
狭小住宅をリノベーション!ポイント・注意点を徹底解説♪
今回は、狭小住宅のリノベーションをする際のポイント・注意点についてご紹介しましょう。リノベーションしたいけれど、家の狭さは根本的に変えられないので狭小住宅で我慢しながら住んでいるという方いらっしゃいませんか?実は狭小住宅も、リノベーションで開放感のある暮らしやすい空間を実現することができるので、ぜひ参考にしてみてください!
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狭小住宅のリノベーションはここがポイント!
狭い住宅こそ、リノベーションで室内のイメージを大きく変えられます。開放感を重視し、明るい雰囲気にまとめることが大切になりますが、具体的には何に気をつけたらよいかを以下にまとめました。
■間取りの見直し
狭い家の場合は、間取りの見直しがなんといっても大切です。狭い家がさらに細かく区切られていれば余計に閉塞感が出てしまいますし、間取りそのものだけではなく動線が使いにくいため、無意識に必要以上の狭さを感じている場合もあるでしょう。
間仕切りを減らし、動線をスムーズにして移動を楽にすることで思った以上に開放感が得られます。小さな子供さんのいるご家庭であれば、回遊できる(ぐるぐる回れる)動線を設けるだけでも、子供さんたちがのびのび過ごせるようになるでしょう。
また、間仕切りを減らすことは採光性の向上にもつながります。「家の中がなんとなく暗い」と感じているなら、細かい区切りを取り去るだけでも外からの光が広く行き渡るようになるでしょう。
■ロフトや屋根裏部屋を設ける
狭いからといって、2階建ての家に3階を増床するとなると強度や耐震の面で不安が大きくなりますし、古い住宅であれば法制上増床ができないこともあります。そこで提案したいのが、ロフトや屋根裏部屋の新設です。収納として使うこともできますし、子供部屋や子供の寝室として使うにも手頃な空間が新しく生まれます。ただし、狭小住宅の場合は圧迫感が出ないよう、移動用のはしごや階段の設置に特に気を配る必要があります。
■スキップフロアを設ける
何をやっても狭いという場合は、最終手段として1階と2階の間に中2階のような「スキップフロア」を設けるという方法もあります。住空間の確保のみならず、1箇所の階段の段数が減って万一の事故での危険を減らせますし、空間自体に広がりが生まれますから採光性も向上します。
狭い家のリノベーションで、気をつけるべき注意点は?
狭小住宅のリノベーションでは、広く見せようとするあまり本来必要なものまで省いてしまい、結局不便になってしまうケースも少なくありません。失敗を防ぐために、注意が必要なポイントを以下にまとめました。
■収納は省略しない
収納スペースに空間を消費したくないという気持ちはわかりますが、収納が足りず室内に物をどんどん置いてしまうと、余計に家を狭く見せてしまいます。物はなるべく隠して、視線のばらつきを解消することが開放感を得るポイントです。可能であれば床下収納や壁をくり抜くタイプの収納などを活用し、スペース効率を生かした収納プランを立てるとよいでしょう。収納用のロフトや、屋根裏収納を設けるのも効果的です。
■キッチンの造作はコンパクトに
狭小住宅のリノベーション失敗例で多い箇所がキッチンです。対面式やアイランド式、L字型など、近年流行しているキッチンのスタイルは、実は空間にかなりの余裕を必要とするものが多くなります。それらを狭い空間で実現しようとすると無理が生じ、せっかくリノベーションしたのに人のすれ違いや移動にも苦労することになってしまいます。
可能であれば、システムキッチンなどはコンパクトにまとめた方が、長い目で見て使いやすく飽きのこないキッチンを実現できるはずです。
■快適性を追求するなら、視線を遮る工夫を
狭小住宅は住宅密集地に立地する場合が多く、生活していると近隣の建物や道路からの視線が気になることがあります。実は、狭さに加えてこの状況が暮らしにおける窮屈感を増してしまっているケースも少なくありません。
リノベーションは、そんな生活上のお悩みを解消する絶好のチャンスでもあります。たとえば、1階にあったリビングなどの主要な居住空間を、思い切って2階に移動してみるなどの対策も考えてみてはいかがでしょうか。ご家族がくつろぎながら長い時間を過ごす場所ですから、外の視線が気にならなくなるだけでも快適性がアップし、のびのび過ごせる空間になることが期待できます。
おわりに
いかがでしたか?もともとの面積が狭くても、リノベーションの工夫次第で快適なマイホームを実現できるケースは思ったよりとても多いものです。ちょうど家を改修するタイミングがやってきたなら、リノベーションをきっかけに狭さに関する悩みも少しでも減らせれば嬉しいですね。ただ改修するだけではなく、家をより進化させるリノベーションをこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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