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人気の住宅フルリノベーションをしてみよう!その費用・相場とは?

傷んだ住居の修繕という意味合いの強いリフォームに対し、改修工事によって住居の価値そのものを向上させる目的で行われるのがリノベーションです。そして、その改修工事を住居のほとんどの箇所に施すことをフルリノベーションと言います。近年は、傷んだり古くなったりした住居をフルリノベーションする事例が多くなっていると言われています。こちらをお読みの方の中にも、フルリノベーションにご興味をお持ちの方が多くいらっしゃることでしょう。ここでは、フルリノベーションについて、費用や相場の面からアプローチしていきます。

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どっちが安い?建て替えとフルリノベーション

傷んだり古くなったりした住居を一新する手段としてよく比較されるのが、建て替えとフルリノベーションです。両者の差異は、住居の基礎となる部分を解体するか否かにあります。もちろん、解体するのが建て替えで、解体しないのがフルリノベーションです。その両方を費用の面で比べると、より工事費用を抑えられるのはどちらの方なのでしょうか?ここでは、建て替えとフルリノベーションを費用の面で比較していきます。

建て替えにかかる費用

既存の住居を完全に解体し、その地に新たに住居を立て直すのが建て替えです。フルリノベーションに比べて自由度の高い住居を建てられるのが特徴ですが、一方で費用の面ではフルリノベーションに比べて高くなる傾向があるようです。その理由としては、既存の住居を解体し廃材を処理する費用が加算されるからです。

■フルリノベーションにかかる費用
住居の自由度と言う面では、建て替えに一歩劣りますが、その分費用を抑えることが可能です。既存の住居の構造を利用するため、建て替えに比べて解体にかかる手間が少ないからです。また、廃材も少ないのでエコでもあります。

■フルリノベーションにかかる費用
フルリノベーションには、工事費以外にもさまざまな費用がかかります。ここでは、その大枠をご説明いたします。

■工事費
注文住宅の場合、工事費は坪単価で計算されることが多いですが、フルリノベーションでは建物の広さや工事内容で大きく変わってくるので単価で表すのが難しいと言われています。事例を調べてみると、300~500万円の価格帯のフルリノベーションが多いようです。

■デザイン設計費用
間取りや設備の変更を行うと、デザイン設計費用が別途必要になります。デザイン設計費用は工事費の1割から2割程度が一般的です。

■諸費用
工事費意外に必要になる現場管理費や書類作成費などです。これも工事費の2割弱程度かかります。

■仮住まいの費用
フルリノベーションのような大掛かりの工事になると、工事をしながら住居に住み続けるのが難しく、仮住まいが必要になることが多くなります。フルリノベーションには3カ月から5カ月の工期がかかるので、その間の宿泊費や家賃が必要になります。

費用別!フルリノベーションでできること

フルリノベーション工事にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?もちろんさまざまな要因で変わってくるのですが、ご参考に費用ごとに目安をまとめました。

■500万円以下でできること
住居の一部を構造体のみのスケルトン状態にまで解体し、間取りの変更を行う、耐震性や防火性を向上させたりなどが、この価格で実現できる可能性のあるフルリノベーションです。より具体的には、一戸建てでは、一階を細かく仕切る壁を撤去しリビングやダイニングの拡張、また住居の一部をスケルトン状態にまで解体することで基礎を打ち直し、現代の耐震基準を満たすレベルまで床や壁を補強することなどができます。

■1,000万円以下でできること
600万円ほどの予算があると、上述の間取り変更や防火、耐震性能の向上に加え、給排水管の工事が可能になります。さらに予算に余裕があるのなら、デザイン性にこだわったり、外壁や屋根なども含めた住居の構造的な部分をリノベーションしたりできるようになります。

事例から知る!フルリノベーション費用

フルリノベーションにかかる費用を具体的に把握していただくために、いくつか事例をご紹介いたします。ぜひ、みなさまの参考にしてください。

■築37年の住居をフルリノベーション
購入した中古住宅に居住する前にフルリノベーションした事例です。施工前はそれぞれ独立した和室と居間、台所でしたが、敷居を可能なかぎり撤去し、20帖のLDKに間取り変更を行いました。畳は全てフローリングに、壁は白のクロスに張り替えを行い、撤去できない柱や筋がいには、補強を施したうえで、デザイン化しています。工事にかかった費用は約200万円でした。

■築42年の住居をフルリノベーション
7Kと細分化された間取りに不満を感じフルリノベーションを実行した事例です。構造上、解体不可能な壁を撤去し、5LDKに間取りを変更。新設したリビングは、開放的で広々とした空間にデザインされ、バスルームやキッチンなどの水回りも一新されました。6部屋あった和室も、全て白を基調とした使いやすい洋室にリノベーション、スローライフを満喫できる住居に仕上がっています。これらの工事にかかった費用は約900万円でした。

おわりに

建て替えに比べると、フルリノベーションは7割程度の予算で行えるようです。しかし、必ずしもそうなるわけではありません。住居の基礎部分の傷み具合によっては、むしろフルリノベーションの方が建て替えよりも費用がかかってしまうケースも散見できます。まずは見積をとって、適正価格を探ってみるとよいでしょう。一括見積を利用すれば複数の業者さんの見積を一度にとれますから、比較検討もしやすくなります。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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