます。

そのため、洗濯前に「洗濯表示を確認」して、洗濯機で洗える物かどうかを判断する必要があります。洗濯前に押さえておきたいポイントをチェックしていきましょう。

洗濯表示の確認方法

洗濯表示は衣類の内側に取り付けられているタグに書かれています。表示に桶のマークか洗濯機のマークが見つかれば自宅で洗うことが可能です。

桶の表示は、手洗いもしくは洗濯機の「手洗い」コース、洗濯機のマークは洗濯機で洗えることを意味します。

桶のマークに「×」が書かれているときは、水洗いできないのでクリーニングに出すのがおすすめです。

洗濯を始める前に必ず洗濯表示を確認して、洗える物を分類することが衣類を長持ちさせるコツです。

色落ちチェックのやり方

自宅で洗濯できる物でも、初めて洗濯するときは色落ちをチェックしておくと安心です。特に色が濃い衣類は色落ちしやすいので、衣類の目立ちにくい部分に少量の洗剤を付けて、しばらく放置した状態の衣類を白い布で軽く拭いてみましょう。

色落ちするようであれば、ほかの洗濯物に色移りする危険性が高いので、分けて洗った方がよいでしょう。

ボタン、ポケット内の確認

ポケットに物を入れたことを忘れて洗濯をしてしまった経験はありませんか? 中にティッシュやボールペンなどが入っていると、洗濯した後にごみが付いてしまったり、汚れてしまったりしますよね。

洗濯前にポケットを一つ一つ確認するのは面倒かもしれませんが、ポケットの中身による影響を考えたら事前に確認しておいた方がずっと楽です。

ボタンやホック、ファスナーを開けた状態で洗濯をしてしまうと、ほかの洗濯物にダメージを与えるだけでなく、器具が洗濯層にぶつかって傷んでしまいます。

手間はかかりますが、ボタンやホック、ファスナーはきちんと閉じて洗濯することが大切です。

洗濯機を使った洗濯のやり方

洗濯表示を確認できたら、洗濯機を使って衣類を洗ってみましょう。洗濯機をスタートさせる前に、洗濯のコースや水量などを選ぶ必要があります。洗濯機を使うときのコツについて紹介していきます。

水量、時間などコースの決め方

洗濯物の素材や大きさなどに応じて、いくつかのコースから選べるようになっている洗濯機がほとんどです。

普段使いの物を洗濯するときは、「標準」コースで大丈夫です。薄手の布団などを洗うときは「毛布」、おしゃれ着などのデリケートな衣類を洗うときは「ドライ」コースなど、衣類の素材や洗濯表示に合わせて、適したコースを選びます。

全自動洗濯機を使っている場合、洗濯物の量に合わせて水量も自動で調整してくれる機能を利用できます。

水量に合わせてどのくらいの洗剤を入れたらよいのかも分かるので、表示された量を入れるようにしましょう。

洗濯機が水量を計った後で、自分で水量を調整することも可能です。水量は洗濯物よりも多めに設定した方が、汚れ落ちもよく衣類の傷みも防げますよ!

デリケートな衣類はネットに入れて

いろいろな素材の洗濯物を一度に洗うとき、中にはデリケートな素材の衣類があるかもしれません。

繊細な素材は摩擦によるダメージを受けやすいので、「洗濯ネット」に入れてから洗濯機に入れるのがおすすめです。

洗濯ネットは、洗濯物の大きさに合わせて変えられるように、大きさの異なる物をいくつかそろえておくと便利です。

手洗いで洗濯をする方法

手洗いのマークが付いている、摩擦や色落ちなどが心配な衣類は、手洗いで洗濯した方がよいでしょう。

誤ったやり方で洗ってしまうと、衣類にダメージを与えることになるので、適切なやり方を知ることが大切です。

押し洗い、つけ込み洗いなど洗濯方法

汚れをしっかり落とすために、ゴシゴシ洗いたくなりますが繊維を傷めてしまうのでこすり洗いはおすすめできません。

手洗いのときは「押し洗い」か「つけ込み洗い」が基本です。押し洗いとは、洗剤を溶かしたぬるま湯もしくは水に衣類をひたして、手のひらで押したり持ち上げたりしながら洗う方法です。

力を入れ過ぎると衣類に大きな負担がかかるので、優しく押すようにしましょう。あまり汚れが目立たない衣類は、つけ込み洗いでも十分です。

洗剤を溶かした水かぬるま湯に約15分、衣類をつけておくだけです。押し洗いもつけ込み洗いも、汚れが目立つ部分を表側にすることが、汚れ落ちをよくするポイントになります!

すすぎ、脱水のやり方

洗いが終わったら、洗剤の残りがないようにしっかりとすすぎをします。洗剤が繊維に残ると、衣類にダメージを与えるだけでなく雑菌を繁殖させる原因になってしまうからです。

洗濯液から水道水に入れ換えて、繊維の奥に浸み込んだ洗剤を出すようなつもりでしっかり押し洗いしましょう。何度か水を換えて、きれいになるまで繰り返します。

手洗いの場合も、脱水だけは洗濯機を使った方が簡単です。すすいだ衣類をネットに入れてから、洗濯機で30秒から1分を目安に脱水をします。

しっかり脱水したいところですが、衣類への負担を抑えるために脱水時間は短めにしましょう。

洗濯機で脱水したくないときは、乾いたバスタオルで衣類の水分を吸収するやり方がおすすめです。衣類を雑巾のようにしぼってしまうと、衣類が傷むので注意しましょう。

洗濯に使う洗剤の種類

洗濯のときに使う洗剤や柔軟剤もたくさんの種類が販売されています。洗濯物の素材などに合わせて、適した洗剤を選ぶと衣類の維持や仕上りのよさにつながります。洗濯でよく使う洗剤や柔軟剤の主な種類について紹介していきます。

液体、粉など洗剤

普段使いの洗剤は主に液体と粉末洗剤に分けられます。粉末状の洗剤は、液体洗剤よりも洗浄力が高い物が多いので、皮脂や泥、汗汚れをきれいに落としたい人におすすめです。

しかし、粉末は液体洗剤と比べて溶け残りができやすいので、洗剤が残らないようにすすぎは2回行いましょう。

液体洗剤も適度な洗浄力を持ち、汚れがひどい部分には直塗りできるのがメリットです。濃縮タイプも販売されていてコンパクトなため場所を取らず、すすぎが1回で済むタイプも多くあります。

タオルも柔らかく仕上げる柔軟剤

「繊維を柔らかくしたい」「お気に入りの香りを残したい」そのような理由から、柔軟剤を併用している人も多いでしょう。ほかにも、静電気防止や抗菌など、さまざまな効果が期待できます。

柔軟剤を使うとタオルや衣類がふんわりと仕上ります。柔軟剤は最後のすすぎのときに入れるのが基本です。

全自動洗濯機では柔軟剤の投入口が決まっていて、適切なタイミングで投入してくれますよ!

おしゃれ着洗剤も備えておこう

デリケートな衣類やドライマークが付いている物を洗うときは、おしゃれ着洗剤を使うのが適しています。

洗浄力もマイルドで繊維の縮みや傷みを防いでくれます。香りがよい洗剤も多いですが、洗浄力は強くないので、普段使いにはおすすめできません。

基本を押さえてお気に入りを自宅で洗濯

洗濯は、基本を押さえておかないと失敗することがあるので気を付けたいですね。必ず洗濯表示を確認して、水洗いできるかどうかを確認しましょう。

色落ちの確認やポケットの中身をきちんとチェックすることで、衣類のダメージを抑えられますよ。

洗濯機のコースや水量の決め方はもちろん、適切に洗剤を使い分けることで衣類の傷みを防ぎ、汚れも落とせるようになります。

手洗いについても、コツを押さえておけばデリケートな衣類を洗うときも安心です。洗濯の基本とコツをマスターし、自宅で衣類を洗ってみましょう!

  • 15692
  • 73
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

暮らしに関するお役立ち情報お届けします。節約や子育て術、家事全般、お掃除や収納の詳しいテクニック、ペットとの快適な暮らしのヒントなど、生活に役立つ情報を見つけて…

LIMIA 暮らしのお役立ち情報部さんの他のアイデア

生活の知恵のデイリーランキング

おすすめのアイデア